発酵食品で身体を元気に!

公開:2022年10月30日

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10月に入りとても寒くなってきました。
寒い日はお味噌汁の消費が増してくるので、朝晩と作っていたら冷蔵庫のお味噌が無くなってしまいました。
ちょうどいいタイミングだったので、去年の2月に仕込んだ味噌を開封してみることにしました!

ふたを開けてみると、いい匂い!


今回作ったものはカビが少なく、この黒い点と端っこの色の濃いところを取ったら、もう食べられます。

甘味が強くいい香りだったので、とりあえず味見はもろきゅうでお味噌の味をダイレクトに。


うーん、美味しい。お酒が進みます。
今日の夕食では、この他にお味噌汁とお味噌を付けた焼きおにぎりにも使用しました。

食卓に発酵食品はできたら一品は入れたいなぁ、と思っているので、今日は目標達成です。

発酵食品については以前にもブログで書かせていただいたのですが、私もそこまで詳しいわけではなく、
ふんわりと身体(腸)によくて食べていると他にもいい作用が出てくる。という認識のもと食べているので、
自分のためにも、少し発酵食品についてまとめてみようと思います。

発酵と腐敗の違いは?

豆が発酵すると納豆になる。これって腐敗とは違うの?と思っていました。
発酵と腐敗の違いは、簡単です。身体に害があるかないか、ということ。
豆や穀物、肉や魚を人の体に有益なもの(味や香りに優れた食品)を【発酵(食品)】と呼び、人の体に有害なものを【腐敗】と呼んで分けているそう。

発酵食品はどうやって作られる?

発酵食品は、微生物によって作られます。
微生物とは、カビ、細菌、酵母など。
細菌は、納豆やヨーグルト、キムチなどを作ります。
酵母は、ビール、日本酒、ウイスキーなど。
カビ(麹菌含む)は、チーズ、味噌、醤油、酢などを作ります。

日本の国菌【麹菌/コウジカビ】

日本の食卓にはこの麹菌によって作られたものがたくさん並んでいます。味噌、醤油、みりん、酢、酒、ぬか床。
この麹菌は、カビの一種で、日本をはじめ湿度の高い東アジアや東南アジアにしか生息していないそうです。
なかでも日本の麹菌は、国菌に指定されています。
日本を代表する菌。
国菌。馴染みがないので最初はとても不思議だったのですが、日本を代表する国花は桜、国鳥はキジ。
菌は麹菌。
麹菌は日本の伝統的な発酵食品の製造に欠かせません。現代では海外で日本製の醤油や味噌が人気ですが、その製造にも欠かせません。
勿論私たちの食卓にも欠かせないものでもあります。
そう考えると、国菌。納得です。
むしろもっとアピールしてもいいのでは?とも思えてきます。

発酵食品の働き

発酵食品は微生物の働きによって、分解(発酵)してできた食品になります。この発酵により栄養素の増加、美味しくなる、保存がきくなどの効果も上がり、
菌で腸内環境が整うため免疫力UP、アンチエイジング効果やデトックス効果などの多くのいい作用が期待できるそう。
さらに安価で入手しやすいこともあり、毎日の食卓で取り入れやすいのも魅力的。

 

 

調べていけばいくほど奥が深くて、とっても興味がわきますね~!
また調べて、美容や健康に一役たちそうなことがあればまとめてみようと思います。

皆さんもご興味があればぜひ発酵食品をたくさん取り入れてみてください。