光治療を受けた後、どのようにシミは反応するのですか?

光フェイシャル(光治療 IPL)を受けた後、お化粧ができるそうですが、
シミはどのようになっていくのですか? 

光フェイシャル・光治療は、照射後、被覆材を使用することなく、直ぐにメイクをすることができるため大変人気の高い治療法の一つです。しみ治療が身近になった大きな要因は、光フェイシャル,光治療が出現したためです。

現在は「ルビーフラクショナル」を含めたレーザー治療を主軸としたシミ取り・シミ治療で使用しています。光治療(BBL,光フェイシャル等)での治療は終了しておりますが、今後の治療の参考になると思います。

光治療のシミの反応

光治療(光フェイシャル)を受けた経過を追った写真です。
治療毎に この変化を繰り返して、シミを薄くしていきます。

いわゆるシミ(日光性色素斑)の症例写真

目尻のシミが特に気になります。

目尻のシミ取り 術前

目尻のシミの拡大写真

シミ取り 照射前 拡大写真

照射後早期

シミが浮き出てかさぶたのように反応します。この際特にガーゼ保護などは必要としません。そのままお化粧が可能です。

シミ取り 照射後早期の肌の反応

シミに反応しています。

シミ取り照射後早期 拡大写真

照射後

シミはかさぶたとなってはがれおち肌質が改善され、くすみや毛穴も改善されていることがわかります。

しみ治療 照射後

照射後早期の写真 新しい肌に置き換わっていきます。

光治療 照射後 拡大写真

 

 

ADM(真皮メラノサイトーシス)のように、光治療だけでは取れづらいシミ(痣)の場合には、レーザーの使用を検討する必要が出ていきます。

現在はルビーフラクショナルやPQXピコレーザーなど各種レーザーを用いたシミ治療をお勧めしています。

光治療器(光フェイシャルなど)と比較し 瘡蓋状の反応が殆ど見えず 日常生活への影響も最小限度に留めることも可能となりました。

いずれにせよ、肌状態・シミの状態をしっかり分析して適切な機器の選択・設定を行うことが重要です。

※シミ取り全般については、シミ治療総合ページを参照下さい。

監修者情報(医師紹介)

監修医師 佐藤雅樹(仙台 ソララクリニック院長)

監修医師:佐藤 雅樹 (さとう まさき)

ソララクリニック 院長

専門分野:美容皮膚科

2000年 順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部形成外科入局。 大学医学部付属病院等を経て、都内美容皮膚科クリニックにてレーザー治療の研鑽を積む。2011年3月 ソララクリニック開院 院長就任。2022年 医療法人 松柴会 理事長就任。日本美容皮膚科学会 日本形成外科学会 日本抗加齢医学会 日本レーザー医学会 点滴療法研究会 日本医療毛髪再生研究会他所属。 
様々な医療レーザー機器に精通し、2011年ルビーフラクショナル搭載機器を日本初導入。各種エネルギーベースの医療機器を併用する複合治療に積極的に取り組む.

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