口元の縦じわを集中ケアしましょう。

公開:2015年2月15日

更新:2015年2月16日

投稿者:

口元の縦皺の改善には 今までにも 様々な治療法が行われてきています。

口元の縦皺は意外と難しい部位です。機器の治療では  デリケートな部位のため満足に加熱しづらかったり歯の神経に響いたりと 十分な効果が得られづらいこともあるので、ヒアルロン酸注入で縦皺を埋めることが多いのです。しかし口元の皮膚を引き締めないことには 満足な効果というところまでは少々困難です。 ボトックスで上唇をすぼめる筋肉を抑制すると 確かにシワは減りますが、口をすぼめづらくなりますので 少々不自然さが否めません。

ヒアルロン酸注入などは 敬遠される方もいらっしゃいますから、照射系の治療で集中ケアできると 治療の幅が広がります。

そこで登場するのが アイファイン・イージスヤグの2機種です。

アイファイン イージスヤグは スポット治療が得意

ifine01 アイファインをもう既に受けられた方も多いことでしょう。目元のシワ・タルミを引き締める高周波機器です。痛み無く 気持よく 受けていただけるだけでなく 下眼瞼のキワ 上まぶたまで引き締めができる点は 他のどの治療法よりも大きなアドバンテージといえるでしょう。

この機器は 当院のたるみ治療の主力「エンディメッドPRO」の派生ですので、顔全体のタルミ改善と共に行えることもあり、大変人気の高い治療法となっています。

イージスヤグは 皮膚表面にダメージを与えず 皮膚深層で約70℃程の熱量を発生させることが出来る機器です。瞬間的に最大温度まで加熱することで 熱凝固を起こし引き締め効果を促すだけでなく その後のコラーゲン造成を促進させ更に引き締め効果を起こすことが出来ます。

バルクヒーティング 熱溜まりを作る。

口周りのように起伏に富んだ部位は 多くの他の治療器では少々治療しづらいところです。その点 アイファイン✕イージスヤグは、細かくデリケートな部位に照射しやすく重点的に行えます。これらの利点を活かすことで 口元の治療をより強力に 注入系に頼る前に効果を得られるようになりました。

アイファインによって皮膚全層に渡り加熱し「バルクヒーティング」熱溜まりを皮膚深層に作り出します。このバルクヒーティングを作り出し 一定時間維持させることで ヒートショックプロテインを発生させ、コラーゲンの即時収縮,再構築を促すことが出来ます。

アイファインは皮膚深層に集中的に熱量を発生させることができるため、皮膚表面を冷却するような無駄がありませんので、類似機種よりも熱溜まりを作りやすい性質があります。

さらにイージスヤグで コラーゲン変性を起こして収縮させる

AegisYAG イージスヤグ

 

 イージスヤグは 表面を傷つけずに 皮膚深層で約70℃程の熱量を発生させ コラーゲン変性を起こして収縮させる事ができます。アイファインには出来ない熱凝固をピンポイント的に引き起すことで、狙った部位での収縮を促せます。

デリケートな口周りに合わせて ピンポイント照射ができる数少ない機種です。

アイファインによってバルクヒーティングの状態を作り出し イージスヤグでピンポイントの熱凝固を引き起すことで、単体の治療以上の効果を得ることができます。

まとめ

目元の改善に使用されるこれらの機種は デリケートな部位に使いやすい利点があります。

口周りは特に良い適応と言えるでしょう。

目元のたるみ改善に アイファインを受けられる方が大変多くなってきていますので、これだけのニーズがあったのかと再度反省させられるところですが、口周りのシワに対するご希望も同様に多いことを実感しています。

やっとメニューに追加できるようになってきました。これからも良い施術を提案できるように努力していきたいと思います。

富士山

豊田から帰宅する際に撮りました。