背中のニキビ治療
何年もニキビの治療を受けていても、どうしても治りが悪いという方が当院を受診されますが、
胸部、背部、肩、上腕など体にも出てしまって大変ですが、あまりかゆみはありません。
ニキビ(尋常性痤瘡)との鑑別が難しいのですが、マラセチア毛包炎を疑います。
皮膚の表面に常在するカビの一種である、「マラセチア(malassezia )」というカビが多量に存在するときに引き起こされる毛穴の炎症が「マラセチア毛包炎」。
症状としては、赤くてやや光沢があり、特に胸や背中、肩、腕に出ているブツブツは、実はニキビではなく『マラセチア毛包炎』であることがある。ちょっと、 汗ばむ季節になると見られることが多い。普通のニキビと違い、赤いブツブツ(紅色丘疹)は均一な感じで、表面が滑らか(平滑)。また、好発部位が頚部や体 幹であることから判別することができる。
ニキビと違って押してもつぶせない、中身がでないのも特徴的です。
混在している場合が多いと思われますので、上記のように典型的というわけにはいかないでしょうが、
体にできるニキビで治りが悪い場合には、マラセチア毛包炎を疑うことが必要となります。
治療法として
マラセチア菌はカビの一種ですので、抗真菌薬を使用します。実際には抗生剤と併用していくことになります。
皮膚のターンオーバーを促進させる目的でケミカルピーリング、レーザーフェイシャルなどの治療法と併用していくとさらに効果的です。
実際の治療では、診察の上治療法を検討していきますので、担当医とご相談ください。
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