東京へ出張
公開:2015年6月23日
投稿者:STAFF
5月の下旬に、佐藤医院長とスタッフ2名で東京へ出張に行ってきました。
美容治療の勉強の為、様々な治療の体験をしつつ、
今後当院で取り入れられるものがないか、模索するような出張になりました。
二日間の出張で、暇な時間がなく常に時計を気にして動くような過密
スケジュールでしたが、どの予定にも遅れることなく、
無事出張を終えられたのでホッとしております^^
どんな体験をしたのかというと、当院で取り入れを検討している
点滴を体験しお話を聞いてみたり、鍼灸やかっさを受けて
お話を聞かせていただいたりしました。
左の写真は北鎌倉にある鍼灸院にお邪魔させていただいたときの写真です。
治療以外にも、糖質オフの食事を提供してくださるカフェを
併設されていたりと、色々な取り組みをなさっていて、
とても勉強になりました^^
そちらの先生から東洋医学について詳しくお話を聞かせていただきました。
東洋医学、という言葉は皆さんも聞いたことがあると思います。
西洋医学と東洋医学は何が違うのでしょうか?
西洋医学とは、現代医学のことになります。病気になったら病院へ行き、様々な検査をし病巣を見つけ出し、
必要であればメスを使って病巣を切り取る作業を行います。視覚化をとても重要視し、MRI・CTなどが開発され
より深くまで人体を細かく調べることができるようになりました。
現代医学はミクロを追求し進化をしている、と言われますが、まさに「ミクロの医学」なのだと思います。
それに対し東洋医学は、マクロ医学とも呼ばれます。
身体を小分けにして考えるのではなく、身体全体のバランスを診て治療を行います。
(例えば、腰が痛いという症状でも、頭や首・ひざの裏など全身を使って治療を行います)
自然に反抗することなく自然に従う。ということが基本的な考え方で、
簡単に言えば、自己免疫力を活性化させることで
自然治癒力を伸ばし、病気に対抗する力をつける、ということになります。
東洋医学では「未病」と呼ばれる病理概念があります。
病気ではないけれど、何となく調子が悪い…。など、病気に向かいつつある状態の事を言いますが、
そのような状態の時に自然治癒力を高め、病気や体の不安要素を寄り付かなくさせる、という
〈未然に防ぐ効果〉も大事なことですよね。
あとは、自然治癒力が上がっていれば、病気や怪我をしたとしても治りも自然と早くなります。
身体の中から健康的に、トータル的なアンチエイジングに活用できればいいなぁ、と
先生方とお話ししながら考えていました^^
いろいろな治療方法があるなかで、より効果的なものはどれだろう?と
検討していくいい機会になったと思います。
皆様によりたくさんの選択肢のある治療法をこれからも検討してご案内できればいいな、と思っています♪
スタッフ 平