傷跡の治療 エンディメッドFSRの治療

2010年12月10日

タグ:

投稿者:

傷跡の治療は、当院で最近特に増えてきた治療内容の一つです。

フラクショナルレーザーが傷跡の治療に効果があることは、多くのクリニックで行われていることでもあり、ある程度知られてきたところだと思います。

傷跡がどのように変化してくるかについては、あまり良く分からないところも多いと思いますので、図を使って説明していきたいと思います。

フラクショナル機器による傷跡治療の図

傷跡の治療 フラクショナルレーザー等の照射の際に起こる変化

  1. 交通事故や、リストカット後の傷跡です。幅が狭い傷は、比較的早い段階で薄くなってきますが、幅広の傷跡は時間がかかります。
  2. フラクショナルレーザー,RFフラクショナル等を照射していきます。
  3. 照射された部位は、数日すると落ち着いてきます。
  4. 周辺の健常組織との入れ替えが起こってきます。
  5. 周囲の組織からの修復が促される過程で、傷跡の収縮がみられてきます。

上記の様な流れの治療を繰り返していくことで、少しずつですが、傷跡を目立たなくしていきます。

1回ごとの治療効果は、選択する治療法によって異なってきますが、フラクショナルレーザー・RFフラクショナル共に、同様な治療効果を狙って行っていきます。皮膚表面の入れ替えとともに、いかに深部まで達している瘢痕組織を入れ替えてくるかという点が、治療効果に反映されていきます。

傷跡の中のみの照射で良いと考えられて来られる方もいらっしゃいますが、周囲を含めて照射を行うことをお勧めしています。周囲の色素沈着ごと治療を行っていくと考えていただいたほうが、わかりやすいのではないでしょうか。

傷跡は、多かれ少なかれ、色素沈着も伴っているものです。フラクショナルレーザーの利点の一つとして、色素沈着の改善も比較的早くみられるところです。色素をある程度排除することは、瘢痕自身が白い場合には、特に目立ちづらくするという点において大変効果的と考えられるためです。

エンディメッドFSRは、深層に至るまで熱量を加えられるため、傷跡の収縮度合いが大きい

エンディメドEndyMed FSR エンディメッドFSRは、高周波RFを使用したフラクショナル機器です。さらに、特許技術「3DEEPテクノロジー」を使用することで、皮膚深層までの加熱を可能としています。皮膚深層まで、熱量を加え、傷跡の収縮を促すための治療として踏まえた場合には、効率的な治療法の一つと言えます。

傷跡の治療に、エンディメドFSRを使用していますが、比較的幅の細い傷跡であれば、数回の治療で目立たなくなってきますし、幅が広くなっている傷跡に対しても、収縮のスピードは、従来型を凌駕しています。

傷跡の治療際しては、幅の収縮スピードが速くなってきましたが、それでも、時間がかかることは確かです。傷跡をより目立たなくしていくために、テーピング等の日常的なケアを併用していくことで、効果を上げていくことは可能だと考えています。