速筋と遅筋
今回 リアルボディトレーニングスタジオ代表の増山先生に寄稿していただきました。
不定期で寄稿いただく予定です。
皆さんこんにちは。
いきなりですが筋肉は2種類のものがまじりあってできています。
それが「速筋(そっきん)」と「遅筋(ちきん)」です。
速い筋肉と遅い筋肉? なんか難しそうですか?
大丈夫です。
対照的な働きを持つ筋肉ということが分かればいいのです。
「速筋」は、瞬間的に大きな力を出せる瞬発性に優れた筋肉で、短距離走や筋トレなどで活躍します。
この速筋は、糖質をエネルギー源とするのですが、その糖質は筋肉中に少ししかないので短時間の内に消耗してしまいます。
よってこの速筋は、大きなパワーをずっーと出し続けることはできません。
そのため、普段の生活の中であまり速筋は使われることがないのです。
電車に間に合わない場合などにダッシュしたり、すごく重たいものを持ったり、ころびそうになって手や足でバランスを整える時くらいでしょうか?
速筋が普段あまり使われなない半面、普段使われる筋肉が「遅筋」です。
「遅筋」は、大きな力は発揮できないですが、長時間運動を続ける時に大活躍します。
有酸素運動に使われる筋肉が「遅筋」で、この遅筋が大きくなることはほとんどありません。
その代わり、遅筋を鍛えるとより多くの脂肪をエネルギーとして利用できるようになります。
ただし基礎代謝を上げるには筋トレで「速筋」を鍛えないといけません。
よって、モデルのようなカラダになりたければ、脂肪を燃やす有酸素運動と美しいボディーラインを実現する筋トレのどちらもこなすことが大切です。
特に女性はもともと筋肉量が少ないため、ちょっとハードな筋トレでちょうどよいとも言われていますので、ぜひ筋トレもライフスタイルに取り入れてください。
増山貴浩
リアルボディトレーニングスタジオ
http://www.mashiyama-training.com/