夏 ダメージが蓄積していく季節です。

公開:2012年7月27日

更新:2016年1月14日

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一時期は、7月とは思えないぐらい肌寒くなっていましたが、
もはや、夏本番となって来ました。

27日も各地で晴れて気温が上がり、関東や東海などですでに35度以上の猛暑日になっている他、北海道から沖縄まで広い範囲で30度以上の厳しい暑さになっています。気象庁は、こまめに水分をとるなどして熱中症にいっそう注意するよう呼びかけています。

35度以上とは、もはや体温です。熱中症対策を心がける必要があります。
そこで、昨今省エネが盛んに言われていたこともあり、夏の電力需要も切迫してくる予想がするため、クーラーの温度設定も、28度設定を推奨されるなど、とてもこの暑さを乗り切るにはつらい状況となっています。

そこで、(節電の槍玉に上がる)エアコンの設定と、消費電力には、どうやら、言われていることとは違う状況のようです。

「こまめにエアコンを消して節電対策」

エアコンは、起動するときに消費電力が最大にかかるそうです。
つけたり消したりすると、消費量は、つけっぱなしよりも高くなることにもつながります。更に、部屋を冷却中は、電力が高くかかりますが、設定温度まで下がれば、それを維持していくだけになりますので、消費電力は少なくなります。

つけたり消したりすることで、そのたびに部屋を冷やしなおすことになるため、消費電力は高くなるようです。
こまめに消すことで、節電に協力しているつもりが、大量消費しているとなれば、皮肉としか言い様がありません。

 


 

節電の影響もあって、体力を消耗してしまう今日この頃です。
肌の状態を崩される方も多くなってきていると思います。

そこで、弱ってきた肌を回復させる治療法を紹介。

紫外線のダメージが蓄積した肌は、7月頃はまだわからなくても、8~9月ごろになると、其のダメージの蓄積がピークになり、しみが濃くなるのも8,9月がピークになります。シミやくすみの原因となるだけではありません。真皮のコラーゲンやエラスチンを変質させ、シワやたるみなどの「光老化」を引き起こす原因となるのです。

紫外線ダメージから、いち早く肌を回復させる方法として、以下の方法をピックアップしてみました。

ヒアルロン酸導入+プラセンタエキス

紫外線からくるダメージは、しみを増やすだけでなく、シワやたるみをも引き起こしてしまうもの。
しかし、人間には、ダメージを追った組織を修復する「自己治癒力」が備わっています。

若い頃は、十分な治癒力があるので、特に問題にはなりませんが、年令を重ねるほどに其の力は衰えていきます。
治癒能力以上のダメージが蓄積されていくことで、シワ・たるみ、しみができてくるとも言えるでしょう。

そこで、その自己治癒力を賦活させる良い方法として、プラセンタ(胎盤療法)。
若返り治療のスタンダードとして、長く使用されている薬剤です。肌の若返りはもとより、健康増進などの目的に使用されています。

クライオエレクトロポレーションで、肌に直接導入していきます。ちょっとプラセンタ特有の香りがしますが、
肌の若返り効果を十分実感していただくことができると思います。

その上で、ヒアルロン酸も一緒に肌に入れて行きます。肌のダメージが蓄積していくと、肌の保水能力も低下していきますので、かさつきなどの原因となっていき、治癒能力にも影響していきます。十分な保水能力を得るために、ヒアルロン酸導入を行うことで、 保水能力を高め、肌を良い状態にしていきます。

高濃度ビタミンC点滴療法

がん治療にも使用されている「高濃度ビタミンC点滴療法」。

肌の再生には、コラーゲンがちゃんと作られなければいけません。この「コラーゲン」を作る際にビタミンCが大量に消費されます。風邪をひいたり、ストレスを感じているときも、ビタミンCは使われてしまいます。だから、体調がすぐれないときには、肌の状態も悪化してくるのです。
そこで、消費されてしまうビタミンCを大量に点滴で補給します。吸収率は、口からの摂取の約5倍です。経口摂取では取れないほどの大量のビタミンCをとることで、ダメージを受けた肌の修復を助けます。

暑さによって、体調管理が厳しくなり、それがストレスとなって肌に負担をかけることもあります。
ストレスを緩和しようとする際にも、ビタミンCは大量に消費されていきます。ストレス対策としても、高濃度ビタミンC点滴療法は、最適な方法の一つです。

 グロスファクター皮膚再生療法

成長因子が肌再生のカギです。当院で最もリピート率の高い治療法。

肌の再生に必要な成長因子を、肌に直接導入していくことで、コラーゲンやエラスチンなど肌の構成要素の再生を促し、若々しく促していきます。
年令を重ねるごとに、皮膚内の成長因子の量は、どんどん少なくなっていきます。線維芽細胞など、肌の修復を促す細胞の能力低下へとつながり、シワ、たるみの原因となります。成長因子を定期的に補い、肌の修復力を回復、維持させていくことは、その場凌ぎではない根本的なアンチエイジング治療の一つとも言えるでしょう。