XERF ザーフ

リフトアップ+引き締め効果を
痛み無く同時に実現する
次世代たるみ治療器

XERF 高周波たるみ治療器 リフトアップと引き締め効果を同時実現XERF(ザーフ)は世界初のデュアル周波数6.78MHzと2MHz)を同時出力できる次世代RF(高周波)たるみ治療器です。

皮膚表面から脂肪層・筋膜まで幅広い深度の組織を加熱しうるため、より立体的な引き締め効果が期待できます。

特許技術「Wave Fit Pulse」により痛みや副作用リスクを最小化。即効性と安全性を兼ね備え痛みに敏感な方でも安心して快適に受けていただけます。

仙台(宮城)エリアでたるみ治療をご検討中の方は、是非当院のRFリフトアップ「XERF」をご検討ください。

※たるみ治療全般については、たるみ治療詳細ページご参照ください。

 

このような方におすすめ

上記のようなお悩みに該当する方にはXERFが適しています。

XERFの特徴

XERF独自のデュアル周波数機能は、6.78MHzと2MHzという2つの異なる周波数でエネルギーを照射することで、従来の高周波(RF)治療とは一線を画しています

以下では、XERFの主な特徴をわかりやすく解説します。

「デュアル周波数」で深層から引き締め

XERFはリフトアップ効果に適した6.78MHzに加え、深部加熱を可能にする2MHzデュアル周波数方式を搭載(特許技術)しています。

従来は熱エネルギーが届きにくかった皮下脂肪層や筋膜(SMAS)付近までしっかりと熱が行き渡り、土台からお顔全体をぐっと引き締めることができます。

同時に表皮〜真皮のコラーゲン収縮も促されるため、浅い層のタイトニング効果(小じわ改善や肌のハリ向上)も一度の施術で得られます。

また、独自の冷却技術と安全システムにより痛みが少なく副作用のリスクが低い点も魅力です。

 

「3段階深さコントロール」でリフトアップ+引き締めを同時に実現

XERFは、2種類の高周波を用いて熱エネルギーの発生深度をコントロールする3段階の深達度モードShallow – Middle – Deep」(浅層-中間層-深層)が搭載されています。

皮膚断面図 XERF 3段階の深達度モード

頬、フェイスライン、目元・口元、首元など部位に合わせて繊細に出力を調整でき、「たるみ改善」「小顔効果」「肌のハリ感アップ」といった目的に応じたカスタム照射が行えます。

たるみの状態に応じて解剖学的にデザインされた精密な照射設定が可能です。

 

Wave Fit Pulse™ – 痛みを抑えて、しっかり効かせる特許技術

従来のRF治療ではエネルギーを一度に連続照射するため、皮膚の温度が急上昇して痛みの原因になります。

XERF独自の特許技術「Wave Fit Pulse™」では、表面温度をリアルタイムに計測し、エネルギーを最大12回のパルスに分けて照射し、各パルス間に冷却を組み合わせます

「Wave Fit Pulse」で痛み無くたるみを引き締めます。

この仕組みにより、皮下組織には必要な熱をじっくり加え適切な温度をしっかり維持できます。同時に、肌表面の過度な加熱を防ぐため、痛みは最小限で済みます。

痛みに敏感な方でも安心して快適に施術を受けていただけるよう配慮された最新技術です。

世界で初めて複数回のパルス照射と冷却を組み合わせた「Wave Fit Pulse™」技術は特許取得済みで、XERFだけに搭載されています。

SPIDER PATTERN™ – 高度な安全性+均一な加熱

複数の温度センサーが皮膚温度をリアルタイム監視し自動で出力を調整します。さらに「スパイダーパターン電極」(特許技術)が、エネルギーを広範囲にムラなく分散させ局所的な過加熱を防ぎます

これらにより熱傷リスクを最小化しています。

期待できる効果

XERFにはShallow(浅)・Middle(中)・Deep(深)の3つのモードがあり、お顔の部位やたるみ具合に合わせて出力を細かく調整できます。

例えば皮膚の薄い目元はShallowモード、顎下を引き締めるにはDeepモードなど、部位ごとに最適な深さへのアプローチが可能です。

たるみを引き締め、肌の質感を改善

XERF症例写真 30代女性アゴ下のボリュームダウンBefore
治療前
▶︎
XERF症例写真 30代女性アゴ下のボリュームダウンAfter
治療後
施術名
XERF
内容
フェイスラインのリフトアップ、顎下のたるみ改善
リスク
発赤 熱感 色素沈着 痛み 乾燥
治療費
1回 165,000~220,000
Courtesy of Dr.Jewan Kaiser Hwang

3種類の深部加熱モードを用いることで、『フェイスラインはしっかり引き締めたいけど、頬がこけるのは避けたい』といった要望にも応えられるオーダーメイド照射を実現します。

結果として、リフトアップ効果と肌質改善を同時に叶えることができます。

 

XERF症例写真50代女性 V_line 顎下のボリュームダウン Before
治療前
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XERF症例写真50代女性 V_line 顎下のボリュームダウン After
治療後
施術名
XERF
内容
タルミを引き締め+リフトアップ
リスク
発赤 熱感 色素沈着 痛み 乾燥
治療費
1回 165,000~220,000
Courtesy of Dr.Jewan Kaiser Hwang
XERF症例写真 60代女性 マリオネットライン 顎下のたるみ 質感の改善 Before
治療前
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XERF症例写真 60代女性 マリオネットライン 顎下のたるみ 質感の改善 After
治療後
施術名
XERF
内容
顎下のたるみ,マリオネットラインの改善
リスク
発赤 熱感 色素沈着 痛み 乾燥
治療費
1回 165,000~220,000
Courtesy of Dr.Jewan Kaiser Hwang
XERF症例写真 60代男性 マリオネットライン しわ_たるみの改善 Before
治療前
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XERF症例写真 60代男性 マリオネットライン しわ_たるみの改善 After
治療後
施術名
XERF
内容
マリオネットラインのシワ,たるみ改善
リスク
発赤 熱感 色素沈着 痛み 乾燥
治療費
1回 165,000~220,000
Courtesy of Dr.Jewan Kaiser Hwang

肌質改善・小顔効果も期待

XERFは単なる”たるみ取り”に留まらず、肌質の向上も期待できます。

高周波の熱刺激で真皮の血行やリンパ流が促進され、くすみの改善や肌のキメ・毛穴の引き締まりにも寄与します。またコラーゲン増生に伴い肌に弾力が生まれ、細かいシワが目立ちにくくなる効果も。

XERF症例写真 40代女性 肌のハリ_赤み_キメの改善 BeforeXERF症例写真 40代女性 肌のハリ_赤み_キメの改善 Before
治療前
▶︎
XERF症例写真 40代女性 肌のハリ_赤み_キメの改善 After
治療後
施術名
XERF
内容
肌のハリ、赤み、キメの改善
リスク
発赤 熱感 色素沈着 痛み 乾燥
治療費
1回 165,000~220,000
Courtesy of Dr.Jewan Kaiser Hwang

当院が選ばれる理由

XERFによるたるみ治療を受けるなら、実績と安心感のあるクリニックを選びたいものです。当院が仙台でXERF治療において多くの方に選ばれるのには、いくつかの理由があります。

医師が施術を行います。

当院では、たるみ治療経験が豊富な医師がXERF照射を行います

レーザーや高周波機器を扱うリフトアップ治療は高度な知識と技術を要するため、専門の医師がカウンセリングから照射、アフターケアまで丁寧に対応いたします。

お肌の状態を的確に見極めた上で適切なエネルギー設定で照射を行うには、安全性と効果を両立した質の高い治療が求められます。「任せて良かった」と感じていただけるよう、責任を持って施術にあたっています。

的確な診断とデザイン

VECTRA顔画像分析1

お顔のたるみ具合をVISIA,VECTRA等画像診断装置を用いて分析を行います。解剖学的観点から丁寧に診断し、改善すべきポイントを明確にします。

その上でXERFの照射モードやエネルギー、ショット数を患者様ごとにカスタマイズした治療デザインを行います。

過剰な出力は使用しません

効果を求めるあまり闇雲に高出力を当てるようなオーバートリートメントは行いません。

患者様の肌質や反応を見極め、適切なエネルギー量で副作用リスクを抑えつつ最大の効果が出るよう調整します。安全第一でありながら結果も妥協しない、バランスの取れた治療をご提供します。

痛み・負担を抑える丁寧なケア

XERF自体が痛みを極力抑えた治療機器ですが、当院では施術時の患者様の負担軽減に細心の注意を払っています

冷却機能を活用して熱による刺激を和らげ、基本的に表面麻酔なしでも施術可能なほど痛みは軽微です。照射中も不安や違和感がないかこまめに確認し、リラックスして受けていただけるよう配慮しています。

施術後の肌ケアや万一のアフターフォローまで充実させ、初めての方でも安心して通える環境を整えています。


以上のように、最新機器の性能と熟練医師の技術力を組み合わせることで、当院ならではの質の高いたるみ治療を提案します。

仙台(宮城)でXERFを受けるなら、症例数豊富な当院にお任せください。お一人おひとりに寄り添い、満足いただける結果へと導きます。

XERF 治療費

全て医師が照射を行います。

  料金
スタンダード 165,000
プレミアム 220,000

 

監修者情報(医師紹介)

監修医師 佐藤雅樹(仙台 ソララクリニック院長)

監修医師:佐藤 雅樹 (さとう まさき)

ソララクリニック 院長

専門分野:美容皮膚科

2000年 順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部形成外科入局。 大学医学部付属病院等を経て、都内美容皮膚科クリニックにてレーザー治療の研鑽を積む。2011年3月 ソララクリニック開院 院長就任。2022年 医療法人 松柴会 理事長就任。日本美容皮膚科学会 日本形成外科学会 日本抗加齢医学会 日本レーザー医学会 点滴療法研究会 日本医療毛髪再生研究会他所属。 
様々な医療レーザー機器に精通し、2011年ルビーフラクショナル搭載機器を日本初導入。各種エネルギーベースの医療機器を併用する複合治療に積極的に取り組む.

医師紹介

 初めて受診される皆様へ

最終更新日

よくある質問 FAQ

XERFに関するよくある質問をまとめました。
ご参考になれば幸いです。

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XERFはこれまでの臨床研究でも高い安全性が報告されている施術です。

肌の内部を均一に加熱することでコラーゲン生成を促しますが、熱傷など重大な副作用はほとんど確認されていません。照射時には5点式温度センサーによるリアルタイムモニタリングと自動温度制御が働き、設定以上の温度にならないよう設計されています。

ただし、施術後に一時的な赤みや軽いむくみ、違和感などの軽度の副反応が出る場合があります。これらは通常数時間から数日で収まる一時的なもので、肌に永久的なダメージを残すリスクは極めて低いです。

安全のため、ペースメーカー装着中の方や妊娠中の方など一部治療を受けられない条件があります。施術前のカウンセリングでリスクと適応を十分確認し、安全に配慮したプロトコルで施術を行います。

ほとんど痛みはありません。施術中は「じんわりと温かい」感覚を覚える程度で、強い痛みや刺激は通常ありません。

XERFには「Wave Fit™パルス」という独自技術が搭載されており、表皮を冷却しながら間欠的にRFエネルギーを照射するため、熱さや痛みを感じにくい設計になっています。

また、ハンドピースに備わった冷却システム(Integrated Contact Cooling)により表面をしっかり冷やしながら照射できるため、従来のRF治療やHIFUに比べて痛みは大幅に軽減されています。

個人差はありますが、照射中に感じるのは温かさや軽い刺激感程度で、強い痛みを訴える方は少数です。

痛みに不安のある方には、必要に応じて表面麻酔クリームの使用も検討しますのでご相談ください。

ダウンタイムはほとんどありません。

施術直後からメイクや洗顔が可能で、日常生活に支障をきたすことはまずないでしょう。照射後に肌が軽度に赤くなることがありますが、多くの場合数時間〜半日程度で治まります。

稀にむくみが出ても翌日までに改善し、皮膚剥離などの症状はごく一部で見られるのみです。

施術当日は強い日焼けやサウナなど皮膚を過度に温める行為を避ければ、特別な制限はありません。医師の指示に従った保湿やUVケアを行っていただければ、すぐに普段の生活を送っていただけます。

初回から効果を実感される方が多いです。

施術直後からフェイスラインの引き締まりやリフトアップ効果が見られ、さらに施術後もコラーゲン生成が続くため、1~3ヶ月後にかけて肌のハリ・弾力が向上していくケースが多いです。

ただし効果の持続やさらなる改善を求める場合、3~6ヶ月おきに複数回の施術を推奨しています。継続治療でコラーゲンが蓄積し、より長期にわたるリフトアップ効果が得られます。

個人差はありますが、コラーゲン造成の促進効果が得られる期間は約半年~1年程とされています。実際の臨床研究でも、1回の治療で得られたフェイスラインの引き締め効果が約6か月〜12か月持続したとの報告があります。

コラーゲン造成促進効果が得られている状態をキープさせることで、更に改善や状態維持を期待できます。そのため、治療頻度としては3~6ヶ月毎に受けることが理想です。

照射範囲や治療内容にもよりますが、施術時間は、およそ30~60分程度です。

はい、施術直後からメイク可能です。

XERF施術後はわずかに赤みが出る場合がありますが、ほとんど腫れもないため特別なダウンタイム(安静期間)は必要ありません。普段通りの生活に戻っていただけます。

ただし施術直後のお肌はデリケートな状態ですので、できればその日は肌に負担の少ないミネラルメイクなどで優しく仕上げ、帰宅後は丁寧にクレンジング・保湿をしてください。

XERFは主に皮膚〜皮下組織の引き締めを目的とした機器で、SMAS筋膜や表情筋のたるみ改善にも一定の効果が期待できます。

実際、豚皮膚を用いた実験では、XERF照射後に浅層・深層の筋膜(顔面腱膜)に厚みが増し、上方へ引っ張られる変化が確認されています。これは従来のRF機器では見られなかった深部組織への作用で、XERFの2MHz帯の周波数が筋膜近くまでエネルギーを到達させた結果と考えられます。

もっとも、筋肉そのものを大きく収縮させる効果は限定的です。筋膜リフト効果はマイルドかつ徐々に発現し、皮膚表面の引き締まりと相まってフェイスライン全体の改善につながります。

特に軽度〜中等度の頬のたるみや二重顎であれば、筋膜レベルも含めたリフティング効果を実感できるでしょう。重度の筋膜ゆるみがある場合は他の施術との併用が望ましいケースもありますが、XERF単独でも皮下組織を介して筋膜を間接的に刺激し得る点は従来RFにない利点です。

年齢制限は特にありませんが、一般的には30代以降で肌のたるみやハリ低下が気になり始めた方に適した施術です。

XERFは肌内部のコラーゲン生成を促すため、予防的な目的で比較的若い年齢(20代後半〜30代)から受けることで、将来のたるみを緩やかにする効果も期待できます。

一方、60代以上の方でも皮膚や組織の状態によっては十分なリフトアップ効果が得られます。高齢の方ほど即時的な引き上げ効果を実感しやすい傾向もあり、実際に70代の患者様でフェイスラインの明確な改善が見られたケースもあります。

ただし、年齢が上がるにつれ皮膚の弾力繊維自体が減少しているため、効果の現れ方に個人差が大きくなる点はご了承ください。医師が肌の状態を診察した上で、年齢に応じた現実的な期待値をご説明いたします。

HIFU(ハイフ、例:ウルセラ)は高密度焦点式超音波を用いて、主に皮下組織や筋膜(SMAS)に点状の熱損傷を与えリフトアップを図る治療です。一方、XERFは高周波(RF)エネルギーを用いており、広範囲に熱を拡散させながら真皮〜皮下組織を加熱します。

HIFUがピンポイントに深部組織(約4.5mmのSMAS層)を狙うのに対し、XERFは浅い層から深い層まで連続的に加熱できる点が大きな違いです。そのためHIFUはフェイスラインの強力なリフトアップに優れ、XERFはお顔全体のたるみと肌質改善をバランスよく行える特徴があります。

痛みに関しても、HIFUは施術中に強い痛みを感じることが多く麻酔や神経ブロックが必要になる場合がありますが、XERFは前述のように痛みが少なく麻酔無しで施術可能です。

ダウンタイムはいずれもほぼありませんが、HIFUは一時的に骨に響くような痛みや筋肉痛を翌日に感じるケースがあり、XERFではそうした深部の痛みは生じにくい傾向があります。

両者はアプローチが異なりますが、XERFは、表層からHIFUが得意とした深部加熱の領域まで一機種で行うことが可能となっています。

サーマクールに代表される従来からある単極性RF治療器は、6MHz帯の周波数を用いて主に真皮のコラーゲン繊維を収縮させることで肌を引き締めます。

XERFもRFを用いる点は共通ですが、世界初のデュアル周波数技術(6.78MHz+2MHz)を搭載しているのが大きな違いです。これにより、真皮だけでなく皮下脂肪層の繊維隔壁にまで熱エネルギーを届けることが可能となり、治療の深達度と効果が向上しています。

また従来器では照射チップの大きさに応じて深さが決まっていましたが、XERFはShallow・Middle・Deepの3段階で深達度を細かく調節でき、部位ごとに適切な層へエネルギーを集中できます。

痛みの面でも、サーマクールは照射時の熱感が強く麻酔クリームや鎮痛剤を併用することもありましたが、XERFは冷却機能とパルス制御により痛みが軽減されています。

さらにXERFはリアルタイムの温度監視やスパイダーパターン電極によるエネルギー分散設計で、安全性と均一性も向上しています。

総じて、従来RF機器の長所を踏襲しつつ効果と快適性を飛躍的に高めたのがXERFの特徴です。

XERFには浅層(Shallow)・中間層(Middle)・深層(Deep)の3段階の照射モードがあります。

これはターゲットとする皮膚の深さを変える設定です。

  • Shallowモードでは主に真皮上層〜中層を加熱し、肌表面のハリやキメ改善を狙います。
  • Deepモードでは真皮深層〜皮下組織、特に脂肪層内の繊維隔壁や浅筋膜(SMASに近い層)まで熱を届け、フェイスラインのたるみや深部からの引き締め効果を狙います。
  • Middleモードはその中間で、真皮全層と一部皮下組織をバランスよく加熱します。

患者様のたるみ具合や肌質に応じて、これらのモードを単独または組み合わせて使用します。例えば、頬のたるみが気になる場合にはDeepモードで深部からリフトしつつ、肌質改善目的でShallowモードも追加するといった具合です。

3段階の深度調整により、一人ひとりの肌構造に合わせたオーダーメイド治療が可能となっています。

顔と首のみが施術適応部位です。

XERFは顔の皮膚構造に合わせて設計されており、体(お腹や二の腕など)への施術は想定されていません。顔~あご下~首の範囲であれば照射可能ですので、例えば首のシワやたるみ改善目的に照射を行うことも可能です。

ダウンタイムはほとんどありませんが、以下の点にご注意ください。

入浴・サウナ
当日は長時間の入浴やサウナは避け、シャワーのみにしてください。治療部位を過度に温めると赤みやほてりが強くなる恐れがあります。

紫外線対策
施術後のお肌は紫外線の影響を受けやすいため、外出時は日焼け止め(SPF50+推奨)をしっかり塗って直射日光を避けてください。日焼けは炎症後色素沈着を招く可能性があるので厳重にガードしましょう。

保湿ケア
照射後の肌は一時的に乾燥しやすくデリケートです。こすらず優しく保湿し、刺激の強い化粧品は数日間避けてください。鎮静効果のあるパックやスプレー化粧水の使用もおすすめです。

その他
当日は激しい運動や飲酒も控えてください。万一赤みが強く出た場合は保冷剤等で冷やし、それでも気になる症状があればご連絡ください。

適切なアフターケアを行うことで効果を最大限に引き出し、リフトアップ効果の持続期間も延ばすことができます。医師の指示を守ってケアをお願いします。

参考文献

本ページを作成する際に参考にした文献集です。

専門的な内容になりますが、治療の有効性・安全性についてのエビデンスとして参考にしてください。

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原題: Efficacy of dual-frequency noninvasive monopolar radiofrequency in skin tightening: Histological evidence

出典: Skin Research and Technology

DOI: 10.1111/srt.13821

要約: Lutronic社が開発した新しいデュアル周波数RF機器(XERF)を豚皮膚モデルで検証した研究。

6.78MHzと2MHzを同時照射したところ、照射6時間後には真皮のコラーゲン束が顕著に肥厚・短縮し、浅層・深層の筋膜(スマス)にも従来デバイスでは見られない厚み増加と上方への牽引が観察されました。

この結果、低い周波数(2MHz)を加えることで深部組織への熱効果が高まり、皮膚全層にわたるタイトニング効果が得られることが示唆されます。

本研究はXERFの深達度と組織反応について初めて組織学的エビデンスを提供し、デュアル周波数RF技術が従来にない包括的なたるみ治療効果をもたらす可能性を示しています。

原題: Monopolar radiofrequency for dermal temperature regulation and remodeling: A porcine model study

出典: Journal of Cosmetic Dermatology 2024

DOI: 10.1111/jocd.16495

要約: RF照射時の皮膚内部温度の変化とコラーゲン変化を詳細に調べた前臨床研究。

光ファイバー式温度計とサーモグラフィで豚皮膚内の温度をリアルタイム測定したところ、低出力で50℃・中出力で60℃・高出力で70℃に達しつつも表皮温度は43℃以下に保たれ、熱傷が生じないことを確認しました。

施術1ヶ月後の組織学評価では、真皮コラーゲン密度が増加し、コラーゲン束がより太く緻密に再構築されていました。

副作用評価でも組織壊死や瘢痕形成は認められず安全に真皮の狙った温度帯を維持してコラーゲン生成を促進できることが示されています。

以上より、RFは適切な温度管理下で安全かつ効果的に皮膚のタイトニングとリモデリングを達成し得ることが実証されました。

原題: Evaluation of the clinical safety and efficacy of a noninvasive dual-frequency monopolar radiofrequency device in the treatment of facial photoaging sequelae in Republic of Korea: a clinical study

出典: Medical Lasers(2025)

DOI: 10.25289/ML.24.035

要約: 新世代デュアル周波数RF機器(XERF)による顔のたるみ治療を20名の韓国人女性患者(28〜63歳、軽度〜中等度の肌老化)で検証した研究です。

患者は1回の治療を受け、12週間後に評価されました。結果は非常に良好で、独立した医師による写真判定で80%の症例で施術後を正しく識別でき、全体の改善度評価(GAIS)は平均2.75/4と中等度以上の改善が確認されました。

患者満足度も高く、全員が10点中7点以上と回答し、痛みの自己評価はVASで軽度〜中等度に留まりました。また予期しない副作用は一件も報告されず、安全性も確立されました。

以上より、デュアル周波数RFは痛みが少なく安全で、軽度〜中等度の顔面たるみに対し高い患者満足度を伴う有効な治療法であることが示されました。

原題: Efficacy and Safety of Monopolar Radiofrequency for Tightening the Skin of Aged Faces

出典: Cosmetics 2024, 11(3), 71

DOI: 10.3390/cosmetics11030071

要約: 韓国人女性20名(平均48歳、軽度〜中等度の顔面たるみ)を対象に、国産RF機器で1回の顔面RF照射を行い、6ヶ月間追跡した研究です。

評価の結果、施術12週間後に頬や法令線のたるみが有意に改善し、その効果は24週間後も維持されていました。顔の弾力は4週後から測定機器で向上し始め、24週にわたり漸進的に改善が続きました。

また、毛穴や細かいシワ、肌トーンも徐々に良化する傾向が見られました(統計的有意差はなし)。

痛みについて特筆すべき点は、全ての患者が無麻酔で治療を受け、施術中の痛みスコアは0(痛み無し)と報告されたことです。

熱傷や瘢痕などの副作用も皆無で、安全性は極めて高いことが確認されました。

結論として、単回のRF治療でも半年間にわたりフェイスラインの顕著な引き締め効果を発揮し、副作用なく安全に施行できることが示されました。

原題: Monopolar radiofrequency treatment for facial laxity: Histometric analysis

出典: Journal of Cosmetic Dermatology Volume 19, Issue 9 2020

DOI: 10.1111/jocd.13449

要約: 単極性RF治療による肌組織の変化を生検で検証した研究です。

11名の被験者の顔にRFを1回照射し、施術前・2ヶ月後・6ヶ月後の皮膚組織を比較しました。

その結果、真皮乳頭層および網状層においてコラーゲン線維密度が有意に増加し(例:乳頭層で照射前0.736→照射後0.773)、コラーゲン線維の配向も規則的になったことが示されました。弾性線維密度も全層で増加傾向を示し、特に浅い層で明確でした。

以上より、RF治療後にコラーゲン・エラスチン線維が新生し、皮膚組織構造が改善されることが確認されました。本研究は、RFによる即時的なコラーゲン収縮だけでなく、長期的な線維リモデリング効果を組織レベルで裏付けるものです。

原題: Comparative histometric analysis of the effects of high-intensity focused ultrasound and radiofrequency on skin

出典: Cosmet Laser Therpy. 2015;17(5):230-6

DOI: 10.3109/14764172.2015.1022189

要約: HIFU(高密度焦点式超音波)と単極RFが皮膚内に誘導するコラーゲン変化を比較検討した研究です。

各治療を2ヶ月間隔で施行し、施術2ヶ月後に皮膚生検でコラーゲン・エラスチン量を測定しました。

結果、RFは真皮浅層から深層まで広範囲にコラーゲン新生とエラスチン新生を引き起こしたのに対し、HIFUは主に真皮中〜深層に効果が限局していました。

特にHIFUは深網状真皮で最大の線維新生効果を示し、RFは浅い乳頭真皮から深網状真皮まで万遍なく効果を発揮しました。

このことから、HIFUは深部組織を焦点的に、RFは広い領域を拡散的に加熱する性質が裏付けられています。

本研究は、HIFUとRFの作用メカニズムの違いが組織学的にも現れることを示し、両者の併用や症例に応じた使い分けに有用な知見を提供しています。

原題: The efficacy and safety of the high-intensity parallel beam ultrasound device at the depth of 1.5 mm for skin tightening

出典: Journal of Cosmetic Dermatology 2023.22(5)

DOI: 10.1111/jocd.15672

要約: 新型の高強度超音波治療器(ソフウェーブのSUPERB™技術)によるフェイスライン引き締め効果を36名で検討した研究です。

1回治療後、1ヶ月および3ヶ月後に評価したところ、法令線およびマリオネットラインの凹み容積が有意に減少し、3ヶ月時点でもその効果が維持されていました。1〜3ヶ月間での変化量に大きな差はなく、早期に得られたリフト効果が維持されたことを示します。

また参加者の痛みスコアは平均6.6/10と中等度で、麻酔無しでも耐えられる範囲でした。副作用は報告されず、安全性も良好です。

結論として、本超音波デバイス(ソフウェーブ)は低い侵襲で下顔面の皮膚タイトニングに有効であり、1ヶ月後には60%以上の被験者で法令線・マリオネットラインの改善を自覚する結果となりました。

即時効果と安全性の観点から、従来のHIFUに代わる有望な非侵襲リフトアップ法と位置付けられています。

原題: Combined treatment for skin laxity of the aging face with monopolar radiofrequency and intense-focused ultrasound in Korean subjects

出典: Journal of Cosmetic and Laser Therapy Volume 20, 2018 - Issue 7-8

DOI: 10.1080/14764172.2018.1427870

要約: 韓国人患者を対象に、サーマクール(単極RF)とウルセラ(HIFU)を併用した場合の効果を検証した研究です。

単極RFとHIFUを同日に連続施術し、数ヶ月後の改善度を評価しました。

その結果、併用治療群では片方のみの治療に比べフェイスリフト効果が高く、患者満足度も向上しました。

具体的には、医師評価によるGlobal Aesthetic Improvement Scale (GAIS)で約96%の症例が改善判定となり、しわ・たるみの総合的な軽減が認められました。

副作用も単独施術時と変わらず安全性に問題はなく、RFとHIFUの組み合わせが相乗的なリフトアップ効果をもたらすことが示唆されました。

この研究は、異なるエネルギーデバイス同士の組み合わせ治療の有用性を示すもので、難治性のたるみに対して今後治療戦略を立てる上で貴重なエビデンスとなっています。

原題: Minimally Invasive Approach to Skin Tightening of the Face and Body: Systematic Review of Monopolar and Bipolar Radiofrequency Devices

出典: Plastic and Reconstructive Surgery 150(4):p 771-780, October 2022

DOI: 10.1097/PRS.0000000000009535

要約: 単極RFおよびバイポーラRFを用いた皮膚の引き締め治療に関する臨床研究を網羅的に分析したレビュー論文です。

顔面および身体のたるみに対する各種RF機器(例:Thermage, Profound等)の有効性・安全性が評価され、いずれのデバイスも中等度の皮膚タイトニング効果を安定してもたらすことが確認されました。

コラーゲン産生によるシワ・たるみの改善度合いは装置や施術プロトコルによって差があるものの、平均して患者の約60〜70%に目に見える改善が認められています。

また、重篤な副作用発生率は極めて低く、安全性プロファイルは良好でした。特に侵襲性の低い表皮加熱型RFではダウンタイムが最小である一方、より侵襲度の高い針付きRF(マイクロニードルRF)は皮膚の質感改善に優れるなど、デバイスごとの特性と効果の違いもまとめられています。

総合すると、RF技術は外科的手段に代わる信頼性の高い非侵襲的なたるみ治療であり、適切な機器選択と設定により患者満足度の高い結果が得られると結論づけています。

原題: Radiofrequency improves facial fine lines by thermal effect: Damage or just stimulation? 

出典: Journal of Cosmetic Dermatology . 2025 Jan;24(1)

DOI: 10.1111/jocd.16600

要約: RF治療における「熱刺激」と「熱損傷」のどちらが皮膚若返り効果に寄与するか検証した研究。ブタ皮膚およびヒト皮膚での温度計測や組織解析、さらに46名を対象とした臨床試験を実施。

バイポーラRF照射により、組織に損傷を与えなくても2週間でコラーゲンを熱刺激し顕著な若返り効果を得られることを確認。臨床的にも細かいシワの改善が見られた。

結論として、組織を壊すほどの熱損傷を与えなくても十分な美容効果が発揮可能であり、純粋な熱刺激だけでコラーゲンリモデリングによる肌の若返りが達成できると報告。

この研究は、非侵襲RF治療の安全で効果的なパラメータ範囲を提示し、痛みやリスクを抑えた美肌治療の有用性を示唆している。

原題: Complications and Risks of High-Intensity Focused Ultrasound (HIFU) in Esthetic Procedures: A Review

DOI: 10.3390/app15094958

要約: 美容医療分野で用いられるHIFUの安全性について、2010~2025年の文献をレビューした論文。

HIFUは一般的に安全で副作用は一時的な発赤・腫れ・不快感程度で自然回復するが、まれに脂肪萎縮(顔のこけ)や神経刺激、色素沈着などの重大な合併症が報告されているとまとめている。

こうしたトラブルは機器設定の誤りや施術者の未熟さに起因するケースが多く、適切なトレーニングと標準プロトコル遵守が重要と指摘。

長期的な追跡研究と安全基準の確立が今後の課題であると結論付けている。

HIFU施術のリスク管理の重要性を再確認するレビューであり、非侵襲治療選択時の参考になる。

 

リスク・副作用・合併症について

XERFは高周波を使用した治療器です。皮膚深層を加熱し、コラーゲン造成を促すことで、肌を引き締め、リフトアップ効果を促すことを目的とした治療法です。

安全性の高い機器として評価されていますが、皮膚深層を加熱することで、治療効果を得ることを目的とした機器ですので、考えられるリスクとしては、熱傷の可能性はあります。

予想される有害事象
紅班 浮腫 違和感 表皮剥離 熱傷

治療を受けられない方

国内薬機法未承認機器について

国内の承認機器、医薬品等の有無
XERF(ザーフ)は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
入手経路
当院医師の判断の元個人輸入しています。未承認医療機器についての厚生労働省の情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
国内の承認医機器等の有無
国内未承認医療機器を用いた施術です。
同一性能を有する他の国内承認機器はありません。
医薬品副作用被害救済制度
適応対象外です。
諸外国における安全性等に関わる情報
FDA ,CE,KFDA承認