乾燥に効く栄養素で内側からケアを
公開:2014年10月23日
投稿者:STAFF
こんにちは。ソララクリニックの佐藤です。
乾燥が気になるこの時期、みなさんはどのようなケアをしていますか?
化粧水や美容液、クリームをしっかり使っている方。加湿器を使っている方。
様々な乾燥対策がありますが、食事の面から肌に潤いを補給することも重要になってきます!
乾燥肌の原因として、タンパク質の不足による肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)の遅れが考えられます。
通常肌細胞は28日で新しい細胞と入れ替わりますが、肌の素となるタンパク質が不足するとターンオーバーが活発に
行われず、肌が荒れたり、乾燥肌になってしまいます。
肌に栄養を与え、新陳代謝を促す食べ物で潤いのある肌をキープしていきましょう!(^O^)
〇 セラミド
外部刺激から肌を守り、角質層の水分を保持する働きがあります。
→大豆、生芋こんにゃく、米(胚芽部分を含んでいるもの)、小麦、ヨーグルト、ホウレンソウなど
〇 ビタミンA(レチノール・カロチンなど)
皮膚や粘膜の潤いを維持し、新陳代謝を促す働きを持っている。
レチノール:鶏や豚のレバー、肝油、乳製品、卵、ウナギなど
カロテン:緑黄色野菜(人参・かぼちゃ・ホウレンソウなど)、海苔、ワカメ、緑茶など
〇 ビタミンB群(B2・B6)
ターンオーバーの正常化を行います。特にB6は、タンパク質の吸収を促す効果もあります。
ビタミンB群は加熱すると壊れやすいので、生で摂ることをおススメします。
→豚肉、レバー、大豆、納豆、卵など
〇 脂質不足を補う食べ物(飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸)
飽和脂肪酸:肉類、卵、乳製品など
不飽和脂肪酸:植物油(紅花油・コーン油・ひまわり油・大豆油など)、DHA・EPA(特に青魚)
ごま、ナッツ類、(松の実・ピーナッツ・アーモンドなど)
〇 ビタミンE
血行促進や新陳代謝をアップさせます。また、活性酸素を取り除き抗酸化作用もあるため
アンチエイジングにも効果的です。
→ごま、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカド、キングサーモンなど
※ 気をつけたい食品
〇 インスタント食品(カップラーメンなど)
〇 ファーストフード
〇 甘いもの(ビタミンBを大量に消費する)
〇 スナック菓子
上記の食品は塩分の過剰摂取や栄養バランスに偏りが生じてしまう為、乾燥肌を引きおこしやすくなります。
毎日のようにカップラーメンや甘いものを摂取していると、ビタミンはほぼなくなってしまいます。
しかし、これらの食品を絶対に食べるなということではなく、ストレスにならない程度にほどほどにとる分には
大丈夫です!
その分野菜などで、消費された栄養素を補うようにしましょう。ようはバランスよく食べるということが
大事ということですね!(^^)!
是非参考にしてみて下さい☆