メイク落としで差がつく「乳化」の正しい知識

公開:2026年1月28日

更新:2026年1月31日

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毎日のクレンジングは、スキンケアの中でも最も重要な工程のひとつです。

以前当院の院長もメイク落としについての記事を上げています。

メイク落としにかける時間

なかでもオイルタイプやバームタイプのメイク落としを使用している方に、ぜひ知っていただきたいのが「乳化」というステップ。

「なんとなくやっている」「聞いたことはあるけれど正しくできているかわからない」 そんな方も多いのではないでしょうか。

今回は、美容クリニックの視点から 乳化とは何か

・なぜ必要なのか

・正しい乳化の方法を詳しく解説します。

肌トラブルを防ぐために欠かせない基本ケア 

乳化とは何か?

乳化とは、油分(クレンジング)と水分をなじませ、白くミルキーな状態に変化させることを指します。 メイク汚れや皮脂は油性のため、オイルクレンジングでしっかり溶かすことができますが、 油のままでは水ですすぎ切ることができません。

そこで必要になるのが乳化です。

乳化を行うことで

•油分と汚れが水となじみ

•洗い流しやすい状態になり

•肌への負担を最小限に抑える

という重要な役割を果たします。

乳化が大切な理由

①クレンジングの洗い残しを防ぐ

乳化が不十分だと、小鼻やフェイスライン、生え際 などにクレンジング成分が残りやすくなります これは毛穴詰まり・ニキビ・肌荒れの原因になります。

② 肌の乾燥・つっぱりを防ぐ

乳化せずに強くすすぐと、必要な皮脂まで奪われ、洗顔後のつっぱり感につながります。

正しく乳化することで、汚れだけを落とし、肌に必要なうるおいは守ることができます。

③ クレンジング効果を最大限に引き出す

どんなに高品質なクレンジングでも、 乳化を省いてしまうと本来の効果は発揮されません。

「メイクは落ちているのに肌調子が悪い」 という方は、乳化不足が原因のことも少なくありません。

正しい乳化のやり方(オイル・バーム共通)

STEP1

乾いた手・乾いた顔に、適量のクレンジングをのせる ※最初から濡れていると、メイクと十分になじみません。

STEP2

やさしく円を描くようにメイクとなじませる

ポイントは

•こすらない

•力を入れすぎない 特に小鼻やアイメイクは丁寧に。

STEP3(ここが乳化)

少量のぬるま湯を手に取り、顔全体になじませる すると

•クレンジングが白っぽく変化

•指のすべりが軽くなる

この状態が乳化完了のサインです。

STEP4

ぬるま湯でやさしく洗い流す。

すすぎ残しがないよう、フェイスライン・髪の生え際まで丁寧に行いましょう。

 

乳化のよくある間違い

❌ 乳化せずにすぐ洗い流す

❌ 大量の水を一気にかける

❌ ゴシゴシこする

❌ 乳化時間が短すぎ

る 乳化は5〜10秒程度で十分ですが、 「白く変化したか」を必ず確認しましょう。

肌状態別・乳化のポイント

•乾燥肌・敏感肌  → 乳化を丁寧に行い、すすぎすぎない

•ニキビ・毛穴が気になる肌  → 小鼻・あご周りは特に意識して乳化

•施術後の肌  → 医師の指示に従い、使用可能なクレンジングのみを使用 (患者様で不安がある方は是非お伺いください。 )

まとめ

乳化は美肌への近道

乳化は、 「メイクを落とすため」だけでなく、 「肌を守るため」に欠かせないステップです。

クレンジング効果を高めて肌トラブルを防ぎ、その後のスキンケアの浸透もサポート 毎日のクレンジングを見直すだけで、 肌は確実に変わっていきます。 ぜひ今日から、 正しい乳化を意識したクレンジングを実践してみてください。

監修者情報(医師紹介)

監修医師 佐藤雅樹(仙台 ソララクリニック院長)

監修医師:佐藤 雅樹 (さとう まさき)

ソララクリニック 院長

専門分野:美容皮膚科

2000年 順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部形成外科入局。 大学医学部付属病院等を経て、都内美容皮膚科クリニックにてレーザー治療の研鑽を積む。2011年3月 ソララクリニック開院 院長就任。2022年 医療法人 松柴会 理事長就任。日本美容皮膚科学会 日本形成外科学会 日本抗加齢医学会 日本レーザー医学会 点滴療法研究会 日本医療毛髪再生研究会他所属。 
様々な医療レーザー機器に精通し、2011年ルビーフラクショナル搭載機器を日本初導入。各種エネルギーベースの医療機器を併用する複合治療に積極的に取り組む.

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