毛孔性苔癬(二の腕のブツブツ)

2015年7月13日

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2015/07/13更新

二の腕や背中,大腿にできる赤いブツブツに困っている方も多いことでしょう。

毛孔に一致した赤い丘疹ができる慢性疾患です。毛孔性苔癬と言います。 四肢の伸側に多発する毛孔に一致した角化性丘疹で、上腕や大腿によく見られます。 肩部、背部、臀部(でんぶ)、耳前部にも両側に集まって、または散らばって現れます。

丘疹は、正常な皮膚の色あるいは淡紅色、褐色調を帯びています。

家族内発生がみられることから、常染色体優性遺伝といわれています。 ご相談の多い疾患の一つです。
治療が難しい場合もありますが、それでも比較的効果的な治療法があります。

毛孔性苔癬に効果的な治療法

毛孔性苔癬の改善には 肥厚した角質の改善と 毛孔内に充満する角質の排出, 毛孔自身の機能抑制が必要になります。症状に合わせて治療法を選択することが改善に重要です。

ケミカルピーリング

軽度の毛孔性苔癬には良い方法と言えます。毛包の異常角化の軽減目的で行います。ざらざらした感触が徐々にスムーズな肌になっていくことが分かります。

A-MTS

amts毛孔性苔癬のほぼ標準と言える治療法。異常角化丘疹を安全に破壊することで、症状軽減を狙うことが出来ます。

A-MTS+MedioSTAR

mediostar01-small毛孔性苔癬の改善に最も頻度の高い治療法が A-MTSです。角化丘疹を安全に破壊することができ、色素沈着などのリスクも殆ど無い点も この方法の大きな利点といえるでしょう。一方で毛孔性苔癬の症状によっては 十分な効果が得られない場合もあります。

そこで皮膚深層の毛乳頭部、より浅層の幹細胞があるバルジ領域を傷害することができるレーザー「メディオスター」を同時に照射することで、リスクを最小限度に留めながら より高い効果を得ることが可能です。

よりシビアな毛孔性苔癬の症状の方 より高い効果を希望される方にはお勧めの方法です。

まとめ。

毛孔性苔癬の治療法は、いまだ決定的な治療法というものはありませんが、その中でも比較的改善のみられる治療法というものがあります。 まず、ケミカルピーリングや、カーボンピーリングを試していただくことをお勧めしますが、そののち、上記のような治療法も検討されることをお勧めします。

毛孔性苔癬に対する治療効果を得る場合には 軽度の方にはケミカルピーリングも良いと思いますが、できることであれば、A-MTS シビアな症状の場合には A-MTS+MedioSTAR での治療をお勧めします。

2010年3月8日の記事を更新しました。