ケミカルピーリング剤にはどのような種類がありますか?

ケミカルピーリング使用薬剤例として次のような薬剤が挙げられます。

AHA(グリコール酸、乳酸)、トリクロロ酢酸(TCA)、サリチル酸、ジェスナー液、レチノイン酸、ベーカーゴードン液、フェノール など。

これらの薬品を疾患や状態に合わせて使用する際、薬品の濃度を変えたり、数種類の薬剤を組み合わせたりします。

日本人の肌にはグリコール酸が比較的安全のため、当院では主にグリコール酸・乳酸を使用しています。

当院では 現在 TCAを主成分とするピーリング剤を使用しています。従来のTCAピーリング剤から改良され 多少の皮剥けがありますが、従来以上の効果を発揮させることが可能となってきました。

何れにせよ 皮膚の状態でピーリングの深さは変わってきますので、担当者は常に注意を払いながら施術を行います。