エンディメッドFSRとニードルを使用した機器との違い
エンディメッドFSR(高周波RFを使用したフラクショナル治療器)についてのお問い合わせが増えてきました。
エンディメドFSRと,針を使用したフラクショナルRF機器(イントラセル・スカーレットなど)との違いについての問い合わせが多いようです。
そこで、今回は、その違いについて説明したいと思います。
ニードルフラクショナルRF治療器(イントラセル・スカーレットなど) 絶縁体で覆われた針先から高周波を発生させて、凝固層を形成させることで、肌の引き締め,ニキビ跡の改善などを行う治療機です。皮膚表面に熱量を発生させないことで、表皮を守り、目的とした層で、十分な熱量を与えることができます。
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エンディメッドFSR RFフラクショナル治療器サブシジョナルRF治療機とも違うのですが、皮膚表面から続く凝固創を形成させ、CO2フラクショナルレーザーと同様に肌の入れ替えを行います。(FSR=フラクショナルスキンリサーフェシング)
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エンディメッドFSR と ニードルフラクショナルRF治療器の違いについて まとめ
エンディメッドFSR |
ニードルフラクショナルRF治療器 |
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皮膚表層の肌の入れ替え | ◎表層からRFを発生させる | ×~○(機種によって異なる) |
治療の深さの変化 | ○ | ◎(針の長さで調整) |
熱量発生の範囲 | ◎皮膚深層まで加熱する3DEEPテクノロジー | ○バイポーラ方式のため、限定的 |
赤みがあまり出ない | ◎あまり出ない | ○(機種によって赤みが強くなることも) |
痛み(表面麻酔薬使用) | ○痛みの量が少ない | ×~○(高周波の周波数によって痛みの出方が異なる) |
治療効果 | 今後の治療法の変化によって、さらなる発展が期待できます。 |
エンディメッドFSRは、針を刺さずに、皮膚表面から深層にかけての凝固創を形成させ、且、深層までの加熱を可能としていますので、技術的なアドバンテージは高いと考えられます。照射方法の発展によってブラッシュアップさせることで、より効果の高いものへとすることができるかという点が、今後の課題となっていくと思います。
直接的にはりを差し込み、針先からバイポーラ方式にて熱量を発生させるニードルフラクショナルRF治療器は、今後も新たな機器が出てくることで、洗練された治療法となっていくことでしょう。皮膚表面への効果発現が少ない点は、ダウンタイムの軽減によいのですが、治療効果に若干の物足りなさが出てしまうかもしれませんが、Er-YAGレーザーのフラクショナルなどを組み合わせるなど、柔軟性の高い機器とも言えます。
双方ともこれから発展していく注目の治療機です。今後が楽しみですね。