年明けは 腎 を補う

公開:2026年1月6日

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東洋医学から考える、一年の土台づくり

お正月が明け、日常生活が戻り始めるこの時期。
「なんとなく疲れが抜けない」「冷えやすい」「やる気が出ない」と感じていませんか?
東洋医学では、この時期こそ「腎」を補う養生がとても重要 だと考えられています。

東洋医学における「腎」とは?

東洋医学でいう「腎」は、西洋医学の腎臓そのものだけを指すのではありません。
生命エネルギーの貯蔵庫ともいえる存在で、次のような働きを担っています。

•成長・発育・老化のコントロール
•生命力・持久力・回復力の源
•ホルモンバランスや生殖機能
•骨・歯・髪の健康
•耳・聴力との深い関係

腎は「先天の本(せんてんのもと)」とも呼ばれ、生まれ持ったエネルギーを蓄えています。
そのため、一度大きく消耗すると回復に時間がかかり、無理を重ねるほど老化や不調につながりやすいのが特徴です。

お正月明けは、なぜ「腎」が弱りやすい?

年末年始は、夜更かし・食べ過ぎ・飲み過ぎ・冷え・生活リズムの乱れが重なりやすい時期です。
これらはすべて、腎のエネルギーを消耗させる原因になります。

さらに、東洋医学では冬は「腎」の季節。
冬の間に腎を養えないと、春先の不調(だるさ・肌荒れ・自律神経の乱れ)にもつながりやすくなります。

だからこそ、お正月明けは「リセット」ではなく、
腎を労わり、補うケアが必要なのです。

「腎虚」のサインチェック

次の症状に一つでも当てはまれば、腎が弱っているサイン。

腎虚という状態になっている可能性があります。

・腰痛

・膝痛

・耳鳴り

・物忘れが増えてきた

・不妊症

・インポテンツ

・若白髪

・抜毛

一つでも当てはまった方は、下記の方法で腎を補いましょう!

今日からできる「腎を補う」具体的な養生法

① 身体を冷やさない

腎は「冷え」にとても弱い臓腑です。

•首・腰・お腹・足首を冷やさない
•シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる
•冷たい飲み物を控える

特に腰〜下腹部(丹田)を温めることが、腎の養生に効果的です。

② しっかり眠る(夜更かしを避ける)

腎のエネルギーは、睡眠中に回復します。

•できるだけ23時までに就寝
•寝る直前のスマホや強い光を控える
•睡眠時間よりも「深さ」を意識

「頑張る」よりも「休む」ことが、腎を補う最大の養生です。

③ 腎を補う食材を取り入れる

東洋医学では、黒い食材・海のもの・生命力のある食材が腎に良いとされています。

おすすめ食材
•黒豆、黒ごま、ひじき、わかめ
•山芋、長芋
•牡蠣、えび
•くるみ、栗

毎日完璧を目指さず、お味噌汁や副菜に少しずつ取り入れるだけでも十分です。

④ 無理な運動より「ゆるめる動き」

腎が弱っているときに、激しい運動は逆効果になることも。

•軽いストレッチ
•ウォーキング
•深い呼吸を意識したヨガ

「汗をかく」よりも、気血を巡らせる穏やかな動きを意識しましょう。

⑤腎を補うツボを押そう

・湧泉(ゆうせん)/足裏の中心より上、足指を曲げると「人」の字状の交点にできるくぼみ

・三陰交(さんいんこう)/内くるぶしから指4本分上の骨の後ろ

腎を補うことは、未来の自分への投資

腎は、今の体調だけでなく、
数年後・数十年後の健康や美しさにも関わる臓腑です。

お正月明けのこの時期に、
•しっかり休む
•温める
•食べ方を整える

これだけでも、一年のコンディションが大きく変わってきます。

「頑張りすぎないこと」こそ、腎を守る最大の養生。
今年一年を健やかに過ごすために、ぜひ意識してみてくださいね。