ルビーフラクショナルと光治療器のどちらを選択したほうが シミ治療には良いのか?

2016年2月27日

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2017/08/19 追記

現在 ほとんど全ての症例で ルビーフラクショナルを使用しています。
結果として

  • 光治療よりもシミ除去スピードが早く
  • 日常生活への影響が最小限度で
  • より深いシミ(アザ)も同時に治療できてしまう

このような利点がわかってきましたので、BBLでの治療は殆ど行われなくなってきました。

更に 小じわ/ちりめんジワ 肌質 毛穴の改善など 様々な付加価値的効果も 治療の積み重ねによって得られることがわかってきました。

従来の光治療以上の役割を ほぼ全て担うことがルビーフラクショナルはできます。

時間が過ぎるのは早いものです。

以下以前の本文です。

シミ治療に使用している機器の中で 特に(当院で)代表的な2機器があります。

  • 光治療器(BBL)
  • フラクショナルQスイッチルビーレーザー(ルビーフラクショナル)

どちらも

  • できるだけ日常生活に影響を与えずに
  • 被覆材を使用せず

治療を進めていくことができるため シミ治療には欠かせない手段です。

どちらを選択すべきか 迷うモノですが、
それぞれの作用が少しずつ異なる点を利用して シミ取り治療をおこなっています。

光治療器BBL

joule bbl光治療器は シミだけでなく 赤みや毛穴の開き等 様々な肌トラブルに効果が期待できる機器です。
そのため 肌質改善目的で 定期的なメンテナンスを行なっていくという点でも 大変良い方法と考えています。

更に BBLのように 複数のフィルターを使用し レーザーに準じた使用ができるような機種まで登場しており その使用範囲は拡大しています。

シミ全体に照射

光治療器は 照射後被覆することを必要としませんので、治療後直ぐにメイクをして変えることが出来ます。

その後シミの部位は場所によって カサブタ状に変化し 回数を重ねる毎に 薄くしていくことができます。

カサブタ状に シミが反応すると 効果を実感できる!! 一つの目安になります。

シミによっては 早い段階で取れるものも

光治療の良い点は 数回の治療でも 薄くなったり 取れたりするシミが出てくることです。

光治療は限界がある。

光治療は その構造として シミを取る点において限界があります。
定期的な治療にもかかわらず、薄くなってくるが、取れないシミ が出てきます。

光治療器は 出力を上げていくと 火傷を引き起す波長も 同時に増幅されていきます。 単純に高出力照射をすれば シミがよく取れるわけではありません。むしろリスクが高くなります。フィルター交換を行なうことで 従来機器よりも シミを取りやすくなってきましたが、シミ取り専門のレーザーと比較すれば、限界は早い段階にあります。

ルビーフラクショナル

tattoostareffect-comboルビーフラクショナルは 所謂シミ取りレーザー「Qスイッチレーザー」の一種です。シミとりレーザーを分割して照射することで、ミニマムダウンタイムでシミの治療を行えるようにした機器です。

Qスイッチレーザー並みの効果と 光治療器以上のダウンタイム軽減 という2重のアドバンテージを持っていることで、たいへん受けやすい機器と言えます。

Qスイッチレーザー並の効果で 光治療並みの受けやすさ

これがルビーフラクショナルの特徴です。

少しずつ全体が薄くなっていく

ルビーフラクショナル 照射の図02

ルビーフラクショナルは シミ全体に照射されるのではなく 点で穿たれます。 照射されていない部位から 急速に回復することが出来ます。

これが ミニマムダウンタイムで受けられる秘密です。

翌日には ほぼ何事も無く落ち着いてしまう。

ミニマムダウンタイムと言っても 照射当日は 多少赤みが残ります。

その翌日には 赤みも大体が引いてしまいます。

むしろ カサブタ状の変化もないので 効果があるのか不安になる程回復が早いです。

効果が高く ダウンタイムが殆ど無い シミ治療には最適なものと言えます。

ルビーフラクショナルは 通常のシミとりレーザーと比較すると 治療回数は 分割(フラクショナル)しているため増えますが、最終的な効果は同等です。

更に 回復が良いため 通常心配される 炎症後色素沈着の可能性もかなり低く 安全性が高い。

全体照射できるため、美白効果も高い等 シミ治療の主軸になってきています。

しかしチョット問題があります。

ルビーフラクショナルは シミ治療では理想的な機器と言えます。

  • ダウンタイムが殆ど無い
  • Qスイッチレーザー並みの効果

ところが以外な事で 場合によって敬遠されることがあります。

シミが反応しない→効果があるのかわからない ので不安

ルビーフラクショナルはシミにわかりやすい反応は引き起こしません。カサブタ状の変化がないので 光治療器以上に治療を受けやすい機器です。 その反面 反応が見えないので 受けた実感が十分となりません。効果は明らかに上なのですが、実感が少ないことが不安要素になってしまいます。

効果と実感のバランスの難しさ

光治療器は全体に照射するので、場合によって初回で取れてくるシミも、ルビーフラクショナルは 分割照射のために数回は必要となります。

最終的には 光治療器で取れないシミも ルビーフラクショナルのほうが取れてくることになります。

まとめ

ルビーフラクショナルでシミの治療をすることが 大変多くなってきているので、少々まとめてみました。

どのような形で選択するべきか 私の考えを述べたいと思います。

治療後のカサブタが困る場合は 初めからルビーフラクショナル

仕事などの状況によっては 光治療で起きるカサブタ状の変化は 許容できない場合もあります。ルビーフラクショナルは この心配がありません。

治療後のダウンタイムも最小限度です。

カサブタが問題なければ 光治療→ルビーフラクショナル

カサブタが問題なければ 光治療器で取れるシミを治療してしまい、その後 光治療器で反応が少ないシミを ルビーフラクショナルで行なう様にしています。

この方法ですと 更に効率的です。

最後に

以前は、最終的にルビーフラクショナル等に 光治療は置き換わってしまうのではないか と思っていましたが、最近は それぞれのメリット・デメリットを利用させてもらっています。

シミの治療も 最近は色々新しい方法も出てきています。徐々にですが より効果的な治療法の導入も検討していきたいと思います。

※ 他に 所謂シミ取りレーザーがありますが、今回はダウンタイム無しの範囲で検討しています。