脳内の神経細胞,ニコチンで再生

公開:2010年12月24日

更新:2021年2月2日

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タバコの葉に含まれる有害物質「ニコチン」に、脳神経細胞の再生を促す効果があるこ とを、金大医薬保健研究域薬学系の米田幸雄教授らの研究グループが23日までに確認し た。動物の脳細胞にニコチンを加えると、神経細胞ができる割合が増加した。研究グルー プによると、人間に適用できれば、アルツハイマー病など、神経細胞の脱落に起因する病 気の予防、治療法開発につながる可能性があるという。

2010/12/24 08:08   http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20101224102.htm【北國新聞】より引用

以前から、タバコを吸うとアルツハイマー病や、パーキンソン病になりづらいという指摘がありました。

これをもって、タバコを吸う言い訳にしてみたりしていたわけですが、今の時代はそんなことも言えなくなりました。

記事を読むと、ニコチンで脳神経細胞が再生されるということが書いてありますが、

喫煙によるニコチン摂取は、デメリットのほうがはるかに大きいということですから、ますます愛煙家には、辛いところですね。

さて、当院では、禁煙補助薬 チャンピックスの処方も行っています。

年末年始を使って、禁煙にチャレンジしてみるのもいかもしれませんね。