そばかす・雀卵斑の治療

光治療と同等のダウンタイムで効果の高いレーザー治療

そばかすの除去治療

そばかすは 雀卵斑(じゃくらんはん)といいます。雀の卵の殻の模様に似ていることから名称がついています。

5~6歳頃から 両頬に出現してくることが多く 思春期頃に最も強く出てきます。常染色体優性遺伝の遺伝形式を取ると言われています。

純粋なソバカスだけなことは少なく 殆どの場合は 日光性色素斑(いわゆるシミ)と混在していることが多いです。

そばかすを消すにはルビーフラクショナルが最適

ルビーフラクショナルそばかす治療には、Qスイッチレーザーや 各種光治療 この辺りが最も多く行われている方法です。そばかすを消していくために 最もお薦めする方法は、ルビーフラクショナルです。

被覆材で覆う必要がありません。

通常のQスイッチレーザーでは 照射後治療部位を被覆材(ガーゼ等)で覆い 回復させなければいけません。更に レーザーに伴う炎症後色素沈着も起こることが有ります。そのため安易にソバカスを消すためとはいえ 通常のQスイッチレーザー治療を選択しづらい点があります。

ルビーフラクショナルは 被覆材で保護する必要が無いので そばかすを消していくために最適な選択肢の一つです。

光治療は 日常生活への影響は最小ですが・・・

炎症後色素沈着などのリスクを軽減したい場合には 光治療が良いでしょう。しかし ソバカスの除去を考える際には もう少し効果がほしいところです。

そこで、Qスイッチレーザーに準じる効果がありながら、光治療並みのダウンタイムで受けることが出来る機器が登場しました。ルビーフラクショナルです。

ルビーフラクショナルは 双方の利点を活かした治療が可能です。

ソバカスの治療の際には 被覆材を貼る必要がないので、治療後も直ぐメイクをして帰宅することが出来ます。この点は光治療並みの気軽さで受けることが出来ます。また、治療器のベースは実績のあるレーザーですので、効果は折り紙つきです。

ルビーフラクショナルとは

ソバカスを消していくためには ルビーフラクショナルによる治療が最適と書きました。さてルビーフラクショナルとは何でしょう。

「フラクショナル」とは

「フラクショナル」の意味は分割された という意味です。従来のレーザーは面で照射しますが、点状に分割して照射することで 治療部位と未治療の部位をわざと作ることで ダウンタイムや副作用を軽減することが出来ます。1度に照射しませんので 治療回数も分割されて増えますが、従来よりも強い治療もフラクショナル化することで 可能となってきました。

ルビーフラクショナルは総治療期間短縮に繋がります。

従来は炎症後色素沈着などのリスクを持ちながら治療を行う必要がありました。しかしルビーフラクショナルは  フラクショナル化することで副作用を起こす可能性を限りなく低減し 回復期間を大幅に短縮たため 総治療期間を大幅に縮めることが出来ます。

詳細はこちらを参照ください。 ルビーフラクショナル

ソバカスだけではないかもしれません。

実際の治療では そばかすしか無い ということは稀です。当然 日光性色素斑や他のしみ また真皮メラノサイトーシスが隠れている場合もあります。ルビーフラクショナルはこれらのシミ・アザにも効果的です。しかしながら、場合によって 他の機器を使用したほうが効率的な場合もありますので、担当医にご相談ください。

そばかす治療を検討されていらっしゃる方へ

そばかすの治療では、ルビーフラクショナルなどを使用することで、被覆材を使用しないで 除去を進めていくことが可能です。

そばかすを消すことを検討されていらっしゃる方々に 良い選択肢を提供できれば幸いと考えております。

そばかすを消すための美容皮膚科としての役割

そばかすを除去 薄くしていきたいと誰もが思うことでしょう。美白用化粧品などを日常的に使用しても 薄くなることはあっても無くなることはありません。そばかすを消していくためには 皮膚科・美容皮膚科での光・レーザー治療しか無いことも 事実です。

そばかすの範囲・個数だけでなく 生活スタイルによって 選択できる治療法は異なります。各々の状態に合わせて 柔軟に治療法を選択できる体制を整えることも 当院の使命と考えております。

Qスイッチレーザー

そばかすをピンポイントで消してしまいたい 少ない回数で除去したい場合に選択する方法です。治療後被覆材を必要としますが、少ない回数で除去することが出来ます。

以下の治療法と比較すると 炎症後色素沈着などのリスクは有りますが、出来るだけ少ない回数でそばかすを除去したい場合には 最適な選択肢です。

被覆材を2週間貼って頂く必要が有るため、重要な予定が無い時に行なうようにしましょう。

当院では Qスイッチルビーレーザー QスイッチYAGレーザーを導入しております。症状に合わせた治療を行なうことが出来ます。

光治療から完全移行しました。

光治療は 被覆材を必要とせず 広範囲を一気に治療していくことが出来ます。治療回数がかかりますが、日常生活への影響を最小限度に留めながら そばかすを薄く消していくことが出来ます。

そばかすを消したいが 被覆材を使用したくない。このような方には良い選択肢となります。

しかしながら、ルビーフラクショナルでの治療を導入したことで、光治療以上の安全性を確保しつつ 光治療以上の効果が得られることとなり、現在では、光治療からルビーフラクショナルへ全面移行しました。

ルビーフラクショナル

フラクショナルQスイッチルビーレーザーは、上記Qスイッチレーザーの効果と光治療の簡便さの両方の利点を持つ 最新治療です。Qスイッチレーザーの高い効果をベースとしながら 光治療並みの安全性で 照射当日からのメイクまで可能としています。光治療では 反応したシミがカサブタ状になってきますが、ルビーフラクショナルでは それさえもありません。

そばかすを薄くするためのホームケア

そばかすは 常染色体優性遺伝であるため、レーザーや光治療で 消したとしても 再発してくることがあります。そのため レーザーで一気に取り除くだけでなく 定期的なメンテナンスを行い そばかすが消えている状態 薄くなっている状態を維持していく様にしていくべき と言われることもあります。

そこで 自宅でのスキンケアによって より良い状態を維持していくことが重要です。

紫外線は年中防御

そばかすにかぎらず シミを薄くしたい・消したい と思っている方々には 紫外線は大敵です。何しろ 紫外線が そばかす・シミを濃くしてしまう大きな要因です。ほとんど原因 と思って頂いて構わないと思います。

しみ・ソバカスを気にされている方は 紫外線対策を十分に取る必要があるのです。

日焼け止めは 夏冬限らず 日常的に年間通して使用しましょう。曇でも紫外線の量はそれほど低くなるわけではありません。日常的に日焼け止めを使用し ソバカスが濃くなる要因を減らすことが重要です。

そばかすを消したい・薄くしたい と治療に来られる方は多いのですが、治療後 「何日したら日焼けしても大丈夫ですか?」と聞かれることも 稀ではありません。日焼けはシミ・ソバカスを刻する大きな要素です。シミ・ソバカスを治療するからには、日焼けは出来る限り避けるようにしましょう。

ルビーフラクショナルで今まで以上のシミ・アザの改善が可能

ルビーフラクショナル顔のシミ,真皮メラノサイトーシスのようなアザ(痣)では、光治療器では、難しいこともあります。

当院では、最新のフラクショナルQスイッチルビーレーザーを 日本初導入し、通常のシミだけでなくADMなどのアザにも高い効果を発揮しながらも 日常生活への影響は最小限度になりました。。通常のレーザー治療では必要であった照射後の被覆材も、このレーザーでは必要ありません。照射後の色素沈着などのリスクを軽減することに成功した 新しいタイプのQスイッチレーザーです。