QスイッチYAGレーザー 入れ替え
公開:2013年8月1日
投稿者:院長 佐藤
7月末から1週間ほどかけて、少しずつ 機器の入れ替え,新機種の導入が進んでいます。
先日 古川本院では、 QスイッチYAGレーザーを新機種に入れ替えをしました。
QスイッチYAGレーザーは、しみや,毛穴の引き締め,肌質改善などから、肝斑治療,刺青・タトゥー除去など 様々な方面で使用する機種であるため、高い機能が求められます。そろそろ入れ替え時期になりましたので、今回決断することにしました。
古川本院では、比較的 タトゥー除去を受けられる方が多いことも 入れ替えにつながる一因かと思いますが、治療の高速化、効果を高める目的でも 必要な更新です。
今回導入した QスイッチYAGレーザー メドライトC6です。シミの治療や、毛穴の引き締め 肌質改善など 様々な用途に使用されます。このレーザーも 今までの機器同様 活躍をしてくれることでしょう。
メドライトC6は、独自の技術によりビーム全域にわたりエネルギー密度が均一なトップハット・ビームを実現し、均一でムラの少ないビームプロファイルにより、術後治癒が早く副作用を抑えた治療を可能にしました。
メドライトC6は1064nmと532nmの2つの波長を搭載し、症状に応じて使い分けることにより、幅広い適応に対応します。1064nmはメラニン色素に穏やかに吸収され、深い侵達深度が得られます。
532nmは、メラニン色素への吸収が非常に高く、浅いターゲットに対して効率よく作用します。
さらに、1064nmを低出力で照射する治療法であるレーザートーニングにより、従来レーザー治療が禁忌とされていた肝斑を改善することが可能となりました。
タトゥー,刺青の除去の治療には、今まで以上に 治療期間の短縮,治療時間の短縮が期待出来ます。
使用する機器の更新を 少しずつ絶えず行なうことで、常に最新の医療を提供して行きたいと思います。