ヒアルロン酸注入 触感と実感

公開:2010年10月11日

更新:2011年2月25日

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シワ や 凹みを、注射によって手軽に埋めることができると,満足度が非常に高い治療法が ヒアルロン酸注入です。

ヒアルロン酸注入で、問題となる点がいくつかあります

その1つをご紹介します。

特にゴルゴ線等に注入する際に起こることが多いように感じます。

ヒアルロン酸をゴルゴ線に注入して、入っている線を打ち消すわけですから、それなりの量が必要となることも。

少しずつ分けて治療していく方が、当院では多いです。

ヒアルロン酸を入れて 自然な形となるように造形をするわけです。

・・・・・・・

ココまでは、特に問題ないのですが、

たまに、注入後かなり早い段階でなくなったと感じてしまう方がいらっしゃいます。

形が元に戻ったのではないことは、ご本人も分かっているのです。

しかし

触っても入っていないような気がする。・・・

たぶん、こんな感じを得たことがある方もいらっしゃることでしょう。

これは、使用しているヒアルロン酸の種類が、

エセリス・フォーテリスという最新のヒアルロン酸を使用しているがために起こってしまったものです。

当院で使用している エセリス・フォーテリスですと、高密度単一ヒアルロン酸のため、皮膚・皮下組織間に充填されることで、全体としてのボリュームを上げるようにできています。

自然な形で出来上がるわけですが、触ってみても、あまり「ヒアルロン酸が入っている」という感触ではなくなっていきます。

従来タイプのヒアルロン酸ですと、粒子によってボリュームを作るわけですから、触ると分かるものも多く、

「入っている」ことが実感できます。ダマになってはいると分かりやすいです。

(これはこれで、「ゴリゴリする」「ボコボコする」などの問題が出ます。)

自然な形でボリュームが出ることと、ヒアルロン酸自身がそこにあるかどうか確認できるか

触っても自然な感じでできたほうがよいと思っていましたが、中には、それではいけない方もいらっしゃいます。

この点は、私もわかる気がしています。触れた方が、残っていると安心できますので。

昔は、触ると硬くて…なんて言われたこともありましたが、今は、触れないと不安と言われたり、

ある意味興味深いとも言えます。

私的には、あまり触れたりしないほうが自然だと思います。

他院でヒアルロン酸を入れられて修正をご希望される方の多くは、長持ちするヒアルロン酸と言うことで入れられたものが,硬くてゴリゴリするから、気になる。と言います。今のヒアルロン酸は高価ですが、そのようなことになりづらいので良いのではないかと考えています。

(同じ種類のヒアルロン酸のはずですが、原価に近い料金設定で行っているところがあります。どのような形で行っているのか、非常に不思議です。もしかすると、特別な取得ルートがあるのかもしれませんが、当院は、Anteisから正規輸入しています。)