毛髪再生ペプチド療法
機能性ペプチドを
世界初の治療
発毛・育毛治療において、近年最も注目されている「毛髪再生医療」。「毛髪再生医療」の代表的な方法として、当院でも導入している『HARG療法』があります。
『HARG療法』ではサイトカイン(成長因子)を注入するのに対し、毛髪再生ペプチド療法は、世界初の「機能性ペプチド」を使用した毛髪再生治療です。
この記事の目次
毛髪再生ペプチド療法とは
毛髪再生ペプチド療法は、「機能性ペプチド」を頭皮に注入することで、Wntシグナル伝達経路を活性化、萎縮してしまった毛包を回復させ 機能回復を促し 毛髪を再生させることを目的とした治療法です。
このような方にお勧めです。
- 男女どちらも治療可能です。
- 薄毛 抜け毛が気になる。
- 植毛には抵抗感がある。
- 白髪が目立つ
- HARG療法だけでは十分でなかった。
発毛のカギを握る「Wnt」
髪の毛はどのようにして伸び,なぜ抜け落ちるのか?
その謎が分子レベルで解き明かされてきています。
胎児期に皮膚から毛包ができる過程や,それぞれの毛包が一生を通じて繰り返し毛髪を作り出す(毛周期)仕組みについて,ウィント(Wnt)という名前で知られる一群のシグナル伝達タンパク質が,これらの過程や仕組みを推し進める役割を担っています。
「毛髪を作れ」とシグナルを送る=Wntシグナル伝達
Wntは胎児期の皮膚細胞を毛包に変化させたり,毛包細胞を刺激して毛髪を作り出すよう促します。Wntは、細胞にβカテニン(β-CAT)というタンパク質を分解しないよう指示(シグナル)を出します。βカテニンは、転写因子であるリンパ球エンハンサー因子1(LEF1)やTCFと結合して標的遺伝子を活性化。これらの標的遺伝子が細胞の分化を促すタンパク質を作り出し,毛包や毛髪が作られていきます。
薄毛・禿の状態から再び毛髪を作りだす
薄毛・禿の状態では 毛包は機能不全に陥り 萎縮した状態になっていることが殆どの場合に当てはまります。
Wntシグナル伝達経路を活性化させることができれば、萎縮してしまった毛包を回復させ 機能回復を促し 毛髪を再生させることが可能となります。
天然Wntタンパクと類似する機能を果たす「機能性ペプチド」
毛髪再生ペプチド療法では 髪の再成長、頭皮の再構築のために開発された国際特許取得済みのペプチド複合体「機能性ペプチド」を使用。標的となる受容体への結合によってターゲット細胞への反応を促進させます。
「機能性ペプチド」は Wntシグナル伝達経路を通じて βカテニンを誘導し 分解を抑制します。
これによって毛包・毛乳頭の形成を促進。Wntタンパクと類似する機能を果たし 安定性に非常に優れ 皮膚透過性も非常に優れた「機能性ペプチド」が毛髪再生に大きく効果を発揮してくれることが期待できます。
各種毛髪再生治療のブースターとして
「毛髪再生ペプチド療法」はWntシグナル伝達経路を活性化させ 毛髪を生やすスイッチを入れることに重視した治療法と言えます。
一方で 「HARG療法」や「PDRN療法」は 頭皮環境ごと改善を促し より力強く髪の再成長を促すことに寄与してくれます。
それぞれの毛髪再生治療の特色を生かすことで、より効果を高めることが可能となります。
治療について
毛髪再生ペプチド療法は、毛髪を生やすスイッチを入れ、育毛・発毛を促す治療法です。治療開始直後は特に 2~3週間の間隔で治療を進めていくことが理想的です。
2~3週間に1度のペースで4回を1クールとします。
HARG療法やPDRN療法の効果を高めるためのブースターとして 交互使用する事も効果的です。
施術料・料金表
料金 | |
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1回 | 66,000 |
施術料は、予告無く変更される場合があります。御了承ください。詳細はお電話にてご確認ください。
保険適応外の治療です。
副作用等に関する事項について
考えられる副作用として 注射痕、発赤、熱感、腫れ、内出血、感染、アレルギー症状、効果の個人差等が出る可能性があります。
以下の方は受けることができません。
- 本治療に対して過敏症の既往歴のある方
- 妊婦
- 産婦
- 授乳婦
未承認医薬品等であることの明示
この治療法で用いられる医薬品・医療機器は国内においては薬機法上の承認を受けていません。
入手経路等の明示 国内の承認医薬品等の有無の明示
本治療に使用する同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。。
日本では未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。毛髪再生ペプチド療法に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。
諸外国における安全性等に係る情報について
- 副作用として報告されているもの
- 疼痛、局所出血、発赤