にきびの治療 お化粧はしても良いのでしょうか?

公開:2009年9月25日

更新:2020年7月25日

投稿者:

Q  にきびの治療:お化粧はしてもよいのでしょうか?

お化粧の制限はありません。

にきびができている肌に一番よいお化粧の方法は、やはり、メイクをしないことです。

しかし、メイクをしないで外に出ることはとても勇気のいることです。

できることであれば、ポイントメイクのみで済ませたいのですが、そうもいきません。

当院では ニキビの治療の際のメイクには 特に制限は設けていません。メイクして頂いてOKです

にきび肌で気をつけなければいけないことは?

ニキビ治療で必要なことは 過度な負荷を肌に与えないことです。

可能であれば、できる限り薄くを心がけましょう。

肌は、皮脂を出して角質から水分が蒸発しないようにしています。あまり厚くしてしまうと、毛穴が詰まり、この循環が阻害されてしまいます。毛穴が詰まる原因となりますので、可能であれば、薄めにしましょう。

ファンデーションは、にきびの無いところから塗り始め、にきびのところは、最後に薄く塗ってください。このようにすることで、にきびの負担はいくらか軽減されるでしょう。また、リキッドタイプではなくパウダータイプの使用をお勧めします。

ニキビ治療を進めていくと ニキビのできる数の減少 ニキビの規模の縮小(大きなニキビが出来づらくなってくる) が見られてきます。

はじめのうちは薄くしづらいと思います。

ニキビ治療で 肌の状態が安定化するに併せて、徐々に薄くしていきましょう。

クレンジング方法は?

以前は、あまり皮脂を取りすぎるからと敬遠されていましたが、お化粧はしっかり落とすことが大切です。

なおかつあまりお肌への負担が少ないほうがよいです。しっかりとりながら、負担を少なく。

オイルクレンジングは、お化粧をしっかり落とすには最適です。しかし、しっかりとってしまうので、その後の乾燥がにきびにあまりよくないといわれていましたが、オイル以外の方法でとろうとすると、あまり落ちないために余計肌に負担がかかってしまう可能性があります。

通常のクレンジング剤で落としづらく 肌への負荷が大きくなるようでしたら、最小限度オイルクレンジングを使用することもやむを得ないと思います。

その代わり 十分な保湿をして補ってください。

にきびの治療が進んで、コントロールできるようになってくると、お化粧も薄くなってくるものです。