プラセンタ注射の話。

2011年9月8日

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プラセンタ療法と言うものがあります。

ヒトの胎盤から抽出した薬です。
肌質改善はもとより、体調管理、アトピー性皮膚炎、ニキビ、アレルギー、更年期障害の緩和など、様々な効果を発揮する療法です。

一番わかりやすい効果は、

二日酔いになりづらい。寝付きが良くなる(睡眠障害の緩和)。

このあたりだと思います。肝機能が良くなることで、二日酔いになりづらくなる(いくら飲んでも大丈夫というわけではありません。)ことは、おいといても、睡眠の質が良くなっていくことで、疲れも取れやすくなり、体力の回復に貢献してくれます。
免疫バランス、ホルモンバランスを調節してくれる作用によって、様々な効果を得ることができます。

プラセンタ療法を行っていない先生方も多くいらっしゃいますので、その効果に懐疑的な方もいることでしょう。
当院では、プラセンタ療法を積極的に取り入れて治療を行っています。

プラセンタ療法を認識した出来事。

だいぶ昔話となりますが、私がまだ大学病院の形成外科医局にいた頃の話です。
週に1日、知り合いの開業された先生の所へ、勉強をさせていただきに通っていました。

そこに、褥瘡(じょくそう)で通っている女性がいました。褥瘡は、「床ずれ」のことです。いわゆる寝たきりの状態で、在宅介護で来られていた方です。
褥瘡は、寝たままの状態などで、圧力がかかったままとなり、皮膚が壊死してしまった状態です。通常であれば、寝返りを打つことで、そうならないようにしているのですが、それもできなくなっていくと、褥瘡が出来てきます。
褥瘡の処置を毎回行うのですが、通常そう簡単に治るものではありません。
全身状態の回復の一助となればと言うことで、プラセンタ注射も行われていました。。

その当時は、プラセンタ療法については、あまり知識がなく,懐疑的で、むしろ否定的な印象を持っていました。

その後しばらくして、転勤なども重なって、あまり通えなくなっていたもので、失念していたのですが、
ある時、歩いてその患者さんは登場しました。 プラセンタの治療を始めてから回復が少しずつみられてきたのだそうです。

プラセンタの効果を改めて実感した次第です。

このような効果は、そう簡単に訪れないのかもしれません。
それでも、プラセンタ療法の効果を理解する一つの原因となりました。

ところで、私自身不定期ですが、プラセンタ注射を受けています。
1回の治療で、6アンプル使用しています。
とてもオススメできる量ではありませんが、(つぼ打ちでは、それ以上使うこともあります。)
肌状態が悪化した際に打つことで、回復を早めてくれます。
(色々試しているためか、年齢相応に見られたことがありません?。)

最近は、肩こりでプラセンタ注射を受けに来られるが、増えてきました。
肩こりは、頭痛の原因ともなり、何とも不快なものです。
プラセンタ療法は、全身状態の改善とともに、肩こりの緩和にも効果が期待できる大変良い方法の一つです。

プラセンタ療法