肝斑には、、

公開:2025年2月14日

投稿者:

初めていらっしゃる患者様のお悩みを聞くと、やはり圧倒的に多いのが、しみのお悩み。

しみ、といってもその種類は、そばかすやあざ、母斑など多岐に渡ります。

そして、そのしみの中の一つである肝斑。当院にいらっしゃる患者様、とても多いです。

そばかすの中に潜んでいたり、全面に出ていたりするのですが、判断を誤って、普通のしみのようにレーザーを当ててしまうと、悪化してしまう可能性がある肝斑。

計画立てて治療していくことが大事になります。

肝斑って?

女性に多く見られるしみの一種。ただ、そばかすなどの普通のしみとは治療法が異なります。

肝斑の特徴

左右対称にほぼ同じ大きさ、同じ形で現れます。頬骨のあたりに現れることが多く、輪郭がはっきりせず、もやっと広がります。額や口の周辺にできることもあります。

肝斑はなぜ出現する?

肝斑ができる要因はいまだ分かっていません。

肝斑は女性に多く、女性ホルモン、紫外線や洗顔等による物理的な刺激。(擦れ安いところにできやすい) など、さまざまな原因があげられます。しかし、いまだはっきりしているわけではありません。

ちなみに、男性にも肝斑がある方はいらっしゃいます。

肝斑を正しく見分けることが最重要

肝斑と見分けることができずに、しみ取りレーザー(光治療機など)を当ててしまうと、肝斑は濃くなり悪化します。

肝斑には肝斑を取るための治療が必要です。

肝斑があり、しみも混在する場合は、先に肝斑の治療をしてから通常のしみ治療に移行します。(肝斑の状況によりその限りではない場合もございます)

肝斑をしっかり見極めることのできる医師の存在はとても大事です。

当院では画像解析を毎回行います。

画像診断機器、VISIAです。こちらで肌を分析し、医師が肝斑かどうか見分けます。安心して来院ください。

肝斑集中プラン

当院の長年行っている治療のひとつに、肝斑集中プランがあります。

他の人気治療は、内容を少しづつ変化させていたりするのですが、こちらのプランはほとんど作った時のまま。

手をつけない理由は、治療頻度やレーザーと導入する薬剤がとっても効率よく効いてくれるから、です。

より良くできないか、と毎回節目で薬剤などの検討を挟むのですが、やはり今のままが一番肝斑がとれていくね!となり、初期の治療設定からほとんど変わらず安定に人気のある治療です。

肝斑改善集中プラン 肝斑治療

詳しくはこちらのページに書いてありますが、出力を抑えたレーザーを集中的にあてることでメラニンの排出を継続的に促し、肝斑に効果のあるトラネキサム酸を内服で内側から、導入で外側から薬剤を入れていくことで、メラニンの生成を抑えます。

この治療法を一定期間集中的に行うことで、肝斑を治療していきます。

期間は個人差もありますが、皆さん効果を実感されています。

今まで肝斑治療で効果を実感できなかった方にも安心して受けていただけると思います。

レーザーは痛みはなく、温かいだけなのでご安心ください。

レーザー後や、間の週はトラネキサム酸を導入します。とても気持ちが良く、肌がつるつる&トーンアップします。

肝斑かな?とお悩みの方、これは肝斑なのかしみなのかわからない!という方も一度カウンセリングに来ていただければ、と思います。

肝斑を治していきましょう!