にきびの重症度分類

症状の重症度別の基本治療方針

にきびの治療では、症状によって治療方針も異なり、ニキビ痕などの心配もでてきます。早い段階で治療を行っていくことで、その後の結果が大きく左右されます。

1度 毛穴に皮脂やアカが詰まった状態。面皰(めんぽう)と呼ばれます。白ニキビ、黒ニキビ。
①比較的軽度なニキビの治療
2度 詰まった毛穴にアクネ桿菌が増殖して炎症を起こした状態。赤い丘疹(きゅうしん)ができます。赤ニキビ。
②中等度のニキビ治療
3度 アクネ桿菌の活動が活発になり、化膿した状態。膿疱(のうほう)や膿腫(のうしゅ)と呼ばれます。
③重度のニキビ治療
4度 1~3度を繰り返し、ニキビが慢性化した状態。集簇性ざ瘡(しゅうぞくせいざそう)と呼ばれ、皮膚が厚くなりデコボコしたニキビ痕が残ります。局所性の免疫異常や体質が関係しているといわれます。
③重度のニキビ治療

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