にきびの治療に入浴は大切

2010年6月16日

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数あるスキンケアでも実は大変効果的な方法があります。

それは、お風呂にしっかり入ることです。

にきび外来で治療を行っている際に、それとなく聞いていることがあります。

シャワーで済ませるか、しっかりお風呂に入っているか。

最近の傾向としては、生活スタイルが変わっていることもあり、バスタブにつからずにシャワーで済ましてしまう人が多いようです。

洗顔はしっかりされている方は、多いですが・・・時間がないからとシャワーで済ませてしまうのは、お肌にはあまりよくないかもしれません。

体を洗うことには、シャワーだけでよいかもしれませんが、ゆっくりお風呂につかることは、体をリラックスさせ新陳代謝を活性化し、にきびの予防改善にもなってくるのです。

にきびができる原因

にきびができる直接の原因は、毛穴に皮脂が詰まることで、ニキビ菌が繁殖することでおきてきます。

ストレスや喫煙などでホルモンバランスが崩れることで、新陳代謝があまり活性化せず、皮脂・古い角質が残ってしまうことでにきびができます。

ホルモンバランスを整える治療(抗アンドロゲン療法)もありますが、新陳代謝を活性化させることがにきびの治療につながっていきます。

手軽にできる方法として重要なのが、入浴なのです。

入浴の効果

お風呂にしっかり入ることは、様々な効果があります。一番の効果は温熱効果。体を芯まで温めることで、抹消血管が広がり血行がよくなっていきます。血行がよくなれば、体にたまっている老廃物や、疲労に伴う代謝物の排泄が促進されていきます。

血流が改善されていくことで、体の隅々まで酸素や栄養がいきわたり、新陳代謝が活性化されます。

疲れをしっかり取る作用から、新陳代謝が促進されることで、肌にも大変よい効果が出てくるのです。

しっかり入浴することで、毛穴が開き、中にたまっている皮脂の排泄が促進されることも見逃せません。

洗顔のし過ぎで敏感肌になっている方が多いですが、お風呂に入ることは自然と代謝があがるために肌にあまり負担をかけずに洗えることになります。

肌の新陳代謝促進と、肌への負担を減らしつつ清潔さを保つことへとつながります。

肌の新陳代謝をよくすることが、にきびの改善につながります。

にきびの治療で、行う方法のひとつに「カーボメッド」という機械があります。皮下に炭酸ガスを直接注入することで、強制的に新陳代謝を改善させ、にきびを改善させていく治療法があります。ある程度頻繁に行わなくてはいけない治療法なので、受けられる方は限定的になりますが、副作用なく、比較的早期ににきびが改善できる治療法として重宝しています。

新陳代謝よくすることで、にきびの改善が見られるので、カーボメッドのように強制的とは行かないですが、入浴で血行をよくすることがにきびの治療につながっていきます。

入浴方法

38℃~41℃程度のぬるめのお風呂に入ることをお勧めします。ぬるいかなと思うぐらいがこの温度です。

ゆっくり時間をかけて入りましょう。

目安としては、20分以上を心がけましょう。

あまり長い時間入ると、心臓への負担でつらくなってきますので、そのような場合には、半身浴をお勧めします。

その間 本を読んだり,音楽を聴いたりしてもよいでしょう。

お風呂の効果は、肌だけではありません。お腹も温熱効果で活動がよくなります。にきびができる方は、便秘の方も多いですので、その改善にも効果的です。

自宅でできる手軽なニキビ治療法として単純ですが、お風呂に入浴は実は大変効果的です。