ルグゼバイブ女性のびまん性脱毛症に用いるサプリメント|仙台

パントガールと共通する5成分に、馬プラセンタやビタミン・亜鉛などを加えた配合

ルグゼバイブ(LUXEVIVE)は、米国のヘアケアブランドFOLLICS(フォリックス)から出ている、飲むタイプのサプリメントです。髪の主成分であるケラチンと、その材料のアミノ酸L-シスチン、ビタミンB群のほか、馬プラセンタや亜鉛なども入っています。当院では、主に女性のびまん性脱毛症に使っています。

ルグゼバイブ(LUXEVIVE)の箱とボトル

ルグゼバイブ(1箱90カプセル)。箱の英語の表示の一部をぼかしています。

女性の薄毛は、生え際が後退していく男性の薄毛とは違い、分け目を中心に髪全体がだんだん細く少なくなっていくことがほとんどです。この薄くなり方を、びまん性脱毛症と呼びます。

男性の薄毛治療に使うフィナステリドやデュタステリドを女性は飲めず、ほかに使える飲み薬やサプリメントも限られています。

これまではパントガールをお出ししてきましたが、取り扱いをやめ、ルグゼバイブに切り替えました。主な成分はそのままで、ほかの栄養素も一緒にとれるからです。

ルグゼバイブとパントガールの違い

大きな違いは、酵母の種類と、ルグゼバイブにだけ加わっている成分です。パントガールの薬用酵母の代わりに、ルグゼバイブでは生きた酵母のサッカロマイセス・ブラウディを使っています。ほかの5成分は、下の表のとおり量もほぼ同じで、飲み方もパントガールと変わりません。

1カプセルあたり ルグゼバイブ パントガール
ビタミンB1 60mg 60mg
パントテン酸 60mg 60mg
L-シスチン 20mg 20mg
ケラチン 20mg 20mg
パラアミノ安息香酸 20mg 20mg
酵母 サッカロマイセス・ブラウディ 50mg 薬用酵母 100mg

パントガールの欄は、スイスなどで医薬品として承認されている6成分の製剤の量です。ビタミンB1とパントテン酸は、どこまでを重さに含めるかが製品によって違うため、同じ60mgでも、実際に入っている量まで同じとは限りません。

ルグゼバイブに加わっている成分

  • 馬プラセンタ 667mg(25倍に濃縮したエキスを、生の胎盤の量に換算した値)
  • ビタミンB2 3mg、ビタミンB6 5mg、ビタミンB12 10μg
  • ナイアシン 10mg、ビオチン 50μg
  • 亜鉛 2mg
  • 大豆イソフラボン複合体 6mg
  • アワ種子エキス 14mg、リンゴ果実エキス 6mg
  • サメ軟骨粉末 15mg、カキエキス 12mg

量はいずれも1カプセルあたりです。カプセルには、ほかに米粉・ゼラチン・植物性ステアリン酸塩・二酸化ケイ素・香料・着色料(酸化チタン・赤色3号)が使われています。成分と量は、2026年10月時点のメーカーの表示によります。

馬プラセンタは馬の胎盤から取ったエキスです。アミノ酸やペプチドを含み、美容目的のサプリメントにもよく入っています。

ビタミンB群・ビオチン・亜鉛は、細胞が分裂するときに使われる栄養素で、分裂の盛んな毛根では、髪の生え変わりにもかかわっています(参考文献5)。ただ、栄養が足りている方が飲んで髪が増えるかどうかを確かめた研究は、まだわずかです。

どのくらい期待できるのか(パントガールの試験から)

ルグゼバイブと主な成分が同じパントガールには、休止期脱毛やびまん性の脱毛がある方を対象にした臨床試験があります。私が調べた限り、ルグゼバイブそのものの試験はまだ見当たりません。酵母などの違いはありますが、パントガールの結果は、試すかどうか考えるときの参考になると思います。

チューリッヒ大学病院の二重盲検試験は規模が小さく、最後まで参加したのは30名(各群15名)です。休止期脱毛のある女性が、パントガールかプラセボ(偽薬)を6か月間飲みました。パントガール群では、伸び続けている毛(成長期毛)の割合が73%から81%に増え、そのぶん、2〜3か月ほどで自然に抜け落ちる休止期の毛が減っています(参考文献1)。プラセボ群でも3か月目には割合が少し上がりましたが、6か月たつとほぼ開始時に戻っていました。ただ、毛の本数や密度、太さまではっきり増えたわけではありません。

古くは1990年に、びまん性の脱毛がある60名で、パントガールとプラセボなど3群を比べた二重盲検試験が報告されています(参考文献2)。毛の質と成長期毛の割合は、パントガール群で改善し、プラセボ群ではどちらも変わりませんでした。

ビタミンB群とL-シスチンの配合が違う2種類の製剤を比べた試験では、ほかの成分も組み合わせた製剤のほうが成績がよく、L-シスチンを増やすだけでは、その差を埋められなかったようです(参考文献3)。成分の多いルグゼバイブのほうがよいかどうかは、また別の話です。

パントガールは、栄養補助食品の研究をまとめた系統的レビュー(参考文献4)で、試験の質が比較的よく、効果が期待できそうな製品として名前が挙がっています。

どの試験も、数か月飲み続けてから結果を見ています。髪は1か月に1cmほどしか伸びないので、まずは3〜6か月続けてみてください。

髪全体が少しずつ薄くなってきた方へ

診察では、「分け目が前より目立つ」「髪を結んだときの束が細くなった」といったお話をよくうかがいます。どちらもゆっくり進む変化なので、長く悩んでから受診される方も多いです。

次のような女性にルグゼバイブをお出ししています。

  • 抜け毛が増えて、髪全体のボリュームが落ちた方
  • 髪が細くなり、分け目や頭頂部の地肌が目立つ方(女性型脱毛症)
  • 更年期の前後から、髪のハリやコシがなくなってきたと感じる方
  • 塗り薬や注入治療に、サプリメントを組み合わせたい方

びまん性脱毛症には、女性型脱毛症や休止期脱毛症など、いくつかの種類があります。どれに近いかは診察で見分けます。びまん性の円形脱毛症だったり、甲状腺の病気や貧血が隠れていたりすることもあり、その場合はそちらの治療が先です。当院は薄毛の診療で採血をしていないため、体の病気が疑われる場合は、内科(内分泌内科など)の受診をお勧めしています。種類ごとの特徴は、びまん性脱毛症のページをご覧ください。

最初は、たいてい塗り薬のパントスチンと一緒に使います。頭皮に塗る薬と、栄養をとるサプリメントとでは働くところが違い、両方を使う意味はあると思っています。薄毛の進み方が早いようなら、HARG+療法など、頭皮に直接届ける注入治療を加えることもあります。

頭皮の断面のイメージ。塗り薬は頭皮の浅いところ、飲んでとる栄養は血流にのって毛包の根元、注入治療は毛包のまわりに届くことを色で分けて示した図

届くところの違い(イメージ)。オレンジ=塗り薬は頭皮の浅いところに、青=ルグゼバイブなど、飲んでとる栄養は血流にのって毛包の根元へ、緑=注入治療は頭皮の表面から毛包のまわりに届きます。

飲み方と注意事項

成人の方は、1日3回、1回1カプセルを目安にお飲みください。メーカーは12歳未満のお子さまが飲むことを勧めていません。

水の入ったグラスと、小皿にのった淡いピンクのカプセル3粒のイラスト

1日分の目安は3カプセルです。1回に1カプセルずつお飲みください。

お渡しの前に、頭皮の状態を診察で拝見します。飲み始めてからも、経過を見ながら続け方をご相談します。

注意事項
胃の不快感や発疹など、体質に合わない症状が出ることがあります。パントガールでは、まれにかゆみなどの過敏症も報告されています。気になる症状が出たら、飲むのをやめてご相談ください。
主な原料は、カキ(貝)・大豆・ゼラチン・リンゴ・サメ軟骨・馬プラセンタ・酵母などです。含まれる成分にアレルギーのある方は、お飲みいただけません。
生きた酵母(サッカロマイセス・ブラウディ)が入っています。病気やお薬で免疫の働きが弱まっている方、血管に点滴の管(中心静脈カテーテル)を入れたままの方は、飲み始める前にご相談ください。
大豆イソフラボンを含むため、乳がんの治療中の方や、治療を受けたことがある方は、乳がんの担当医にもご相談ください。
妊娠中・授乳中の方は、飲むのを控えてください。お薬を飲んでいる方は、診察のときにお知らせください。
湿気を避けて室温で、お子さまの手の届かない所に保管してください。

ルグゼバイブ 料金

1か月分

  • ルグゼバイブ9,900円1箱90カプセル

表示は税込みです。お支払いは都度払いです。

初めての方は、別に初診料(3,300円)がかかります。

よくある質問

ルグゼバイブについてのご質問をまとめました。ここに載っていないことも、どうぞ遠慮なくお尋ねください。

製品について

パントガールは、もう出してもらえないのですか?

パントガールの代わりに、いまはルグゼバイブをお出ししています。飲み方はこれまでどおり1日3回で、共通の5成分もほぼ同じ量が入っています。パントガールを飲んでいた方には、次の診察のときに切り替えについてご説明します。

どこの国の、どんな会社の製品ですか?

米国のSapphire Healthcare社が、FOLLICS(フォリックス)というブランドで出しているサプリメントです。米国外輸出専門ブランドです。

ルグゼバイブは医薬品ですか?

米国では、医薬品ではなくサプリメント(栄養補助食品)に分類されています。当院では、診察をしたうえで薄毛の治療に使っています。

プラセンタ注射とは違うのですか?献血はできますか?

別のものです。当院のプラセンタ注射は、ヒトの胎盤から作られた医薬品です。ルグゼバイブには馬の胎盤のエキスが入っています。

献血では、3か月以内にヒト由来のプラセンタ注射薬を使った方は、申し出ることになっています。飲むタイプのサプリメントは、その対象に入っていません。最終的には当日の問診で健診医が判断します。詳しくはプラセンタ注射と献血のページをご覧ください。

飲み方と続け方

どのくらいで変化がわかりますか?

目安は3〜6か月です。飲み始めてすぐに見た目が変わることは、まずありません。数か月たったところで、髪と頭皮の変化を一緒に見ながら、続けるかどうかを決めます。

続けても変わらないと感じるときは、どうすればよいですか?

薄毛のタイプによっては、サプリメントだけでは足りないことがあります。塗り薬や注入治療もあわせて使ったり、ほかの原因が隠れていないかを調べたりします。見直しの手がかりは、AGA治療が効かないと感じる5つの理由のページで取り上げています。

ほかの薬やサプリメントと一緒に飲めますか?

飲んでいるお薬がある方、とくにサルファ剤(ST合剤など)を使っている方は、始める前に必ずお知らせください。ルグゼバイブに入っているパラアミノ安息香酸は、サルファ剤の働きを弱めるおそれがあります。パントガールの試験(参考文献1)では、こうした方は対象から外されていました。

ビタミンB群や亜鉛、大豆イソフラボンを含むサプリメントを別に飲んでいると、同じ成分を重ねてとることになります。たとえば、当院でお出ししているエクオール(エクエル)も大豆由来です。お薬手帳や、サプリメントの商品名のメモがあると、診察のときにすぐ確認できます。

男性も飲めますか?

当院では、びまん性脱毛症の女性向けにお出ししていますが、男性の方も飲めます。男性の薄毛(AGA)では、フィナステリド・デュタステリドの飲み薬や注入治療が中心で、組み合わせ方はご相談のうえで決めます。

安全性

副作用はありますか?

胃がむかむかしたり、肌に発疹が出たりすることがあります。そのときは、いったん飲むのをやめてご連絡ください。原料のカキ(貝)や大豆などにアレルギーがある方は、飲むことができません。

妊娠中・授乳中でも飲めますか?

妊娠中・授乳中は、控えていただくようお願いしています。メーカーの説明にも、この時期は飲む前に医師に相談するよう書かれています。ルグゼバイブに入っている大豆イソフラボンについては、食品安全委員会も、妊娠中(妊娠の可能性がある方を含む)に特定保健用食品で普段の食事に上乗せしてとるのは勧められないとしています(大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A)。妊娠を考えている方も、飲み始める前にお話しください。

入手について

インターネットの通販でも売られているようですが?

個人輸入の通販サイトで扱われていることがあります。当院では、薄毛のタイプや飲み合わせを診察で確かめてからお渡ししています。

不安なまま治療に進んでいただきたくはありません。小さな疑問でも、そのままにせず診察でお聞かせください。

参考文献

このページの説明は、私の経験だけでなく、国内外の研究をもとにしています。根拠にした論文を下にまとめました。タイトルをタップすると、どんな研究なのか、このページのどこを支えているのかをご覧いただけます。

ルグゼバイブと成分の多くが共通する、パントガールなどの臨床試験

1休止期脱毛の女性における成長期毛率の変化:二重盲検プラセボ対照試験

原題: Dietary supplement increases anagen hair rate in women with telogen effluvium: results of a double-blind, placebo-controlled trial

著者: Lengg N, Heidecker B, Seifert B, Trüeb RM

出典: Therapy. 4(1):59-65 (2007)

DOI: 10.2217/14750708.4.1.59
※本誌はPubMedに収載されていないため、DOIの登録と論文の全文で書誌情報を確かめたうえで掲載しています。

要約:

本研究は、チューリッヒ大学病院皮膚科で行われた無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験です。ほかに病気のない、休止期脱毛のある女性47名が登録され、6か月間の観察を終えたのは30名(実薬15名・プラセボ15名)です。対象には、女性型脱毛症の軽い型(Ludwig分類のI・II型)の方も含まれ、サルファ剤を使っている方は、パラアミノ安息香酸との相互作用を理由に除かれています。頭皮の一定範囲を刈り込み、デジタル画像解析(TrichoScan)で成長期毛の割合を測定しています。

成長期毛率は、実薬群で73%から81%へ改善し(p=0.003)、プラセボ群では有意な変化がありませんでした(p=0.85)。両群の変化の差も有意でした(p=0.008)。一方で、毛髪の本数・毛密度・毛の太さは、両群とも開始時と有意な差がありませんでした。写真による全体評価は実薬群のほうが良好と判定されています。実薬はおおむね問題なく飲まれていましたが、胃腸の症状が4名、体重増加の訴えが4名にあり、膵臓の酵素の一時的な上昇が1名に見られました(この1名について、著者らは実薬との関係はおそらくないとしています)。なお本試験はメーカーの資金提供を受けて実施されました。

本ページでは、パントガールで変わったのが成長期毛の割合で、毛の本数ではなかったという記述と、サルファ剤についての注意の根拠として参照しています。

2毛髪の構造変化とびまん性脱毛に対する薬物療法:二重盲検比較試験

原題: The efficacy of drug therapy in structural lesions of the hair and in diffuse effluvium—comparative double blind study(ドイツ語の論文で、PubMedに載っている英訳の題です)

著者: Petri H, Pierchalla P, Tronnier H

出典: Schweiz Rundsch Med Prax. 79(47):1457-1462 (1990)

PubMed: PMID 1709511
※PubMedにDOIの記載はありません。

要約:

本研究は、びまん性脱毛と毛髪の構造変化のある60名を対象に、パントガール・別処方・プラセボの3群を4か月間比較した二重盲検試験です。毛髪の膨潤度・色素結合能・太さで毛の質を、毛髪密度とトリコグラム(毛を抜いて成長期と休止期の比率を数える検査)で毛の成長を評価しています。

膨潤度とトリコグラムの統計解析で、パントガールが有効であることが示されました。もう一方の製剤でも、毛の質の改善と脱毛の遅れが見られました。プラセボでは、調べたどの指標にも効果は見られませんでした。大きな問題なく続けられ、有害事象は確認されていません。

本ページでは、パントガールを飲んだ群で毛の質と成長期毛の割合が改善した、という記述の根拠として参照しています。

3びまん性脱毛と毛髪構造障害に対する全身療法

原題: Systemic therapy of diffuse effluvium and hair structure damage(ドイツ語の論文で、PubMedに載っている英訳の題です)

著者: Budde J, Tronnier H, Rahlfs VW, Frei-Kleiner S

出典: Hautarzt. 44(6):380-384 (1993)

PubMed: PMID 7687592
※PubMedにDOIの記載はありません。

要約:

対象は、びまん性脱毛と毛髪の構造変化のある女性72名です。ビタミンB群とL-シスチンを異なる配合で含む2種類の製剤とプラセボを、4か月間比べた無作為化二重盲検試験です。毛髪の膨潤度と、前頭部・頭頂部それぞれの成長期毛率を指標としています。

2種類の製剤は、どちらもプラセボより良い結果でした。なかでも、ほかの成分も含む製剤は統計学的に有意に優れ、L-シスチンを多くした製剤はそこまでには及びませんでした。著者らは、前者にだけ入っている成分が効果にかかわっており、L-シスチンを増やしてもその代わりにはならないと結論づけています。いずれの製剤でも有害事象はなく、飲み続けるうえでの問題も見られませんでした。

本ページでは、成分の組み合わせについての記述の根拠として参照しています。

研究全体を見渡したレビュー

4脱毛症に対する栄養補助食品の安全性と有効性:系統的レビュー

原題: Evaluation of the Safety and Effectiveness of Nutritional Supplements for Treating Hair Loss: A Systematic Review

著者: Drake L, Reyes-Hadsall S, Martinez J, Heinrich C, Huang K, Mostaghimi A

出典: JAMA Dermatol. 159(1):79-86 (2023)

DOI: 10.1001/jamadermatol.2022.4867(PMID 36449274)

要約:

本研究は、明らかな栄養欠乏のない脱毛症の方に対する食事・栄養面からの介入について、無作為化比較試験17件を含む30件の研究を評価した系統的レビューです。6,000件を超える文献から選別されています。

パントガールは、比較的質の高い研究があり、有益かもしれないとされた製品に含まれていました。全体として有害事象はまれで軽いものでしたが、著者らは今後より大規模で実薬対照の試験が必要だとしています。

本ページでは、パントガールの評価についての記述の根拠として参照しています。

5脱毛症におけるビタミンとミネラルの役割:総説

原題: The Role of Vitamins and Minerals in Hair Loss: A Review

著者: Almohanna HM, Ahmed AA, Tsatalis JP, Tosti A

出典: Dermatol Ther (Heidelb). 9(1):51-70 (2019)

DOI: 10.1007/s13555-018-0278-6(PMID 30547302)

要約:

本論文は、ビタミンA・B群・C・D・Eと、鉄・セレン・亜鉛が、瘢痕を残さないタイプの脱毛症とどうかかわるかをまとめた総説です。2018年7月にPubMedとGoogle Scholarで文献を広く検索しています。

著者らは、ビタミンやミネラルは、分裂の盛んな毛根の細胞の入れ替わりにかかわり、正常な毛周期で重要な役割を持つ一方、その詳しい仕組みはまだ明らかでないとしています。男性型脱毛症や休止期脱毛については、亜鉛・ビタミンB2・葉酸・ビタミンB12は不足があっても補充を勧めるだけのデータがまだなく、ビタミンEとビオチンの補充は文献から支持されていないとしています。健康な方では、ビオチンをサプリメントでとる必要はないとも書かれています。そのうえで、不足と脱毛の両方がある方で補充の効果を確かめるには、大規模な二重盲検プラセボ対照試験が必要だと結論づけています。

本ページでは、ビタミンB群・ビオチン・亜鉛が髪の生え変わりにかかわる栄養素であることと、足りている方が飲んで髪が増えるかを確かめた研究はまだわずかである、という記述の根拠として参照しています。

※掲載した文献は、いずれも治療の一般的な考え方を示すものであり、お一人おひとりの結果を保証するものではありません。効果やリスクの現れ方には個人差があります。

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ソララクリニック

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監修者情報(医師紹介)

監修医師 佐藤雅樹(仙台 ソララクリニック院長)

監修医師:佐藤(さとう) 雅樹(まさき)

ソララクリニック 院長

専門分野:美容皮膚科

2000年 順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部形成外科入局。 大学医学部付属病院等を経て、都内美容皮膚科クリニックにてレーザー治療の研鑽を積む。2011年3月 ソララクリニック開院 院長就任。2022年 医療法人 松柴会 理事長就任。日本美容皮膚科学会 日本形成外科学会 日本抗加齢医学会 日本レーザー医学会 点滴療法研究会 日本医療毛髪再生研究会他所属。 
様々な医療レーザー機器に精通し、2011年3月にルビーフラクショナル搭載機器を導入し、15年以上この治療を続けている。各種エネルギーベースの医療機器を併用する複合治療に積極的に取り組む。

医師紹介

 初めて受診される皆様へ

※当院の治療はすべて自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は各ページの料金表または料金表ページをご覧ください。治療に伴うリスク・副作用は診察時にもご説明します。

最終更新日

薄毛治療のリスク・副作用・禁忌は薄毛治療(AGA)のページにまとめています。あわせてパントスチン(外用)もご覧いただけます。当院の治療はすべて自由診療(保険適用外)で、保険診療は行っておりません。

未承認の医薬品等に関する重要なお知らせ

ルグゼバイブは、国内で薬機法上の承認を受けていない製品です。自由診療(保険適用外)でのご提供となり、効果や経過には個人差があります。

①未承認であることの明示…ルグゼバイブは、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく国内の承認を受けていません。製造国の米国では、医薬品ではなく栄養補助食品(サプリメント)の扱いです。

②入手経路…医師の責任のもと、個人輸入により入手しています。*承認を受けていない医薬品・医療機器について「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のページをご確認ください。

③国内の承認医薬品等の有無…ルグゼバイブと同じ配合で、国内の承認を受けた医薬品はありません。女性型脱毛症(壮年性脱毛症)やびまん性の脱毛に対して国内で承認された内服薬はなく、承認を受けているものとしては、女性の壮年性脱毛症に用いるミノキシジル1%の外用薬(一般用医薬品)などがあります。

④諸外国における安全性等に係る情報…ルグゼバイブは、米国を含む主要な欧米各国で、医薬品としての承認を受けていません。米国では、販売前の承認を必要としない栄養補助食品の区分にあたり、輸出向けのため米国内では販売されていません。ルグゼバイブを用いた臨床試験の報告も見当たらず、情報が限られているため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。成分の多くが共通するパントガール(スイスなどで医薬品として承認)の添付文書には、胃腸の不快感や、発疹・かゆみ・じんましん、動悸・発汗などが記載されています。メーカーによると、cGMP(製造管理の基準)の認証を受けた米国の施設で製造されています。

⑤医薬品副作用被害救済制度について…未承認の医薬品等による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度などの公的な救済の対象になりません。

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