ホクロ除去治療
初診でホクロ除去を希望される方の受付を中止しています。
2024年8月24日
混雑緩和のため、初診の方のホクロ除去治療の受付を中止しております。
当院の定期的な治療を継続されている方に限り、その治療と並行して行ないます。
誠に申し訳ございません。
ご理解いただければ幸いです。
院長 佐藤
ホクロの除去は、簡単そうに見えて、大変奥深いものです。
他院では
(※例)「1回でほくろ取れます」「ホクロ一個3750円」「ほくろ除去3分」
等、簡単な施術のように宣伝しているところもありますが、
当院では、そのようにして行うことは出来ません。
取るだけであれば、簡単です。
できるだけ痕が目立たなくなるように取る。それによって意味合いは異なってきます。
当然残さず取るということも、必要な感じがしますが、実際には、痕を出来るだけ残さずに(最小限度になるように)取ることのほうが、重要です。
※当院での治療は全て保険適応外の自費診療となっています。
この記事の目次
ホクロ除去の流れ
ほくろの除去の際には、できるだけ正常組織を残しながら、陥凹変形をできるだけ残さないように取り除いていきます。

① ほくろ除去の際には、必要最低限の侵襲に留めておくことが重要と考えています。

② できるだけ正常組織を残すように、ほくろを除去していきます。

③ 最小限度の傷跡となるように回復させていきます。治療後のケアも重要になる点です。
大きなホクロほど できる限り最小限度の傷跡とするためには、複数回の治療が必要になる場合があります。
ホクロ除去に使用する機器
ほくろの除去に各種レーザーを使用して取り除きます。
ホクロ周囲の組織へのダメージを最小限度にとどめながら、ホクロを取り除くことが、回復期間の短縮と、傷跡を最小限度にすることに繋がります。
エルビウムヤグレーザー 正常組織へのダメージを最小限度にホクロを除去

東北初導入の最新機器です。
エルビウムヤグレーザーは、正常組織へのダメージを最小限度にしながらホクロを除去することができるレーザーです。CO2レーザーなどと比較し、回復が早く仕上がりもキレイです。
ルビーレーザー Q-switched Ruby LASER
非常に短い時間にレーザーを高出力で照射することでメラニンを持つ細胞を選択的に破壊し、周囲へのダメージを最小限度にする機種です。ほくろ除去の仕上げに使用します。
PQXピコレーザー pico second LASER

第三世代ASPテクノロジーを搭載した最新ピコレーザー。
非常に短い時間に高出力で照射し、色素を持つ細胞を選択的に破壊。周囲へのダメージを最小限度に抑えます。
ブルーレーザー Blue LASER
波長450nmのレーザー光は、ヘモグロビンとメラニンへ吸収されます。パルス幅を可変させることで、高い蒸散効果と、止血効果 メラニンを多く含む細胞の除去を行なうことができます。
機器の選択について
皮膚損傷が少ないということと、目的の深さまで削るということに対しては、通常のCO2レーザーよりも、エルビウムヤグレーザーはコントロールしやすいという利点が挙げられます。 多くのクリニックで採用されるCO2レーザーと比較し、エルビウムヤグレーザーは 赤みが比較的少なく回復も早い等のメリットがあります。
深いホクロには 色素に反応するレーザーでメラニンを持つ細胞を破壊
深いほくろの場合、表層のほくろを削りとった上で、必要に応じて更に色素に反応するレーザーを使用して、メラニン色素を持つ細胞を破壊します。陥凹変形を出来る限り軽減させる手段の一つです。ルビーレーザーを併用した治療は、回数は増えますが、仕上がりがより良くなります。

① ほくろが深い場合には、複数回に分けて治療を計画します。

② Er-YAGレーザー,高周波ニードルで、陥凹をできるだけ避ける程度の深さまで削ります。

③ ほくろの下面に,ほくろの細胞が残ります。ルビーレーザーを使用して,色素細胞のみを破壊していきます。

④ その後、すこしずつ回復していきます。陥凹変形,瘢痕を最小限度にしながら、回復させていきます。
ホクロ除去は、場合によって複数回必要
ほくろの除去は、1度の治療で、全て取りきらなければいけないという、暗黙の縛りがあるように感じることがあります。
実際には、1度の治療で取りきれることがほとんどなのですが、深いほくろ, 大きなホクロでは 全部を1度に取ろうとすると、瘢痕化、陥凹変形を残すことになります。
1度で、取ろうと削り過ぎると、あまり良い結果が得られませんので、必要に応じて、複数回に分けて治療を行うようにしています。
再発することがあります。
ほくろの除去治療では、絶対再発させないように取ることももちろん可能です。ほくろより大きめに取り除けば良いのです。
しかし、そんなことをすれば、陥凹してしまいます。
そこで、拡大鏡を用いて、出来る限りギリギリで、ほくろを取る必要があります。正常皮膚をできるだけ残しながら、目的のホクロのみを取り除くことになります。ですので、意外と時間がかかります。
ギリギリでホクロを除去すると、どうしても場合によって、ほくろの細胞の一部が残ってしまうことがあります。その際には、部分的に出てきますので、再度治療を行うことになります。
何はともあれ、再発しないように取ると言うよりも、陥凹変形を出来る限り起こさないように・傷跡を最小限度に留めるように、再発の可能性は多少ありますが、ぎりぎりで取るようにしていきます。
最低3か月 間隔をあけます。
複数回の治療が必要な場合には、ある程度治療部位の回復を待つ必要があります。
組織の回復のために 次の治療までは 最低3か月開けて頂きます。
悩ましい期間ではありますが、ご理解いただければ幸いです。
ほくろ除去後のケアが重要です(でも簡単です)
ほくろを除去した後は、皮膚が欠損した状態になります。そのまま乾かしてしまうと、普通に治る可能性があったとしても、凹凸が出てしまうことに成りかねません。
そこで、傷の治りを良くする 創傷被覆材を 全例で使用しています。傷が回復するのに最適な環境を 創傷被覆材が提供してくれます。
保護の期間は2週間をお願いしています。
創傷被覆材を使用している最中は、通常特に張り替え,消毒などの処置は必要ありません。ほくろ除去後の傷の安静を図るという意味でも重要になります。
むしろ消毒は、傷の治りを遅らせる大きな要因であることがわかっています。できるだけ触らずに、回復を待つことが必要です。
治療後しばらくは、赤み、色素沈着が残ります。
ほくろといっても、皮膚そのものです。これを取りますから、大なり小なり、それなりの痕跡は残ります。
ほとんどわからなくなるまで回復することを目標としますが、最小限度に留まるように、治療計画を立てていきます。
ほくろを除去した痕は、しばらくの間 傷が治る過程と同様に、 「赤み」が残ります。
赤みの引く期間としては、個人差もありますが、1~6ヶ月~程かかる場合があります。徐々に赤みは減少していきます。
赤みといっても、ほくろよりは目立たなくなるわけですが、赤みが減るまでに少々期間が必要なのです。
ほくろ除去治療は、無理をしないで、少しずつ
ほとんどのほくろ除去治療は、ほぼ1回の治療で終わってはいますが、深いほくろの場合には、1回で取り切るようなことはせず、複数回に分けて治療をしていきます。
また、たくさんのほくろを1度に取ることは、基本的には、お断りしています。これは、初回では特に、赤みがどのような過程で引いていくのか、ご本人は、まだ経験していないためです。1度でも、治療をしてしまえば、赤みがどのようなスピードで減少していき、ほくろ除去後の痕が どのように回復していくのかわかるのですが、初めて受ける時に、たくさん取ってしまえば、もしそれが全て赤い跡を残し、かつ数カ月にわたって赤い状態になっているとすれば、最終的に回復するにしても、その期間中は、あまり精神衛生上 双方ともよろしくありません。
そこで、初回は、ほんの数個にとどめて、その後も、何回かに分けて少しずつ除去していくように お願いしております。
慌てて、一気に何個も取らないこと。これが安全です。
ホクロ除去後の傷跡治療
当院では ほくろ除去後の痕を出来る限り最小限度に留めることを第一として ホクロの除去を行なっています。
これは ほくろ除去を安易に行うことで その後の痕が大きくなるだけでなく、ほくろ除去後の痕は修正することが難しいためです。他院でほくろ除去を受けられたことが有る方の中には、ほくろ除去後の傷跡に悩まれていらっしゃる方も有ることでしょう。このこともあり、当院では できるかぎり傷跡を最小限度に留めるように 細心の注意を払いつつ行ないます。
意外と多い 他院治療後の傷跡修正
当院のような方針は 大きくホクロを取り除く施設と比べると 再発のリスクは高くなります。しかし、大きくホクロを取り除くことは 手技的にも簡便であり、再発のリスクは低いのですが、除去後の痕に悩む可能性は高くなります。
他院でのホクロの除去後の傷跡の修正を希望される方が意外と多いこともあるため、治療方法について説明したいと思います。
ほくろ除去後の傷跡治療の方法
ほくろ除去後の傷跡修正には 通常フラクショナルレーザーを使用し 瘢痕部分を取り除きつつ 周囲の皮膚との境をぼかしていきます。陥凹が大きい場合には 皮膚深層の結合織を剥離し(サブシジョン) ヒアルロン酸などの注入材を用いて 陥凹部分を隆起させます。
根気強く治療を進めていく必要がありますが、上記の方法で少しづつ目立ちづらくしていくことが可能です。
何れにせよ ホクロ除去の段階で 出来るだけ目立ちづらいように 取り除くことが重要なのです。
傷跡の治療一般についてはこちらを参照ください。
料金表 ホクロ除去
| 1回1ヶ所あたり | |
| 長径4mmまで | 22,000 |
| 長径4mmを超える場合 1mmにつき |
+5,500 |
- 2回目以降も初回の測定値で算定されます。
- 1回でほくろを除去することを保証しません。複数回必要なことも少なくありません。
- 1回で完璧に除去し、絶対傷跡を残さず除去することは、不可能です。
- 傷跡は、できる限り最小限度になるように行ないますが、全く何の痕跡を残さないように除去することはできません。
- 治療を受けた直後にキレイになりません。回復期間のケアが必要です。
- 大きなホクロ 深いホクロほど 最小限度の傷跡とするためには、治療回数が必要になります。
ホクロ除去 よくあるご質問
ほくろ除去に痛みはありますか?麻酔は使いますか?
当院のホクロ除去では、治療前に局所麻酔(注射)を使用してから処置を行います。麻酔注射の際にチクッとした刺激を感じる場合がありますが、治療中の痛みはほとんど感じない方が多いです。ご不安な方はお気軽にお申し付けください。
痛みを抑えるために、どのような工夫をしていますか?
当院では局所麻酔の注射に、33〜34ゲージという極細の針を使用しています。一般的な注射針よりもかなり細いため、麻酔注射時のチクッとした刺激を抑えることができます。麻酔が効いた後の治療中は、痛みをほとんど感じない方が多いです。ただし個人差があり、「まったく痛みを感じない」とお約束することは難しい面もありますので、痛みへのご不安が強い方はお気軽にお申し付けください。
傷跡は残りますか?絶対に傷を残さずに取れますか?
いかなる治療法においても、傷跡を「一切残さない」とお約束することは困難です。治療後は一時的な赤みや色素沈着が生じることがあり、個人差はありますが数ヶ月かけて落ち着いていくことが多いです。当院では傷跡が目立ちにくくなるよう最善を尽くしておりますが、皮膚の状態・体質によって経過は異なります。
ホクロ除去で火傷になる心配はありますか?
医療用レーザーは熱エネルギーを使ってほくろの色素細胞に作用するため、広い意味では「制御された熱作用」が働きます。ただし、医療用のレーザー機器は周囲の正常な組織へのダメージを最小限に抑える設計になっており、日常的な火傷とは性質が大きく異なります。治療後は適切なアフターケアをご案内いたします。
一度に何個のほくろを取れますか?
治療できる数はほくろの場所・大きさ・状態によって異なります。初回は様子を見ながら2〜3個程度からご提案することが多いですが、まとめて複数個の対応も可能な場合があります。
1回の治療で完全に取れますか?再発することはありますか?
当院では傷跡をできる限り小さくすることを優先しているため、ほくろの際(きわ)ギリギリを狙って除去する方法をとっています。この方法では色素細胞がわずかに残り、再発するケースがあります。
再発した場合は、また出てきた部分のみを除去していくことで、最終的に傷跡を最小限に抑えながら治療を進めることができます。「1回で必ずすべて取り切れる」というわけではありませんが、これは傷跡を最小限にするための当院の治療方針によるものです。あらかじめご理解いただけますと幸いです。
費用はいくらですか?定額制ですか?
費用はほくろの大きさ・個数・治療方法によって異なり、一律の定額制ではありません。診察時にほくろのサイズを確認した上で、費用のお見積りをご提示しています。詳細は料金ページをご確認ください。
保険は使えますか?
当院は全て自費診療(保険外)のクリニックです。保険診療をご希望の場合は、一般皮膚科での治療をおすすめします。また、当院では病理組織検査は行っておりませんので、病理検査をご希望の場合もお近くの皮膚科へのご受診をおすすめいたします。
ほくろが悪性(皮膚がん)かどうか、診てもらえますか?
「急に大きくなった」「色がまだらになってきた」など気になる変化があるほくろは、悪性が疑われる場合があります。当院では病理組織検査は行っておらず、悪性が疑われるほくろについては一般皮膚科での診療をおすすめしています。
どのような方法でほくろを取るのですか?(レーザー・切除など)
当院ではエルビウムヤグレーザー・ルビーレーザー・ピコレーザーなどのレーザー機器を使用してほくろの除去を行っています。ほくろの大きさ・深さ・種類によって最適なレーザーや方法をご提案いたします。
治療後のケアはどうすればよいですか?毎日通院が必要ですか?
経過が良好であれば、毎日の通院は必要ありません。治療後は患部の保護(テープ保護・保湿など)を約2週間お願いしており、その間は紫外線対策も重要です。具体的なホームケアの方法は、治療後にスタッフが詳しくご案内いたします。
治療後、いつから仕事・運動・入浴は再開できますか?
軽いデスクワークは当日から可能な方が多いですが、患部の状態や治療方法によって個人差があります。激しい運動や長時間の入浴(湯船)は、傷口が落ち着く1〜2週間程度は控えていただくことをおすすめしています。詳しい制限事項は治療後にご案内いたします。
夏(紫外線の強い季節)でも治療を受けられますか?
夏季でも治療は受けられますが、レーザー照射後の患部は紫外線の影響を受けやすく、色素沈着が残りやすくなる場合があります。治療後はしっかりとした日焼け対策(日焼け止め・帽子・日傘など)をお願いしております。
大きなほくろや盛り上がったほくろも対応できますか?
大きなほくろであっても、基本的にはレーザー治療での除去に対応しております。ただし、大きさや深さによっては複数回の治療が必要になる場合があります。
カウンセリングだけでも受けられますか?
現在、ほくろ除去に関しましては新規の方のご予約・受付を停止しております。当院に継続的に通院されている方のみ対応させていただいている状況です。ご不便をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますと幸いです。