毛細血管拡張症 赤ら顔 の治療
赤ら顔 毛細血管拡張症で悩まれている方も多いと思います。
当院の治療方針についてご理解いただければ幸いです。
毛細血管拡張症 赤ら顔
毛細血管拡張症は、何らかの原因で、皮膚の浅い部位を通る血管が拡張した状態です。
寒いところから、暖かい室内に入ったときに赤くなったり、緊張などによる精神的刺激によって赤くなるなど、様々な要因によって、症状が惹起されます。
なぜ、赤く見えるのか
赤ら顔や、毛細血管拡張症が赤く見えるのは、血流のスピードが遅くなっているため。
赤く見えているから、血液が集まっているようで、血流が良いように見えるのですが、そういうわけではなさそうです。(運動しているときなどの紅潮とは、分けて考えてください。)
通常、血流が良い状態というのは、皮膚は白く見えるものです。赤血球が 血管内をある一定スピードで動くことで、皮膚表面では、あまり赤みを強く見せるということはないのが通常です。頭皮が良い例です。炎症などが起こっていなければ、頭皮の良好な状態は、むしろ青白く見えると思います。髪に隠れているため日焼けなどしにくいから、なおさら分かりやすいと思います。
ところが、皮膚の血流が、何らかの形で悪くなると、毛細血管は、あまり出来のよくない血管でも作って、血流を確保しようとしてしまいます。このような毛細血管は、赤血球の移動スピードも低下し、そもそもの移動距離も増えるわけなので、単位面積内の赤血球量も増えてしまいます。これによって、赤く見えているわけです。
同じようなことが、お酒を飲んだ際にも一時的に見えます。お酒を飲むと、一時的に血管が拡張し、血圧が下がります。そうすると、赤血球の移動スピードが低下することで、単位面積内にある量が増加します。やっぱり赤く見えます。
見えている血管をつぶすのか、新しい血管を作るのか。
血流が悪くなっていることで、毛細血管が増えている,拡張している状態が赤ら顔,毛細血管拡張症の病態だとすれば、治療法は、おのずと決まってきます。
- いらない血管をつぶす。
- ちゃんとした血管を作る。
- 血流を良くする。
3通りの治療方法があるということです。
拡張した毛細血管をつぶす。
一般的な、赤ら顔,毛細血管拡張症の治療は、「いらない血管をつぶす」ことを目標にしています。赤血球に吸収されやすい波長を使った治療器を使用して毛細血管を破壊していきます。当院では、赤ら顔の治療に以下の光・レーザー機器を使用しています。
- 光治療(BBL’s)
- ロングパルスYAGレーザー(TATTOO STAR effect combo)
- ダイオードレーザー(メディオスターmixT)
書いてみると、案外簡単そうに感じてしまうかもしれません。しかしながら、そうはいかないのが、赤ら顔,毛細血管拡張症の治療です。毛細血管は、単なる1本線で出来ているわけではありません。複雑に網の目状に繋がっているのが普通ですから、血管の一部をつぶしたとしても、他の道筋で血液が流れてしまうため、治療回数がかかることになります。
一回の治療効果を高めるために、高い出力で行えば良いように思うかもしれませんが、必要な血管まで治療してしまい、皮膚の陥凹が出来てしまうことさえあります。
良い塩梅で、あわてず、治療をしていくことが必要なのです。

毛細血管はネットワークを組んでいます。

途絶させても、側副血行路を通して血流が回復します。
上記の治療は、各種レーザーを併用したコンビネーションプログラム「混合シミ改善プラン」の中に含まれます。
まず治療を開始してみたいという方には、オススメです。 → 混合しみ改善プラン
今までレーザーを受けてきたが、改善が乏しかった方に試していただきたいのが、グロスファクター皮膚再生療法↓です。
新しい血管を作り、赤ら顔を改善させる。
皮膚から見える毛細血管,(それが血管状に見えないものであったとしても)それがあることには、理由があるはずです。何らかの原因によって、弱弱しくても血管を作らなければいけなかったわけです。栄養が十分に行き渡るための血管がダメになってしまったのか、皮膚が弱くなったために、血管を必要としたのか、色々あることでしょう。
このような見地で考えた場合、新しく ちゃんとした血管さえできれば、側副血行路を使用する量は減ってくれるはずです。
グロスファクター皮膚再生療法は、ヒト由来成長因子製剤を使用し、新生血管を造成させ、線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンを増やしていきます。しっかりした肌になるとともに、血流の改善が期待できます。当院では、比較的高い割合で、毛細血管拡張症の改善が見られています。
絶対的な治療とはなりえませんが、新たな選択となりえると思います。
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赤ら顔の治療は、色々と難しい面があり、治療法も、1面だけを考えるのではなく、多方面からのアプローチが必要です。
紹介した治療法は、決定的な治療法ではありませんが、それぞれ効果的なものであり、症状によって治療法の選択が異なっていきます。 状態に合わせた治療法を柔軟に提供できるよう、今後とも努力していきたいと考えています。

