30代以降の女性に多い 肝斑 というシミ

公開:2022年9月30日

更新:2022年10月3日

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両ほほの目に近い位置に左右対称のなんとなく暗くて大きいシミがある。という方意外と多いかもしれません。

シミの一種である肝斑の可能性が高いです。

一言でシミといっても色々な種類がり、その種類の数だけ治療法もありますが、最近はCMやタレントさんの美容医療体験などがテレビで放送されることもあり、肝斑かな?と思って来院される方も多いです。

肝斑は普通のシミ治療とは少し異なり、ある程度集中して治療を行なうことによって効果が出やすい、とわかってきています。

当院の肝斑治療について簡単にご説明させていただきますので、気になっている方はご参考にしていただければと思います。

肝斑って?

肝斑は、治療が難しいシミの一種として知られています。

30代以降の女性に多く見られる左右対称性のシミです。

肝斑の特徴

頬や目の下の頬骨やこめかみに多く見られます。他にもおでこや鼻下なんかにも出ている方が多くいらっしゃいます。

左右対称にほぼ同じ大きさ、同じ形で現れます。輪郭がはっきりせず、もやっと広がります。ひどいくすみかな?とおっしゃる患者様もいらっしゃいました。シミのように形がおえず暗い雲のような感じ、という言い方の方が分かりやすいでしょうか?

肝斑の診断

当院では肌画像診断装置VISIAでお顔のお写真を撮って、肌状態を詳しく分析し、医師がその写真を見ながらカウンセリングをし、適切な治療計画を立てて説明致します。

肝斑は少し厄介

肝斑はシミの一種なのですが、他のシミとは治療方法が異なります。ソバカスのようなシミと同じ治療を行ない悪化してしまった方も当院にいらっしゃいます。診断を間違うと悪化してしまい、治療に余計時間がかかります。医師がしっかり画像診断を行い、適切に治療を行なうことが大事です。

肝斑の治療方法

肝斑の治療は短期間で集中的に行うことが効果的です!

必要なレーザーを使い、さらに美白成分と炎症を抑える成分を肌へ導入し、医師の診察の元必要な内服を行います。

肝斑集中プラン

PQXレーザートーニング

こちらのレーザーを使い、出力を抑えてレーザートーニングを行います。

通常のシミと同じような強さで行うと肝斑を悪化させてしまうので、低出力で肌への負担を最小限度にして、レーザーを短期間で回数を重ね施術し、肝斑の原因であるメラニンの排出を促進させます。

特に特筆すべき痛みはなく、温かいなぁ、と感じる程度です。別のスタッフは、軽くパチパチする、と言っていましたが、やはり痛みはないようでしたので、痛みに敏感な方でも安心して受けて頂けます。

トラネキサム酸を導入し、保湿鎮静と美白

トラネキサム酸導入

通常、塗っただけではトラネキサム酸やビタミン等の美容成分はお肌の奥までしっかりと浸透させることはできません。 イオン超音波導入(トラネキサム酸導入)は、微弱電流により美容成分をイオン化させて浸透させるイオン導入と、超音波による振動で浸透させる超音波導入が同時にできる器械です。

この機械で、肝斑の改善だけでなく 美白効果 炎症後色素沈着の改善など 様々な肌トラブル改善に効果の期待できるトラネキサム酸を導入していきます。

ヒアルロン酸導入美白コース

導入機器をイオン超音波導入からヒアルロン酸導入美白コースにグレードアップしたプレミアムプランです。

ヒアルロン酸導入美白コースとは、注射器を使わずにお肌にヒアルロン酸とトラネキサム酸を導入していく方法です。

電気の力を利用して角質層に電子孔をあけることでお肌の奥深くまで美容成分が浸透してくれます。 浸透力はイオン導入の約20倍!と言われています。

お肌に大量のヒアルロン酸を導入することで、皮膚の保水力が高まり、プルプルで艶のあるお肌にしてくれます。 また、冷却しながら導入することで血管を収縮させ、血管に美容成分が吸収されるのを防ぎ、効果を持続させる働きもあります。

まったく痛みもなく、ひんやりと気持ちのいいグレードアップ、プレミアプラン。おすすめです。

料金

肝斑集中プラン

期間…【1クール】 3ヶ月間 (有効期限4ヶ月) 通院 計12回

治療内容…

レーザートーニング+トラネキサム酸導入 6回

トラネキサム酸導入 6回

内服薬… トラネキサム酸 3ヶ月分

治療費… ¥132,000

プレミアム肝斑集中プラン

期間…【1クール】 3ヶ月間 (有効期限4ヶ月) 通院 計12回

治療内容…

レーザートーニング+ヒアルロン酸導入(美白) 6回

ヒアルロン酸導入(美白) 6回

内服薬… トラネキサム酸 3ヶ月分

治療費… ¥235,400

 

 ※肝斑の状態によって必要な治療期間は異なります。多くの場合2クール程で改善が得られていますが、重症度によっては更に必要な場合があります。

まとめ

ここまで肝斑の治療について簡単にまとめましたが、お肌の状態によっては、肝斑のほかに複数のシミが混在している場合もあります。

医師が患者様のシミの状態を見て、最適な治療計画を立てることが大事になってきます。

ひとつ前の佐藤院長が書いたブログがとてもわかりやすいので、興味のある方は一読してみてください。→しみ取り 治療法の選択

シミの状態もその時々で変化しますので、治療前に医師が確認しレーザーの設定を行い治療していきます。この細かい作業は毎回同じ医師が担当するのとしないのでは、格段に治療効果が変わってくると思います。些細な変化もしっかり診て治療を行なう医師がおりますので、肝斑かな?とお悩みの方は是非ご相談ください。