育毛と生活習慣

公開:2013年9月23日

更新:2013年9月24日

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こんにちは。ソララクリニックスタッフの佐藤です☆

今回は生活習慣と毛髪の関係性について書いていきたいと思います。

秋は年間で一番抜け毛が増える時期と言われています!

それはなぜか…

その原因は「秋」ではなく今まで過ごした「夏」にあります。

・夏のうちに汗によって頭皮に皮質が増え、毛穴に汚れがたまっていく。

・強い紫外線がの影響で、頭皮にダメージを与え血行が悪くなる。

・夏バテなどからくる食欲不振のため、栄養が髪まで行渡らない。

気温差や気候の変化によるストレス

ストレスは自律神経の交感神経を緊張させ、末梢血管を収縮。
自律神経のバランスを乱すことでホルモンバランスに悪影響を与え薄毛になる要因になります。

アルコールの過剰摂取(冷たいビールなど)

体内でアルコールを分解するときに、システィンというアミノ酸が使われます。
髪のケラチンを構成する18種類のアミノ酸の一つで、もっとも含有率の高いもので、これが多量に消費されると髪を作る材料がなくなります。
アルコールは肝臓で毒性のあるアセトアルデヒドを経て、無害な酢酸に分解されますが、アセトアルデヒドの分解が間に合わなかった場合、
血流にのって体内を循環し、脱毛を促進させるホルモンDHT(デヒドロテストステロン)を増加させる恐れがあります。

熱帯夜での睡眠不足

睡眠中(22~2時の間)に皮膚細胞や毛髪の成長が促進されるので、睡眠不足や不規則な時間帯の睡眠は成長ホルモンの分泌が抑制され
毛髪の成長を遅らせる要因になります。

朝のシャンプー、暑くて湯船に浸からない

夜に気温が低くなってくると、昼間大量にかいた汗に含まれている頭皮の皮脂が冷えて固まり毛穴に詰まりやすくなってきます。
そこで、浴槽にお湯をため、きちんと浸かって頭皮の皮脂を浮かせて取り除きやすくし、その後でしっかりシャンプーことが大切になります。
しかし、洗い過ぎは逆に皮脂の分泌を増やしたり、頭皮を痛める原因に。1日1回夜に洗うようにしましょう。
朝シャンプー洗髪すると、頭皮を守ってくれる皮脂膜が取り除かれ回復するのに4~12時間かかります。
その状態で外出すると紫外線などで頭皮を傷つけ抜け毛の原因になります。

糖質(アイス)や脂質(焼肉など)の多い食事を好む

糖分を過剰に摂取すると血中で脂肪へと変わり余分な皮脂分泌を引きおこします。また、脂質や刺激物、レトルト、塩分の多い食事などを多く摂取すると、
体液が酸性に傾き血液がドロドロに。その結果、末梢血管の血流が悪くなり髪への栄養補給が難しくなることもあります。皮脂の分泌もさかんにしてしまいます。

夏場は上記のような生活習慣になりやすいので結果的にダメージが蓄積し、秋の抜け毛へつながる形になります。

【健康な毛髪を育てるために】

必須アミノ酸を多く含む大豆製品、玄米、イモ類などの植物性たんぱく質をとることをおススメします☆

ビタミンA… レバー、ウナギ、アナゴ、シソ、モロヘイヤ、人参など

ビタミンB… レバー、魚介類、卵、大豆、乳製品、葉菜類など

ビタミンC… 柑橘類、イチゴ、パパイヤ、赤ピーマン、ブロッコリー、小松菜など

ビタミンD… 魚介類、卵類、キノコ類(特にマグロの脂身、カツオは含有量が多い)

ビタミンE… ひまわり油などの植物油、アーモンド、ナッツなど

ビタミンF… 植物油、昆布、ワカメなど

パントテン酸… レバー、納豆、鶏肉など

足りない栄養素はサプリメントなどで補ってあげると効果的です!!!(^^)!

タバコを吸う人の場合、吸わない人と比べるとビタミンCの消費量はなんと1.4倍にもなります。
ビタミンCの貯蔵量が少なくなると、コラーゲンの生成がうまく行われず、頭皮や髪をつくる細胞同士の結びつきが弱くなるため
健康な頭皮と髪が育ちにくい環境になってしまいます。

また、ニコチンは血管を収縮させる働きがあるので、毛乳頭に行く血液が少なくなり成長に必要な栄養分も減少してしまうので
同じ治療内容でも効果の出かたに差が出てきます。
育毛や発毛を考える方は並行して禁煙していただくとより良い結果に結びつきますよ!(^^)

抜け毛・薄毛でお悩みの方は、まず自分の生活習慣や嗜好品などをしっかり把握することが重要になってきます。
そこを知ることで改善点が見つかり気を付けることができるので、意識することで抜け毛や薄毛の予防に繋がってきます。

それでもお悩みの際は一度当院の受診をオススメします。

当院では、毛髪再生治療でお薬~局所治療まで、様々なニーズに対応できるようご用意させていただいております。
気になる方は当院スタッフにお尋ねください。