エンディメッドFSRは傷跡の治療にも効果的です。
傷跡の治療は、大きく2種類に分けられます。
- 手術によって傷跡を縫い直し,傷跡を目立ちづらくする。
- 手術以外の方法によって,傷跡を目立ちづらくする。
異論もあろうかと思いますが、この方が比較的分かりやすいのではと考えています。
手術を行える範囲というのは、非常に限られてきます。あまりにも広範囲の場合には無理なものが多く、必要以上の負担がかかることもしばしばあります。以前妊娠線を切りなおして縫いなおすという処置をされた患者さんがいましたが、あまり結果は芳しいものではありませんでした。
そこで、比較的小規模で,瘢痕修正術が可能と判断できる方のみ手術を行うこととしています。
手術以外の方法で当院が行っている治療法。
詳しくは、詳細ページを参照していただくとよいと思いますが、
- アファームマルチプレックス
- ダーマローラーCIT療法
- QスイッチYAGレーザー
等を使用して行っています。肌の入れ替えを行いながら、必要に応じて色素沈着、外傷性刺青の除去を行っていくことで、傷跡を目立ちづらくすることができます。
最新治療器 エンディメッドFSR (RF フラクショナル スキン リサーフェシング)です。
この治療機は、皮膚深層まで多層的に加熱を行うことで、コラーゲン造成を強力に推し進めながら、皮膚表面は、従来のフラクショナルレーザーと同様に入れ替えを行います。ニキビ跡や、肌の引き締めに強力な効果が得られる最新RFフラクショナルです。
これを傷跡に照射を行うことで、従来の治療機を凌駕するほどの、傷跡の収縮が確認できました。1回の治療でもわかりやすいほどの収縮効果がみられたために、今後の治療が非常に楽しみなものです。