ルビーフラクショナルRuby Fractional
仙台で、一歩進んだ
シミ・そばかす・ADM治療を、
ダウンタイムを抑えながら進めます
まずは要点だけ知りたい方へ
ルビーフラクショナルは、シミ(老人性色素斑)・そばかす・ADM のメラニン色素を、ダウンタイムを抑えながら段階的に薄くしていくレーザー治療です。
当院では、診察・照射条件の判断・レーザー照射を医師が担当します。
- ダウンタイム ── 赤み1日/被覆材は基本的に不要/当日メイク可
- 効果実感 ── 4回目前後から肌全体の変化を感じる方が多い
- 治療間隔 ── 月1回が目安。2〜3か月ごとの通院も可能
- 肝斑をお持ちの方 ── まず「肝斑改善集中プラン」または「窒素プラズマ」をご相談します
- ※結婚式・撮影など重要な予定がある場合は、念のため1か月以上前に施術を受けてください
院内実績(2023〜2025年):施術2,775件、治療を要する副作用0件(診療記録上)。※赤み・点状のざらつきなど通常の治療経過は含みません。将来の安全を保証する数値ではありません。
気になるところから読むなら:

ソララクリニックで使用しているルビーフラクショナル機器(Asclepion Laser Technologies社製)
ルビーフラクショナルは、レーザー治療のキレと光治療の手軽さを兼ね備えた、シミ・そばかす・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)に対応するレーザー治療です。
従来のシミ取りレーザーでは避けられなかった被覆材やダウンタイムを抑え、シミ取りレーザー本来のキレを引き出します。被覆材は基本的に不要で、赤みは多くの場合1日程度です。日常生活への影響を抑えながら治療を進めます。
ソララクリニックでは仙台での開院当初(2011年)からこの治療を継続し、すべてのレーザー照射を医師が担当しています。診察とVISIA画像、前回照射後の反応を確認しながら、一人ひとりの照射条件を判断します。
光治療では物足りなかった方、ダウンタイムを抑えてシミ治療を続けたい方に向いた治療です。
この記事の目次
1. ルビーフラクショナルとは
この章の要点
- 波長 ── 694nm のメラニン選択吸収
- 方式 ── 7×7mm に49点の点状照射、約30%カバー
- 特徴 ── 被覆材は基本的に不要・赤み1日・回数で全体トーンを整える
レーザーのシミ治療のキレと、光治療の手軽さ・安全性を兼ね備えた治療です。シミにしっかり反応しながらも、日常生活への支障を抑えられる点が大きな特徴になります。
従来は「シミにしっかり効くレーザーは、かさぶたや被覆テープを伴うもの」「ダウンタイムが軽い光治療は、ADMなど深いシミには物足りない」という二者択一になりがちでした。本治療はその中間に位置する選択肢として登場しました。
ルビーレーザー(694nm)のメラニンへの選択的吸収
694nmのルビーレーザー光は、シミの原因であるメラニンに選択的に吸収されやすい性質を持ち、周囲の正常な皮膚へのダメージを抑えつつエネルギーを集中させられます。Q-スイッチタイプのスポット照射はこの特性を活かして濃いシミをかさぶたで剥がす形で除去してきました。
ただし、日本人の肌はメラニンを作る力が強く、急激に強い熱を加えると炎症後色素沈着(戻りジミ)を起こしやすい傾向があります。シミがかえって濃く見えてしまうことが、従来のスポット照射の悩みでした。

フラクショナル照射(左)と従来の面照射=フルビーム(右)の比較 ── 点状に分割することで未照射部位が放熱板となり、肌への負担を抑える
点状照射で肌への負担を抑え、回復を促進
「フラクショナル(fractional)」とは「分割する」という意味です。肌の全面を一度に照射するのではなく、7×7mmのエリア内に格子状に並んだ49個の点状レーザーで照射する方法を指します。
ルビーフラクショナルの治療メカニズム

1. 照射前 ── メラニン色素が表皮に蓄積したシミの状態

2. 照射 ── 694nm のルビー光が点状に分割されて肌に到達

3. 照射直後 ── 約30%にだけ光が当たり、残り約70%は正常な皮膚として残る

4. 照射後 ── 未照射部位が放熱・回復の起点となり、肌全体が回復していく
未照射の正常組織が 放熱板 として機能することで、熱ダメージの広がりを防ぎながら、周囲の照射部位の回復も促進します。1回ですべてのシミに届くわけではないため、回数を重ねながら未照射部位を減らし、肌全体のトーンを整えていきます。
このように点状照射により周囲の正常組織が修復を助けるため、被覆材は基本的に不要で、赤みは多くの場合1日程度です。次回照射までは最低3週間空け、多くの方は1か月に1回、2〜3か月に1回のペースで継続される方も少なくありません。照射前の肌状態や前回の反応を医師が確認し、次回の時期と照射条件を判断します(詳しくは末尾のリスク・副作用へ)。
本治療のもうひとつの特徴は、かさぶた状の派手な変化が出ない分、効果がゆっくり現れることです。「効果が出ているのか初めは心配してしまうほど、人知れず薄くなっていく」── これが本治療の経過の感覚です。日々の変化は肉眼では追いきれず、治療開始時の写真と比べて初めて「あ、薄くなっていた」とお気づきになる方が多いため、VISIAでの定期撮影で経過を客観的にご確認いただけるようにしています。
ご予約・お問い合わせ
2. 治療の経過とダウンタイム ── 当日から数週間まで
この章の要点
- 赤み ── 当院機器(Asclepion社製)では1日程度
- マイクロクラスト ── ほとんど目立たず、当日メイク可
- 痛み対策 ── 直接冷却+医療用冷風冷却器、約3割が表面麻酔
- 経過 ── 月単位で肌全体のトーンが整っていく
ルビーフラクショナルのダウンタイムは何日ですか?
当院で使用しているAsclepion社製の機器では、照射直後の赤みは多くの場合、数時間から1日程度で落ち着きます。肌状態によっては、点状のざらつきや、シミが一時的にはっきり見える反応が1〜5日ほど続くことがあります。被覆材は基本的に不要で、洗顔とメイクは当日から可能です。
まれに、照射後の反応や肌状態によっては、保護をお願いすることがあります。
経過には個人差があり、機器メーカーや照射設定によっても異なります。本ページでは当院の機器・照射方法でみられる一般的な経過を説明しています。
当日 ── 照射と直後の見え方
痛みと冷却・麻酔
痛みは一般に「輪ゴムで弾かれるような感覚」と表現されます。直接冷却に加えて医療用冷風冷却器を併用し、皮膚表面を冷やしながら照射することで痛みを軽減します。
当院の実績では、約7割の方が冷却のみで施術を受けられており、痛みに弱い方には施術30分前から塗布する表面麻酔(約3割の方が選択)もご用意しています。初回はまず麻酔なしで試していただき、ご相談のうえ次回以降の方針を決めていきます。
赤みと当日メイク
照射直後は赤みが出ますが、多くの場合は数時間〜1日で引きます。表面に大きな変化はほぼ目に見えず、施術後にメイクをしてお帰りいただけます(被覆材は基本的に不要)。
翌日〜3日 ── 赤み・かさぶた・スキンケア
経過の特徴
- 赤みは1日程度で落ち着くことが多いです
- マイクロクラスト(小さなかさぶた)はほとんど目立ちません。被覆材(保護テープ)は基本的に不要です
- 触るとザラザラした感じがあることがあります(数日で落ち着きます)
- 一時的にシミが少しはっきり見えることがありますが、メラニンが排出される過程で起こる正常な反応で、数日で収まります
「シミが反応してかさぶたになり、それが剥がれてシミが取れる」という従来のスポット照射型のイメージとは大きく異なります。本治療ではかさぶた状の変化はほとんど気づかれず、赤みもあっけなく引いてしまいます。
スキンケアの注意
スキンケアは通常通りで問題ありません(ゴシゴシ擦らない)。照射後1週間ほどは肌の再構築が進むため、乾燥しがちになります。普段以上に十分な保湿を行ってください。乾燥は赤みやザラつきの感じやすさにも影響します。
照射当日は、入浴・サウナ・激しい運動など、皮膚を強く温める行為はお控えください。
日焼け対策
メラニン排出が進む期間は、紫外線が新たな色素沈着のきっかけになりやすいため、十分な日焼け対策(日焼け止め・帽子・日傘・マスクなど)を行ってください。
1週間後〜2週間後 ── 触り心地が戻る
触り心地は通常通りに戻ります。シミの変化はこの段階ではまだ分かりにくく、これが本治療の正常な経過です。効果の出方や回数の考え方は、次の『3. 治療回数の考え方』でご説明します。
1か月後・次の照射に向けて
施術間隔は最低3週間空けていただきます。多くの方は1か月に1回ですが、ご予定や生活に合わせて2〜3か月に1回のペースで継続される方も少なくありません。毎回、前回の反応と現在の肌状態を医師が確認し、次回の時期と照射条件を判断します。
ご予約・お問い合わせ
3. 治療回数の考え方
1回で効果が出にくいのは正常な経過
累積カバー率は 1回30% → 2回51% → 3回66% → 4回76% → 6回88% と上がっていきます。これは照射範囲の計算上の目安であり、シミの改善率や治療効果を示す数値ではありません。4回目前後から「肌全体のトーンが整う/シミの密度が下がる」変化を実感される方が多くみられ、累積カバー率が75%を超えることも一因と考えられます。1〜2回目で「あまり変わらない」と感じるのは、本治療では正常な経過です。
VISIAで経過を客観的に確認
治療開始前と毎回の施術前に肌診断機 VISIA で肌分析画像を撮影し、診察や施術の機会にご一緒に経過を確認いただけます。肉眼では追いにくい「人知れず薄くなっていく」変化も、画像で客観的に把握いただけます。
回数の目安と月単位の通院
施術間隔は最低3週間空けていただきます。多くの方は1か月に1回ですが、2〜3か月に1回のペースでも継続できます。シミの種類・濃さ・個人差により、4〜10回程度を重ねていただくことが多く、診察ごとに肌の状態を確認しながら回数と間隔をご提案します。
4. 効果が期待できる肌悩み(適応症)
この章の要点
- メイン適応 ── シミ(老人性色素斑)・そばかす・ADM
- 肝斑 ── 「肝斑改善集中プラン」または「窒素プラズマ」を先行
- ADM ── 真皮層メラニンに届く本治療が活きる治療軸
シミ(老人性色素斑・日光性色素斑)
長年の紫外線によって表皮に蓄積したメラニン色素が、境界のはっきりした茶色いシミとして現れたものを 老人性色素斑(日光性色素斑) と呼びます。一般的に「シミ」と表現されるものの多くがこのタイプです。
本治療は 694nm のメラニン選択性とフラクショナル照射の組み合わせにより、老人性色素斑を段階的に薄くしていきます。1回でかさぶたで除去するスポット照射と異なり、施術のたびに少しずつメラニンが排出されていく経過になります。
濃く境界がはっきりした単発のシミに対しては、Q-スイッチによるスポット照射のほうが即効性は高いことがあります。ただし、顔全体に複数のシミが点在する方や、ダウンタイムを抑えながら全体のトーンも明るくしたい方には、ルビーフラクショナルが向いています。
診察時に、シミの種類・濃さ・分布を確認したうえで、単独・他治療との組み合わせを医師がご提案します。
そばかす(雀卵斑)
雀卵斑(じゃくらんはん)、いわゆる「そばかす」は、両頬や鼻まわりに小さな茶色い点として広範囲に出る色素斑です。遺伝的な要素が大きく、思春期前後から目立ちやすくなる傾向があります。
そばかすは数が多く、範囲も広いことが多いため、一つひとつをスポット照射で取っていくのは現実的ではないことがあります。広い範囲を一度に治療できる本治療は、そばかすと相性が良いレーザーです。
そばかすは紫外線曝露や体質的な要素により再発しやすい性質を持つと一般的に言われていますが、当院ではしっかり除去した後の再発率は低い傾向と認識しています(個人差あり)。治療後の日焼け対策は欠かせませんが、メンテナンス照射の頻度はお一人おひとりの状態に合わせて調整できます。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)── ルビーフラクショナルが活きる治療軸
ADMとはどんなアザか
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM) は、両頬を中心に 斑点状にグレイッシュ(やや青み・グレー味)に見えるアザ の一種です。20〜30代の女性に発症することが多く、両頬の外側・額・鼻の脇などに左右対称に出るのが典型です。
ADM治療の難しさ
ADMの難しさは、メラニンが真皮の深い層に存在する 点にあります。表皮に作用する光治療(IPL)では届かず、Q-スイッチタイプのルビーレーザー・YAG レーザーといった真皮層へエネルギーを届けられるレーザーでなければ治療が困難でした。
従来の Q-スイッチによる ADM 治療の負担
従来の Q-スイッチレーザーによる ADM 治療は、しっかり効く反面、以下の負担が伴っていました:
- 照射のたびに 2 週間ほどの被覆(保護テープ)が必要
- 一過性の色素沈着 が出ることが珍しくない
- 治療回数も多くなる傾向
- 顔の広い範囲に出るため、被覆中の見た目への影響が大きい
総治療期間が長くなりやすい問題
従来のQ-スイッチによるスポット照射では、被覆や色素沈着の回復を待つために数ヶ月の間隔を空ける必要があり、治療完了までに 年単位の時間 がかかることが珍しくありませんでした。
ADMはメラニンが真皮層にあるため 治療回数が多めに必要で、この長丁場の問題が大きな負担となります。
これらの負担で、ADM治療を継続しづらくなる方が多くいらっしゃいました。
ルビーフラクショナルが ADM治療を変えた
これらの問題を解決したのがルビーフラクショナルです。694nm のルビー光が真皮層のメラニンに届くという特性を保ちながら、フラクショナル化により被覆材を基本的に不要とし、ダウンタイムを軽減しています。
ルビーフラクショナルの導入により ADM治療のハードルを引き下げる ことができたと実感しています。被覆材を基本的に使用せず、日常生活への影響を抑えながら、真皮深層のメラニンに継続的にアプローチできるため、当院では、ADMに対する主要な治療選択肢として、診察で適応を確認したうえでご提案しています。
ADM治療において、ルビーフラクショナルのもう一つの大きなメリットが 総治療期間の短縮 です。従来のスポット照射では数ヶ月ごとに間隔を空ける必要があり、治療完了まで数年単位を要することが珍しくありませんでした。ルビーフラクショナルでは 月1回を目安に治療を進められるため、ADMの長丁場の治療を継続的に進めることができ、結果として総治療期間も従来より短くなります。
ADMは治療回数が比較的多めになる傾向があります(メラニンが深い層にあるため)。月単位の通院で継続いただく形になります。被覆材が基本的に不要で、ダウンタイムが軽微という特性により、続けやすさを確保できます。
肝斑 ── 当院での扱い方
「ルビーフラクショナルで肝斑も治療できますか?」というご質問をよくいただきます。肝斑は強い熱刺激で悪化することがあるシミであり、レーザーの選び方・進め方に注意が必要なタイプです。
当院の基本方針:肝斑改善集中プラン または 窒素プラズマ
肝斑のある方の基本治療として、「肝斑改善集中プラン」または「窒素プラズマ」を選択しています。高出力照射で肝斑を悪化させないよう、まずは活動性を落ち着かせる治療から始めます。詳細は専用ページにまとめています。
ルビーフラクショナルを併用するケース(医師の画像診断を踏まえて判断)
肝斑があっても、以下のような状況では、医師の判断のもと、ルビーフラクショナルを併用する選択肢 があります:
- VISIA など画像診断で肝斑が認識されるが、医師が「ごく軽度」と評価する場合:シミ・そばかす・ADM の治療を主体にしながら、ルビーフラクショナルを使用することがあります
- 肝斑改善集中プランによる治療が進み、VISIA などの画像診断で「肝斑がコントロールできている」と医師が判断した状態:残ったシミ・色ムラのトーンを整える目的で、ルビーフラクショナルを使用することがあります
こうしたケースでは、窒素プラズマと組み合わせることもあります。いずれも、医師が画像診断を踏まえて肌の状態を確認したうえでの判断となります。治療の際には肌診断機(VISIA)でモニタリングを行い、肝斑の悪化兆候が見られた場合には速やかに治療法を変更します。
なぜ慎重に判断するか
肝斑にレーザー治療を行うときに最も気をつけたいのが、強い刺激で肝斑が悪化する可能性です。出力・回数・タイミングを誤ると、治療前より色味が濃く見えてしまうことがあります。「肝斑にも使えるレーザーですよ」と一律にお勧めできるものではない、という点を、当院ではしっかりお伝えするようにしています。
診察時に、肝斑があるかどうか・どの程度かを画像診断とあわせて確認し、お一人おひとりに合った治療順序をご提案します。
→ 背中・肩に多発する日焼け後のシミは 光線性花弁状色素斑の治療ページ で解説しています。
まぶた・目元のシミも治療できます
上下眼瞼など目元のシミも、コンタクトシェル(眼球保護板)を装着したうえで 治療を行っています。
まぶたは皮膚が薄く繊細な部位です。コンタクトシェルで眼球を物理的に保護し、安全性に配慮したうえで、まぶたのシミにも照射を行います。
料金については本ページの『6. 料金・予約方法』もあわせてご参照ください。
5. 治療の流れ
この章の要点
- カウンセリング・診断 ── 医師の問診とVISIA分析
- 施術当日 ── 全顔で約1時間半
- ヒアルロン酸導入 ── プラン内・照射直後に肌再生を促進
- 内服・外用 ── トラネキサム酸を処方することが多い
カウンセリング・診断 ── まずは肌の状態を医師が確認
「同じ両頬のシミ」に見えても、老人性色素斑・そばかす・ADM・肝斑では適した治療法が異なります。
初診ではまず、医師がシミの種類・濃さ・分布、肝斑の有無、過去のレーザー治療歴、肌質などを確認します。あわせて肌診断機(VISIA)で肌の状態を多面的に評価したうえで、お一人おひとりに合わせた治療プランをご提案します。
施術当日の流れ
当日の流れは次の通りです。
- 来院・洗顔:メイクを落としてからの治療になります
- 表面麻酔(ご希望の方):施術 30分ほど前から麻酔クリームを塗布
- レーザー照射:医師が直接担当。直接冷却+医療用冷風冷却器を併用しながら、痛みと安全性のバランスを取ります
- ヒアルロン酸導入(プラン内):照射直後に肌を冷却しながら、ヒアルロン酸や各種保湿成分などを浸透させます
- ご帰宅準備:メイクを整えてご帰宅いただけます
所要時間は、表面麻酔・洗顔・照射・ヒアルロン酸導入を合わせて、全顔で約 1 時間半を目安にお考えください。
ヒアルロン酸導入で肌再生を促進
ルビーフラクショナルは、レーザー照射後にヒアルロン酸導入を行う2ステップを標準プランとしてご提供しています。クライオエレクトロポレーションで肌を強力に冷却しながら、ヒアルロン酸・各種保湿成分・トラネキサム酸を肌に浸透させます。
照射直後の肌は再構築のために有効成分を取り込みやすい状態になっています。このタイミングで導入することで、保湿・鎮静・トーンアップを同時に進められるのが大きな特長です。料金はプラン内に含まれます。
内服・外用 ── トラネキサム酸
ルビーフラクショナル治療中の方には、トラネキサム酸の内服・外用を処方することが多くあります。
トラネキサム酸はメラノサイトの活性を抑える「守り」の役割を持ち、次の3つの目的でご活用いただけます。
- 施術後の炎症後色素沈着の予防
- 肝斑の基本治療
- 日々のメラニン生成量を下げて、全体の美白を進める
シミと周囲の皮膚との色の差が引き上がることで、シミ治療の効果も引き上がる働きが期待できます。
内服に加え、肌表面からも作用させる外用薬(塗り薬)もご用意しています。日々のスキンケアに組み込みやすい形でお渡しします。なお施術当日のヒアルロン酸導入でもトラネキサム酸を肌に届けています。
ご予約・お問い合わせ
6. 料金・予約方法
施術料
| ルビーフラクショナル | 部位 | 通常料金 税込・1回 |
2か月以内料金 税込・1回 |
|---|---|---|---|
| ルビーフラクショナル +ヒアルロン酸導入(美白) |
全顔 | 69,300円 | 67,100円 |
| 両頬 + 鼻 | 47,300円 | 46,200円 | |
| ※上下眼瞼 | +22,000円 | ||
| 上下口唇※※ | 33,000円 | ||
※「2か月以内料金」は、前回のルビーフラクショナル施術日から2か月以内に再施術を受ける場合に適用されます。治療範囲が前回と異なる場合も対象です。
※上下眼瞼のみの照射は行っておりません。コンタクトシェルで眼球を保護します。
※※ 口唇にはヒアルロン酸導入は含みません。
※当院での診療は全て保険適用外の自費診療です。
7. 他のレーザー治療との違い
| 機器 | 主な適応 | ダウンタイム | 当院での位置づけ |
|---|---|---|---|
| ルビーフラクショナル | シミ・そばかす・ADM/面で広がる悩み | 赤み1日 | 主軸 |
| 窒素プラズマ(ネオジェン PSR Evo) | 肝斑・くすみ・小じわ・キメ・毛穴 | ゼロ〜数日 | 肝斑・肌育成の柱 |
| スポット照射(Q-スイッチ/ピコ秒) | 濃く境界の明瞭な単発シミ | テープ2週間 | スポット併用 |
| ヘリオス785 | 真皮メラニン(ADM等) | 赤み数時間 | ADM切替先 |
| IPL(光治療) | — | — | 現在不採用 |
機器メーカーによる照射特性の違い
ルビーフラクショナルは、機器メーカーによってドット数・ドット密度・カバー率などに差があります。本ページの治療経過・ダウンタイム・治療回数は、当院使用の Asclepion社製機器に基づくものです。
窒素プラズマ(ネオジェン PSR Evo)との使い分け
窒素プラズマは色素に直接反応せず、肌全体の再生・育成を促す機器です。この特性により、肝斑がある方や目元などの繊細な部位にも、肌状態を確認しながら取り入れやすくなっています。本治療がメラニンに直接作用するのに対し、窒素プラズマは肌再生・美白・キメ・くすみ改善・小じわ・毛穴・ニキビなど幅広い肌悩みに対応します。
当院ではシミ → ルビーフラクショナル主軸、肝斑 → 窒素プラズマ優先、仕上げ → 窒素プラズマで美肌育成と、肌の経過に合わせて使い分けています。
スポット照射(Q-スイッチ/ピコ秒)との違い
スポット照射は濃く境界のはっきりしたシミを1〜2回で除去できる即効性が強み。一方で施術後2週間ほど被覆材が必要で、炎症後色素沈着の発生率も比較的高い治療です。
本治療は点状に分割することで被覆材を基本的に不要とし、ダウンタイムを抑えています。即効性ではなく、回数を重ねながら薄くしていく方向性のレーザーです。
IPL(光治療)との違い
IPL(光治療)はシミ・そばかす・赤み・血管病変など幅広くカバーできる光治療機ですが、当院では現在 IPL 系機器の使用を終了しています。シミ治療で目指す変化を出すには、メラニンに直接作用するルビーフラクショナルを主軸に据えるのが効率がよい、という当院の判断に基づきます。
肌全体のトーンアップや肌質改善は、ルビーフラクショナルや窒素プラズマで当院の治療方針を満たせます。
→ ピコレーザー・窒素プラズマとの使い分け比較 ── 4機種をどう使い分けているかの詳細
よくあるご質問 FAQ
※確認用下書きでは改稿後のFAQを簡易表示しています。本番反映時は既存のEasy Accordionへ同じ内容を設定します。
ルビーフラクショナルとはどのような治療ですか?
694nmのルビーレーザーを細かな点状に分けて照射し、シミ・そばかす・ADMなどのメラニンに段階的に働きかける治療です。皮膚の全面ではなく約30%ずつ照射するため、被覆材を基本的に必要とせず、複数回かけて色調を整えていきます。
仙台のソララクリニックでは、誰がレーザー照射を行いますか?
当院では、ルビーフラクショナルのレーザー照射を医師が担当します。診察とVISIA画像、肝斑の有無、前回の反応を確認したうえで、照射範囲と出力を判断します。
どのようなシミに向いていますか?
主な適応は、日光性色素斑(老人性色素斑)、そばかす、ADMです。見た目が似ていても治療法が異なることがあるため、診察でシミの種類を確認します。肝斑には一律にお勧めせず、状態により肝斑改善集中プランや窒素プラズマを先にご提案します。
施術は痛いですか?麻酔は必要ですか?
輪ゴムで弾かれるような刺激を感じます。当院では直接冷却と医療用冷風冷却器を併用し、痛みを抑えながら照射します。痛みが心配な方は表面麻酔を選択でき、当院では約3割の方が使用しています。
ダウンタイムは何日くらいですか?
当院機器では、赤みは多くの場合、数時間から1日程度です。肌状態によっては、点状のざらつきや、シミが一時的にはっきり見える反応が1〜5日ほど続くことがあります。経過には個人差があります。
当日から洗顔やメイクはできますか?
原則として当日から洗顔とメイクが可能で、被覆材は基本的に不要です。まれに、照射後の反応や肌状態によっては、保護をお願いすることがあります。照射当日はこすらず、十分に保湿し、入浴・サウナ・激しい運動など皮膚を強く温める行為は控えてください。紫外線対策も必要です。
副作用やリスクはありますか?
短期間の赤み、点状のざらつき、一時的にシミが濃く見える反応は、通常の治療経過として起こることがあります。一方、炎症後色素沈着、熱傷・水疱、色素脱失、内出血などが起こる可能性もあります。当院では2023〜2025年に2,775件実施し、診療記録上、治療を要する副作用(有害事象)は0件でした。通常の治療経過はこの集計に含めていません。これは当該期間の院内実績であり、今後の副作用が起こらないことを保証する数値ではありません。
何回くらいで変化を感じますか?
シミの種類や濃さにより異なりますが、4回目前後から変化を実感される方が多いです。1回で照射される範囲は全体の約30%で、派手なかさぶたを作らず段階的に治療するため、VISIA画像も用いて経過を確認します。
施術間隔はどのくらいですか?
施術間隔は最低3週間空けていただきます。多くの方は1か月に1回ですが、ご予定や生活に合わせて2〜3か月に1回のペースで継続される方も少なくありません。毎回、前回の反応と現在の肌状態を医師が確認し、次回の時期と照射条件を判断します。
IPLなどの光治療との違いは何ですか?
IPLは複数の波長を含む光を広く照射する治療です。ルビーフラクショナルはメラニンへの吸収性が高い694nmのレーザーを点状に照射します。どちらが一律に優れるというものではなく、対象となるシミの種類と求める経過により適した方法が異なります。なお、当院では現在IPL系機器の使用を終了しています。
ピコレーザーやスポット照射との違いは何ですか?
スポット照射は境界のはっきりした濃いシミを少ない回数で治療しやすい一方、被覆材や炎症後色素沈着への注意が必要です。ルビーフラクショナルは広い範囲を点状に分け、ダウンタイムを抑えながら複数回で治療します。ピコレーザーを含め、それぞれ得意な色素や深さが異なるため、診察で使い分けます。
保険は使えますか?費用はいくらですか?
美容目的のルビーフラクショナルは自由診療で、保険適用外です。料金は照射範囲により異なります。最新の金額は本ページの料金表をご確認ください。診察後に必要な範囲と回数の考え方をご説明します。
照射後にシミが濃く見えることはありますか?
照射した色素が点状に反応し、肌状態によっては、一時的に濃く、またははっきり見えることがあります。通常は1〜5日ほどで落ち着きますが、反応が強い、長引く、水疱ができた場合は早めに当院へご連絡ください。
肝斑があっても受けられますか?
肝斑は刺激で悪化することがあるため、ルビーフラクショナルを一律にお勧めしていません。診察とVISIA画像で状態を確認し、肝斑の活動性が高い場合は肝斑改善集中プランや窒素プラズマを優先します。治療中も毎回状態を確認し、必要に応じて方針を変更します。
関連する治療と解説ページ
ご予約・お問い合わせはこちら
ソララクリニック
お電話でのご予約022-722-7090 お問い合わせフォームはこちら
ご予約は電話にて承っております。
フォームからはご相談・ご質問を受け付けています。
※「HPの記事を見た」とお伝えいただけるとスムーズです
監修者情報(医師紹介)

監修医師:佐藤 雅樹 (さとう まさき)
ソララクリニック 院長
専門分野:美容皮膚科
2000年 順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部形成外科入局。 大学医学部付属病院等を経て、都内美容皮膚科クリニックにてレーザー治療の研鑽を積む。2011年3月 ソララクリニック開院 院長就任。2022年 医療法人 松柴会 理事長就任。日本美容皮膚科学会 日本形成外科学会 日本抗加齢医学会 日本レーザー医学会 点滴療法研究会 日本医療毛髪再生研究会他所属。
様々な医療レーザー機器に精通し、2011年ルビーフラクショナル搭載機器を日本初導入。各種エネルギーベースの医療機器を併用する複合治療に積極的に取り組む.
※当院の治療はすべて自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は各ページの料金表または料金表ページをご覧ください。治療に伴うリスク・副作用は診察時にもご説明します。
最終更新日
参考文献
本ページの内容を作成する際に参考にした文献集です。専門的な内容になりますが、治療の有効性・安全性についてのエビデンスとしてご参考にしてください。
694nmフラクショナルQスイッチルビーレーザーの肝斑治療における有効性
原題: Efficacy of 694-nm Q-switched ruby fractional laser treatment of melasma in female Korean patients
出典: Dermatol Surg. 37(8):1133-1140 (2011)
DOI: 10.1111/j.1524-4725.2011.02018.x
要約: 韓国人女性15名の肝斑に対する後ろ向き研究。
低出力のルビーフラクショナルレーザーを2週間間隔で計6回照射したところ、治療16週後の平均MASIスコアは治療前15.1から10.6へ有意に低下し(色素沈着の改善)、肌の明るさ(L値)も向上しました。
一過性の軽い発赤以外に重篤な副作用は認められず、複数回の分割照射による肝斑改善効果と安全性が示されています。
694nm分割照射Qスイッチルビーレーザーを用いた白人患者の肝斑治療
原題: Treatment of melasma in Caucasian patients using a novel 694-nm Q-switched ruby fractional laser
出典: Eur J Med Res. 18(1):43 (2013)
要約: フィッツパトリックスキンタイプI~IIIの白人肝斑患者25名を対象とした後ろ向き研究。
1~3回のルビーフラクショナル照射(平均1.4回)後、4~6週間後の平均MASIスコアは6.54から1.98へ約72%低下し、有意な改善が確認されました。
患者の痛みスコアは平均2.46/10、改善度自己評価5.55/10、満足度4.66/10と概ね良好でした。一方、施術3ヶ月後の追跡調査では28%にPIH、44%に肝斑再発が見られ、長期的には色素沈着や再燃のリスクがあることが示唆されています。
ルビーフラクショナルは白人患者の肝斑治療に安全かつ有効な選択肢ですが、低出力での複数回照射や施術後の美白剤・UV対策によってこれら合併症を最小限に抑えることが推奨されています。
Qスイッチ694nmルビーフラクショナルレーザーによる後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)治療の有効性
原題: The Efficacy of a Q-Switched 694-nm Ruby Fractional Laser for Treating Acquired Bilateral Nevus of Ota-Like Macules
出典: Arch Aesthetic Plast Surg. 24(1):20-25 (2018)
DOI: 10.14730/aaps.2018.24.1.20
要約: 平均年齢47.2歳のADM患者44名(女性41名、男性3名)を対象に、QSルビーフラクショナルレーザーを3~4週間隔で最大10回照射した研究。
治療前後で皮膚の色素沈着スコア(自動皮膚診断装置による評価)の中央値が5から3へと改善し、統計的に有意な色素減少が確認されました(P<0.01)。
平均14ヶ月の経過観察期間において重大な合併症は報告されておらず、複数回の照射を要するもののADMに対して有効かつ侵襲の少ない治療であることが示唆されています。
694nmフラクショナルルビーレーザーによる頬部肝斑治療の有効性
原題: Efficacy of 694-nm Fractional Toning Ruby Laser in the Treatment of Malar Melasma
出典: Med Laser (Eng. Basic Res. Clin. Applic.). 10(1):45-48 (2021)
要約: 韓国人の頬部肝斑患者40名に対する後ろ向き研究。
694nmルビーフラクショナルレーザーを2~3週間おきに計8回照射し、毎回診察時に医師2名がMelasma Severity Scale (MSS)で評価しました。4回目以降から自覚症状・満足度の明らかな向上がみられ、最終第8回照射時および1ヶ月後評価では初回に比べMSSが有意に改善しました。
患者満足度も高く、副作用はごく軽度の低色素斑1例のみで1ヶ月以内に消失しています。
以上より、694nmルビーフラクショナルレーザー照射は肝斑に対し有効で安全性の高い反復治療であることが示されました。
左旋性ビタミンC音波導入を併用した694nmフラクショナルQスイッチルビーレーザーによる肝斑治療
原題: Efficacy of 694-nm fractional Q-switched ruby laser (QSRL) combined with sonophoresis on levorotatory vitamin C for treatment of melasma in Chinese patients
出典: Lasers in Medical Science 2016 Jul;31(5):991-5
DOI: 10.1007/s10103-016-1938-3
要約: 中国人の肝斑患者26名を対象に、2週間隔で計4~6回のフラクショナルQスイッチルビーレーザー照射(出力2.5~4 J/cm²)と左旋性ビタミンCのソノフォレーシス(超音波導入)を併用した治療を行った研究。
平均MASIスコアは治療前の15.51から、最終照射3か月後には10.02まで低下し有意な改善が得られました。
副作用はごく軽微かつ一過性であり、高密度照射のフラクショナルQスイッチルビーレーザーとビタミンC導入の併用療法は肝斑に対して安全で有効な治療法であると報告されています。
手背の老人性色素斑治療におけるQSルビーレーザー vs アブレーティブCO2フラクショナルレーザー(ランダム化比較試験)
原題: Laser treatment of solar lentigines on dorsum of hands: QS Ruby laser versus ablative CO2 fractional laser – a randomized controlled trial
出典: European Journal of Dermatology 2015 Apr;25(2):122-6
要約: 手の甲に見られる老人性色素斑を対象に、694nmのQスイッチルビーレーザー(Sinon)とアブレーティブ10,600nm CO2フラクショナルレーザー(Quantel)の効果を左右の手で比較したランダム化試験。
11名の患者で各手に3回ずつ治療を行い、16週後に評価した結果、老人斑の色調改善効果はQSルビーレーザー照射側がCO2フラクショナル側よりも有意に優れていました(評価者判定および測色計による測定で有意差、p=0.01)。
著者らは、本研究において手背の老人斑除去にはアブレーティブフラクショナルレーザーよりもQスイッチルビーレーザーの方が有効であったと結論付けています。
一方、CO2レーザー側は治療部位の治癒が速く疼痛が軽い傾向があり、両治療で重篤な副作用の差は認められませんでした。
色素沈着性の下まぶたのクマに対する694nmフラクショナルQスイッチルビーレーザー治療の有効性
原題: Treatment of infraorbital dark circles using 694-nm fractional Q-switched ruby laser
出典: Lasers in Medical Science 2016 Dec;31(9):1783-1787
DOI: 10.1007/s10103-016-2050-4
要約: 下眼瞼の茶色クマ(主に色素沈着が原因のクマ)を持つ女性30名に対し、694nmフラクショナルQスイッチルビーレーザーによる治療(週1回間隔で計8回)を行った前向き研究。
30人中28人(93%)で治療後の専門医評価が「改善(良好以上)」と判定され、自己評価でも26人が満足度を「高い」と回答しました。
メラニン指数は治療前の240.44から治療後は194.56へ有意に低下し(P<0.05)、共焦点顕微鏡所見でも真皮上層のメラニン沈着が大幅に減少しています。
副作用は最小限で、一時的な発赤・腫れ程度に留まり、本レーザーが茶色いクマの安全で効果的な治療法になり得ると報告されています。
リスク・副作用・禁忌
この章の要点
- 主リスク ── 赤み・熱傷・炎症後色素沈着
- 院内実績 ── 通常経過と治療を要する副作用を分けて集計
- 禁忌 ── 妊娠中・光線過敏症・光感受性薬服用中など
主なリスクの全体像
主なリスクは 赤み・熱傷・炎症後色素沈着 の3つです。通常のシミ取りレーザー(スポット照射)では、炎症後色素沈着の発生確率は 30〜50% と言われています。ルビーフラクショナルは点状に分割して熱負荷を分散しやすい照射方法ですが、炎症後色素沈着などのリスクがなくなるわけではありません。当院では、医師が肌状態と前回の反応を確認し、照射条件を調整します。
起こりうる副作用
炎症後色素沈着(PIH/戻りジミ)
当院では、2023年から2025年までにルビーフラクショナルを2,775件実施し、診療記録上、治療を要する副作用(炎症後色素沈着、熱傷・水疱、色素脱失など)は0件でした。短期間の赤み、点状のざらつき、一時的にシミが濃く見える反応など、通常の治療経過は集計に含めていません。これは当該期間の院内実績であり、今後の施術で副作用が起こらないことを保証するものではありません。
レーザー治療では、炎症後色素沈着、熱傷・水疱、色素脱失、内出血などが起こる可能性があります。当院では、医師が診察と肌状態の確認を行い、前回の反応も踏まえて照射条件を判断します。万一発生した場合は、状態に応じて内服・外用や経過観察などで対応します。
色素脱失
稀な副作用ですが、過剰な熱刺激により照射部位のメラノサイトの機能が低下し、肌の色が抜けて見える可能性があります。出力管理と適応判断によりほぼ発生していませんが、ゼロではありません。
水疱形成・内出血
稀ながら、強い熱反応により小さな水疱や内出血を生じることがあります。適切な出力設定と冷却対策で予防に努めていますが、肌の状態や個人差により起こりうる副作用です。
赤み・浮腫の遷延
赤みは通常 1 日程度で引きますが、敏感肌の方や毛穴の反応が強い方では、数日続くことがあります。気になる場合はご相談ください。
禁忌・注意
以下に該当する方は、施術をお受けいただけない、または慎重な判断が必要となります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 光線過敏症の方
- テトラサイクリン系・サイアザイド系など光感受性の高いお薬を服用中の方
- 強い日光性皮膚炎がある方
- ケロイド体質の方
- 1か月以内に他のレーザー治療を受けた方:治療内容によりますので、医師が診察のうえ判断します
- 強い日焼け直後(メラニン量が増えている状態)
該当の有無や、ご自身の状況がよく分からない場合も、診察時にお気軽にご相談ください。
使用機器と承認範囲について(薬機法上の表記)
当院で使用しているNanoStar R(ナノスターアール)は、Qスイッチルビーレーザーとして国内の医療機器承認を受けています(承認番号:22900BZX00055000)。承認された使用目的は、色素性皮膚疾患の治療です。
ただし、本ページでご案内するルビーフラクショナルとしての照射方法は、国内で承認を受けた使用方法ではありません。自由診療として、医師が診察のうえで適応と照射条件を判断します。
救済制度について:万一、重篤な健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度等の公的な救済制度の対象にはなりません。
機器情報
- 販売名
- ナノスターアール(NanoStar R)
- 国内承認番号
- 22900BZX00055000
- 承認された使用目的
- 色素性皮膚疾患の治療
- 潜在的副作用
- 色素沈着 色素増強 刺激 発赤 浮腫 水疱形成 内出血(user manual より)
- 入手経路
- 国内販売元のグンゼメディカル株式会社から購入しています。
- 国内承認を受けた同一の照射方法の有無
- ルビーフラクショナルと同一の照射方法について、国内承認を受けた医療機器・使用方法はありません。
- 海外における認証・安全性等
- NanoStar RはCE認証を受けています(医療機器指令93/42/EEC)。ルビーフラクショナルとしての照射方法に関する海外の承認・安全性情報は限られており、未知のリスクを否定できません。
- 製造元
- Asclepion Laser Technologies
更新履歴
- 2014年7月19日 初稿公開
- 2026年5月17日 全面リニューアル