最新フラクショナルCO2レーザー①

公開:2010年12月16日

更新:2020年7月25日

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仙台院開院に向けて、出来る限り良い治療器を厳選して導入したいと考えています。

そのひとつの候補として考えている機器です。

フラクショナルCO2レーザーと言えば、今様々なメーカーから出ていますが、基礎的なものは変わらず、そもそもの発信元が同じだったりすることで、似通った機器が多数出てきています。CO2レーザーと言う枯れた技術を使用するわけですから、そのようなことが起きてくるのですが、実は、レーザーの質によってその効果が変わってくることは、そのことを理解している先生方には、あたりまえのことなのです。

「枯れた技術」とは、「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことで、これを利用すると開発コストを低く抑えることができることを言います。廃れた技術とか、ダメになった技術とかネガティブな意味を指すものではありません。

フラクショナルCO2レーザーも新しい技術を持って、新しい技術を持った治療機が出てきました。

今日そのデモを受けてきたところです。

最新フラクショナルCO2レーザーCO2REを腕に照射 腕に照射した状態です。

よく見ないと分かりませんが、一つ一つが、リング状に浅く削られて、中央部が深く削られています。皮膚の入れ替え面積を稼ぎつつ、真皮深層までの入れ替えを 出来るだけ安全策を得ながら、行える方法と考えてよいかと思います。

このような照射ができるためには、CO2レーザーの質が従来以上によくなければできません。

従来型のフラクショナルCO2レーザーでは、このようなことをすれば部分的にでも焦げ目がついてしまうので、このような打ち分けはできません。

ブリッジセラピーのトータルFX などをもっとブラッシュアップして、レーザーの質を高めた機器と言うことができます。

まだまだ、質の改善を考えてくれるメーカーがいてくれたことに感謝です。

CO2フラクショナルレーザーでは、痛みの問題や,ダウンタイムの遷延などが問題となっていますが、この機器は、照射方法の改善によって、ダウンタイムの軽減・痛みの軽減が図れています。これによって、ニキビ・ニキビ跡の改善から、肌の入れ替え・しわタルミの改善など,様々な症状の改善に使えそうです。

エンディメドFSR とは、また違うアプローチをすることを可能にしてくれるものになるのではと考えています。

詳細は、後日ご報告します。