手掌足底多汗症ボトックス治療が ずいぶん楽に

2014年6月26日

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久しぶりにキャンセルの方が出たので 少々時間が出来ました。
なにもしないというのもチョットもったいなかったので、多汗症ボトックス注射を行いました。

多汗症治療では 脇の下の汗を抑えるボトックス注射が有名です。今年も多くの方が受けられています。
今回は 脇の下の汗を抑える方ではなく 手掌,足底の多汗症治療です。

手掌多汗症の治療法

手に汗握るといいますが、日常生活に一番影響をうけやすい症状が 手掌多汗症です。滴り落ちるような汗が出てしまうと 握手もしづらく 精神的な緊張が無くても大量の汗がでることが多いことが 手掌多汗症の特徴です。重度の場合には 胸部交感神経遮断手術を行うことも 視野に入れなければいけないでしょう。しかし代償性に他の部位の汗が増えることも指摘されています。

ボトックス注射での手掌多汗症の治療では 手掌のみの治療となるため、他の部位への影響はあまり考えなくても良いことが 利点ですが、問題点は 手のひらに注射しなければいけないということです。

手掌に針を使わずボトックス注入 MedJet×BOTOX

ボトックスを手掌全体に 満遍なく注射する治療は 結構な激痛です。そのため、あまりおすすめしてきませんでした。しかし今回導入した ガス圧を利用した新型インジェクター 「メドジェット」では 針を使わず注入することが出来ます。瞬間的に目的の深度に薬剤を送り込むことができるため、注入の際に多少の刺激感はありますが、かなり楽に受けられます。

というわけで 実際に行いました。

針を使用しませんので、激痛から開放されています。

botox_palm

治療前の私の手です。念のため表面麻酔をしています。(痛いことは苦手です。スイマセン。)
botox_palms_medjet

メドジェットで 手掌に注入していきます。針がついていませんので気持ちも楽に打つことが出来ます。バシュッとガスの音が出ますので、ちょっとびっくりしますが、痛みはそれほどでもありません。
botox_palm_post

注入後の写真です。ボトックスが注入された部分が 白く見えていると思います。これだけ打っても メドジェットで注入するのであれば、かなり楽です。

足底多汗症ボトックス治療は もっと楽に

botox_plantar

 

続けて足底多汗症治療。ボトックスを注入していきます。メドジェットを使用した注入法の際には 薬剤のロスは 実は通常の注射器よりもロスが少なくなるという利点があります。 皮膚内に薬剤を注入する方法は 幾つもありますが、これだけ痛みの軽減と薬剤ロスに貢献する機器も あまり無いでしょう。
botox_plantar_post

 

足底ボトックス注入直後です。 注入された部位は 白く見えています。

まとめ

受けた感触ですが、足底はほとんど痛くなく 受けることが出来ました。この後診療を続けていましたが、特に問題ありません。通常は非常に痛いものですが、いきなりハードルが下がりました。

手掌や足底のボトックス治療では 痛みの軽減に頭を悩ませるモノですが、ずいぶんと楽になりました。針を使わないことも 良い点でしょう。

手掌足底の多汗症治療を検討されていらっしゃる方々には、良い選択肢となると思います。