震災ストレスに対処する

2011年4月3日

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東日本大震災から3週間が経過し、生活復旧も見え始めてきました。

福島第一原発事故など、依然として予断が許されない状況が続いていますので、不安の中で過ごされていらっしゃることと思います。

また、直接被災しているわけでもないのに、体調を壊している方も多くみられています。

高濃度ビタミンC点滴療法など,ストレスによる疲弊に効果がある治療法もありますが、

APA(米国心理学協会)のストレス対処方法の提案を参照してください。


 

APA(米国心理学協会)の、自然災害のページから役に立ちそうな情報の紹介。
http://apa.org/topics/disasters/index.aspx

遠隔地での地震問題にかかわるストレスの対処。
http://apa.org/helpcenter/distress-earthquake.aspx

家族や友人たちが被災地にいる人々にとって、酷い被害のニュースは、特に安否が不明の場合とてもストレスになるものです。特に知り合い等がいない方でもこうしたニュースは精神的に圧倒してきます。
APA(米国心理学協会)は、以下の方法をストレス対処の方法として提案しています。

ニュースを見続けない

際限なく災害のニュースを見続けることは、あなたのストレスをより悪化させかねません。もし大切な方々が被害にあっていて情報をアップデートし続けていたいと思っていても、途中で休憩を挟み心身の負担を減らしてください。

出来ることをやっていく

仕事や学校に行ったり食事を作るなど、普段どおりの生活をおこなっていくこと。そうした日常生活をやり続けることは、地震について常に考え続けることからの中断するのに役立ちます。

健康的な行動をする

バランスの取れた食事を取り、長距離を歩くなどの普段のエクササイズをし、しっかりとした休養をとること。身体の健康を強化することは、あなたの精神的健康維持にも役立ち、また、こうした問題を対処する際の能力を高めます。

事実を正しく捉えておく

地震で恐ろしいほどまでの困難と損失を被るとしても、あなたの人生における良いことに意識を向け続けることを忘れないでください。困難に屈せず、先にあるさまざまな困難に立ち向かえる自身の能力を信じてください。

(可能ならば)有効的に援助する方法を見つける

多くの機関がさまざまな方法で被害者を援助する方法を提供しています。そうしたものに貢献したりボランティアをすることはあなたが何かをすることを助ける前向きな行為となります。

前向きな態度を持ち続ける

こうした悲劇を経験した多くの人たちは、こうした困難に屈しなかった結果自身がいろいろな面で成長したことを見出します。時間と共に、人々は自身の強さを発見し、人生への感謝の念を持ちます。

上記の方法をとることで多くの人々は現在の問題を乗り越えられるかもしれません。しかし、人によっては強いストレス反応を制御することが出来ないかもしれません。日常生活に支障を起こすようなそうした場合は、プロの助けを得て、前に進み続ける方法をえられるようにしてください。

(三羽理一郎 加州公認クリニカルサイコロジストPSY21622 )