ニキビ跡 治療法の選択① ダーマローラー

2010年11月17日

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ニキビ跡の治療は、大変ニーズの高い治療法の一つです。

ニキビ跡の治療計画を立てる際に、重要な点は、

継続可能な治療法を選択する。

これが何より重要です。

いくら効果的な治療法であったとしても、ほんの数回しか受けられないような形となってしまえば、

それはあまり良いものとはいえないからです。

赤みなどダウンタイムが発生するような治療法の場合には、3~4日程度で収まりつつ、

治療効果が高いものを選択することができることが理想です。

ダーマローラーCIT療法は、比較的リーズナブルで治療効果を得ることができる良い治療法の一つです。

ダーマローラーCIT療法は、極細の針(マイクロスパイク)がついたローラーを用いて、肌に細かい傷を付けていきます。

この際についた傷は、傷跡も残さずきれいに治ってしまう程度のものです。

これを細かくつけることで、肌の修復能力を刺激します。

傷が治る際の過程を利用して、にきび跡を改善していきます。

ダーマローラーCIT療法の利点としては、

  • 消耗品がローラー,表面麻酔薬,導入薬剤のみで、高価な医療機器を必要としない
  • ダウンタイムが短い

この点が この治療法が長く存在している理由と言えます。

真皮層まで到達する針によって、確実に線維芽細胞を刺激して、コラーゲンなどのリモデリングを促すこの治療法は、

高価な医療機器を必要とせず、消耗品は、ありますが、比較的安価に広範囲を治療することができます。

そのうえ、熱量を加える他の治療と比べると、赤みなどのダウンタイムが、

(針の長さによって異なりますが、)短くて済みます。

物理的な針による刺激の効果は、数回の治療から実感していただけますので、

継続性を考えると、モチベーションの維持にも大変良いと思います。

にきび跡の治療は、時間がかかりますから、このような治療法は、

全体的なことを考えると、非常に良い選択肢の一つと言えます。

にきび跡の治療に対しては、トータルバランスの取れた治療法の一つと言えるダーマローラーCIT療法ですが、

弱点もあります。

熱量を加えることができない。

にきびがおさまっていないような方には、ダーマローラーのみではなく、熱量を加える治療法が必要になります。

線維芽細胞を刺激して、コラーゲンを造成させることには、物理的な刺激と共に、熱量を加えることも大変効果的な方法です。

アファームマルチプレックスは、2種類のレーザーを連続照射することができるフラクショナルレーザーです。

にきび跡の治療と共に、ニキビもあまりおさまっていない方には、大変効果的な方法です。

次回は、フラクショナルレーザー アファームマルチプレックスについてです。